
このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは!このブログも7周年!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!

家づくりで間取りを考えるとき、「階段の寸法」まで気にしていますか?
「階段なんてどれも一緒でしょ?」
と思っているとしたら、それは少し危険かもしれません。
実は、階段の「踏面(ふみづら)」や「階段幅」は、たった数センチ違うだけで、上り下りのしやすさが劇的に変わるんです。
今回は、毎日使う場所だからこそ知っておきたい「安全な階段寸法の黄金比」について。
コストや間取りへの影響も見ながら、あなたの家に最適なサイズを「松・竹・梅」のランク別で見つけましょう!
💡 読む前にチェック!
「階段を緩やかにしたいけど、他の部屋が狭くなるのは嫌…」と悩んでいませんか?
階段と間取りのバランスは、プロでも頭を悩ませる難問です。「自分の希望する間取りに、理想の階段が入るのか?」を知りたい方は、私がオススメしている無料の間取り作成サービスでシミュレーションしてみるのが一番早いです。
(※記事の最後で、失敗しない使い方のコツを教えますね!)
まずは基本用語を知ろう(踏面・蹴上・階段幅)
階段の寸法を考えるとき、必ず出てくる用語が3つあります。

- 踏面(ふみづら): 足を乗せる板の奥行き。広いほど足がはみ出さず安全。
- 蹴上(けあげ): 1段の高さ。低いほど足が高く上がらなくて楽。
- 階段幅: 階段の横幅。
この「踏面」と「蹴上」のバランスで、階段の角度(上りやすさ)が決まります。
【比較】その階段、スキー場のゲレンデ並みかも?
「法律(建築基準法)を守っていれば安全なんでしょ?」
そう思うかもしれませんが、実は法律の最低基準はかなり緩い(急勾配)設定になっています。
こちらの比較図をご覧ください。

法律ギリギリ(56度)は危険!
一番左の「建築基準法(下限)」で作ると、踏面は15cmしかありません。
大人の足(24〜27cm)だと、半分近くがかかとからはみ出してしまいます。

このように、踏面が狭いと常につま先立ちで降りるような状態になります。
若いうちは良くても、荷物を持っている時や、高齢になった時には転落のリスクが高まります。
【松竹梅】あなたに合う寸法はどれ?
では、どのくらいの寸法にすれば良いのでしょうか?
予算やスペースに合わせて選べるよう、3つのランク(松・竹・梅)にまとめてみました。
基本的には「竹(標準)」を目指し、余裕があれば「松(理想)」にグレードアップするのが賢い選び方です。
【FP解説】広げても安い?でも「間取りのパズル」は超難問!
「安全なのはわかるけど、階段を広げるとコストはどうなるの?」
ここが一番気になりますよね。
実は、金銭的なコストだけで見れば、そこまで大きな差はありません。
- 「竹(標準)」→「松(理想)」にした場合
- 増える床面積:約0.5畳(半畳分)
- 増える建築費:約数万円〜15万円(坪単価による)
「え、たった数万円で一生安全になるなら、全員『松』にするべきじゃん!」
と思いますよね?

FPカルタの「本音」
実は、お金よりも大変なのが「間取りへの影響」なんです。
特に30坪前後のコンパクトな家では、階段をたった半畳広げるだけで、
「2階の廊下がなくなる」「収納が潰れる」「トイレが入らない」
といった玉突き事故が起きます。
階段を緩やかにするのは、間取りを作る側としては「超難問パズル」なんです。
だからこそ、無理をして家全体がいびつになるくらいなら、バランスの良い「竹(標準)」を選ぶのも立派な正解ですよ!
【注意】「廻り階段」の危険ゾーンを知ろう
寸法の次に大事なのが、「階段の形」です。
L字型やU字型に曲がる「廻り階段」にする場合、足を踏み外しやすい危険なゾーン(赤丸)が存在します。

内側の「三角ゾーン」は踏面がほとんどなく、踏み外す危険性が大!
スペースの都合で廻り階段にする場合でも、
「踊り場(青)」を設けるか、段数を減らしてリズム良く回れるように設計士に相談しましょう。
まとめ:図面で「寸法」をチェックしよう!
階段は、一度作ってしまうとリフォームで直すのが非常に難しい場所です。
契約前の図面を見るときは、部屋の広さだけでなく「階段の段数」や「1段のサイズ」もチェックしてみてください。
「標準仕様だから大丈夫」と思い込まず、自分たちの暮らしと間取りのバランスに合った「ランク(松・竹・梅)」を選んでくださいね!
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不動産FPカルタが教える
失敗しない家づくりの鉄則

私は元ハウスメーカーの営業マンで、今は不動産特化FPとして活動しています。
その経験から断言します。家づくりで失敗する人の9割は、「順番」を間違えています。
多くの人は、まず展示場へ行き、営業マンと何度も打ち合わせをして、「理想の間取り」が出来上がってから、最後に価格を知らされます。
これこそが、最も危険な落とし穴。
一度気に入った図面を前にすると、予算オーバーしていても「一生に一度だから…」と無理なローンを組んでしまうのです。FPとして、そんな悲劇をたくさん見てきました。
そうならないための唯一の自衛策は、最初に「予算内でどんな家が建つか」を把握すること。
私がこのブログでタウンライフだけを推奨するのは、間取りだけでなく「諸費用を含めた総額の資金計画書」を無料で作成してくれる唯一のサービスだからです。
営業トークに流される前に、まずはここで「現実的な予算のベース」を手に入れてください。
▼ 実際に届くプランはこんな感じです!

※土地がまだなくても作成OKです!
✍️ 失敗しない「備考欄」の書き方
相手もプロです。こちらの本気度を伝えると、出てくる提案の質が変わります。以下の赤枠のように具体的に入力しましょう。

👇 以下の文章をコピーして使ってください
・検討中の土地(または希望エリア):〇〇市〇〇町付近
・土地の広さ:40~50坪くらい
(※土地が決まっていない場合は「希望エリアで快適な間取りが入る土地を探してほしい」など)
【家族構成】
・夫婦+子供〇人(+将来的に親と同居の可能性あり など)
【希望する間取り】
・階段はできるだけ緩やかで安全な設計にしてほしい
・LDKは広くとりたいが、階段スペースとのバランスをプロに提案してほしい
・老後のことも考えて、動きやすい動線にしたい
【予算・その他】
・建物本体だけでなく、諸費用を含めた「総額」の資金計画書も必ずお願いします。
・安全性を重視しつつ、コストパフォーマンスの良いプランを希望します。






