
このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは!このブログも7周年!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!

「将来のことを考えて、寝室は絶対に1階!」
「重い洗濯物を持って、毎日階段を上り下りするのは嫌…」
「でも、親が泊まれる和室も欲しい!」
最近、この「完全1階完結型(平屋のような暮らし)」への憧れ、本当に増えています。
でも、これを実現しようとするとぶつかるのが「土地と予算の壁」です。
❌ よくある「詰み」パターン
- 全てを1階に詰め込もうとして、40坪以上の豪邸(予算オーバー)になる。
- 無理やり30坪に収めようとして、LDKが極狭&収納ゼロになる。
「やっぱり広い土地がないと無理か…」
そう諦める前に、まずは今回作成した「1.5階建ての解決プラン」をご覧ください!
平屋のような暮らしやすさと、総二階のコストパフォーマンス。いいとこ取りをした正解がこれです。


🏠 この家の基本スペック
- 1F床面積:80.32㎡(24.24坪)
- 2F床面積:41.63㎡(12.56坪)
- 延床面積:121.95㎡(36.81坪)
- 特徴:完全1階完結型・回遊動線
いかがでしょうか?
「これなら我が家も建てられるかも!」と思っていただけたのではないでしょうか。
では、この間取りが生まれた経緯と、こだわり抜いたポイントを解説していきます。
1. 1階を25坪に収める!コストダウンの工夫
この間取りの最大のポイントは、建築コストに大きく影響する「1階の床面積を約24坪に抑えたこと」です。
通常、1階に「LDK・寝室・和室・水回り」を全て詰め込むと、どうしても家全体が大きくなり(平屋化)、予算オーバーになりがちです。
しかし、今回は以下のルールで部屋を振り分けることで、コスト増を防ぎました。
✅ 部屋の振り分けルール
- 1階(ずっと使う部屋):LDK、寝室、和室、水回り
- 2階(将来空くかもしれない部屋):子供部屋、大容量収納(ファミリークローゼット)
子供たちが巣立った後、使用頻度が下がる部屋をあえて2階に配置。
これにより、1階の面積をコンパクトに抑えつつ、ご夫婦が一生過ごす1階のスペースには十分な広さを確保できました。
2. 合わせて25.5畳!風と光が抜ける設計
1階をコンパクトにしたと言っても、LDKが狭くては意味がありません。
そこで、廊下などの無駄を極限まで削ぎ落とし、LDKと和室を一体で使えるように設計しました。
- LDK:21畳
- 和室:4.5畳
合わせるとなんと25.5畳の大空間になります!
実際の広がりを、内観パースでご覧ください。

視線が抜けるから、もっと広く感じる
広さの秘密は「抜け感」にもあります。
キッチン上部の吊り戸棚(天袋)をあえて無くし、天井まで視線が抜けるようにしました。
北側のダイニング窓から、南側のリビング窓へ。
南北に一直線の「風の通り道」ができるため、面積以上の開放感を感じられます。
3. 寝室の隣には「防音収納」を配置
1階寝室でよくある悩みが「リビングの音がうるさい」という問題です。
「親はもう寝たいのに、子供がリビングでテレビを見ていて気になって眠れない…」なんてことは避けたいですよね。
そこで、寝室(6畳)とダイニングの間に、あえて「クローゼットと物入」を配置しました。

この収納が「防音壁(音のクッション)」の役割を果たします。
壁一枚で接するのではなく、洋服や物が詰まった空間を挟むことで、音の問題を解決しました。
4. 階段ゼロ!テラスで完結する洗濯動線
T様が一番気にされていた「洗濯動線」も、1階だけで完璧に回ります。
西側に配置した「脱衣室」で洗濯機を回し、そのまま勝手口から数歩で「南側の1階テラス」へ。
重い洗濯カゴを持って階段を上がる必要は、もう一生ありません。

あえて「バルコニーなし」を選択した理由
この家には、2階のバルコニーがありません。
もちろんバルコニーには良さがありますが、今回のT様邸においては、あえて無くす選択をしました。

💰 FPカルタの「損得勘定」
バルコニーは、防水工事や補強が必要なため、実は建築費がかなり高額になる設備です。
さらに、FRP防水などは紫外線に弱く、10年ごとにトップコートの塗り替えなどのメンテナンス費用が発生します。
「洗濯物は1階のテラスで干せる」という条件であれば、バルコニー費用をカットして、その分を1階テラスの目隠しフェンス代に回す。
これが、プライバシーを守りつつ、将来のメンテナンス費も抑える「賢いお金の使い方」です。
【参考】目隠しフェンスで外観はどう変わる?
1階で洗濯物を干すなら、外からの視線を遮る「目隠し」が重要です。
フェンスや塀のデザインを変えるだけで、家の印象もガラッと変わりますよ!



好みのスタイルに合わせて、外構計画も一緒に楽しんでみてくださいね。
まとめ:1階25坪の中に「理想」は全部入る!
「平屋は高いから…」と諦めていた理想の暮らし。
総二階をベースに、必要な部屋だけを1階に集めた「1.5階建て」なら、現実的な予算で叶えることができます。
- 老後安心:生活の全てが1階で完結
- 快適:25.5畳の広々パブリックスペース
- 家事楽:階段を使わない洗濯動線
- 賢い:バルコニー削減でメンテナンス費カット
土地の広さや予算で迷っている方は、ぜひこの「1.5階建て」という選択肢を検討してみてくださいね!
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