このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。
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今回の依頼主 大阪市在住 Tさん
こんにちわ!Tといいます。
今、大阪市内で注文住宅を建てようとしています。
我が家は、私と妻、中学1年の長男と小6の長女の4人家族です。
狭い敷地なので小さな家しか建てられませんが、良いアイデアが欲しいと思い依頼しました。
要望としては、こんな感じです。
- 家の大きさは30坪くらい。
- 子供の受験を考えて、寝室を1階に、子供部屋を2階にしたい。
- LDKは南側にして、20畳くらいの広々とした空間にしたい。
- 備つけのリビング収納が欲しい。
- 義父母がよく泊まりに来るので、1階に客室としての和室がほしい。
- 普段も使えるように、和室とリビングがつながっていると嬉しい。
- 洗面所と脱衣室を分けたい。
- お風呂は1階でも良いが、2階の方が便利かも。
いろいろ言いましたが、宜しくお願いします!
こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
あなたが注文住宅を建てるなら、どんな間取りが良いですか?
せっかくの新築一戸建て。
後悔は、絶対にしたくないですよね?
後悔しないためには、色々な間取りを提案してもらって比較することがとにかく大事!
ということでこの記事では、間取りの提案を実感してもらうべく、Tさんの実例を紹介します(もちろん、本人の許可済)。
Tさんからは8つの要望がありましたが、完成した間取りがコチラ!
- 1階に寝室と和室のある間取り
- 1F面積: 65.83㎡(19.87坪)
- 2F面積: 40.39㎡(12.19坪)
- 延床面積: 106.22㎡(32.06坪)
- 建築面積: 65.83㎡(19.87坪)
延床30坪の家で、「寝室と和室を1階に配置する」「20畳くらいのLDK」を両立するのは、なかなか難しいですが、しっかり収まりました。
Tさんの要望に、僕がどんな提案で応えたか、参考にしてみましょう!
寝室と和室はリビングから直接入れるように
Tさんの要望
- 1階に寝室と和室がほしい!
- 普段も使えるように、和室とリビングをつなげたい!
要望に応えるためした提案
- 寝室も和室もリビングから直接入るようにして、階段を挟んだ逆側に配置しました。
- 和室とリビングは収納式の3枚引き戸で仕切って、開け放てば空間の広がりを感じられるように♪
Tさんは「受験を考えて寝室を1階に、子供部屋を2階にしたい」とのことでした。
子供部屋と寝室の階を分けたいという要望はそこそこ多くて、他にも「夜間の仕事なので子供を起こさないように」とか、「高齢になったときに2階が寝室だと不便」とかいった理由がありますね。
今回の間取りでは、Tさんのご要望どおり、寝室が1階になっています。
またTさんは、客室にもできる和室もほしいとのこと。
ということは、1階にLDK+2部屋いることになります。
それほど大きくはない敷地なので、まず廊下を無くしてスペースを確保し、各部屋にはリビングから直接入るようにしました。
こうすることで、「普段使いできるように、和室とリビングをつなげたい」という要望も無事クリア!
リビングと和室の仕切りは、壁内に戸を収納できる3枚引き戸にして、開け放てばひとつの大きな部屋のように使えます。
付け加えて言えば、和室と寝室が離れた場所にあるのもポイントですね。
隣り合っていたら、泊めている方も泊まっている方も物音に気を使ってしまいますからね。
LDKは収納付の広々20畳
Tさんの要望
- LDKは南側にして20畳の広々空間にしたい!
- 備付けのリビング収納も欲しい!
要望に応えるためした提案
- LDKは広々約20畳!使いやすい位置に収納も配置しました。
30坪〜35坪の家では、LDKは18畳がおおよその基準になります。
それで20畳というと、ちょっと広めのLDKと言えますね。
そしてこの間取りのLDKは、ちょうど20畳。
さらに一体型となった和室を開け放てば、+4.5畳の大空間になります!
約30坪とは思えない広々空間ですね。
要望でもあったリビング収納も設置しました。
収納がこの位置であれば、常備薬や爪切りなどの雑貨類をまとめる場所にするも良し!
あるいは玄関横のクローゼットとして利用し、コート類をかけておくのも良しです!
家事が超楽になる2階洗面室+脱衣室
Tさんの要望
- 洗面室と脱衣室を分けたい!
- お風呂は2階でもOK!
要望に応えるためした提案
- 2階に水回りを配置して、洗濯の家事動線を短くしました♪
Tさんは、洗面室と脱衣室を分けたいと言っていて、お風呂も2階でOKということだったので、キッチン以外の水回りは2階に配置しました。
2階に洗面・お風呂を持ってくるのは、結構メリットが大きいです。
洗濯物を干すのに、1階と2階とで行き来するのって結構面倒ですもんね?
この間取りだと、洗濯機からベランダまでダイレクトで行けるので、家事動線がとにかく短いです。
特に1日に何度も洗濯する人にはオススメです。
(我が家は1日5回は洗濯してます。3人家族なのに…)
また、要望通り脱衣室と洗面室を分けたので、これで家族がお風呂に入っているときに歯を磨きにくいなんてこともありません。
義父母がよく泊まりに来るそうですが、その時も便利ですね。
階段室があると何かと便利
Tさんと話をしているうちに、階段室の話になりましたので追記です。
この間取りでは階段下をトイレにして、スペースを有効活用することにしました。
掲載元:株式会社ウエカド
階段下トイレは賛否両論あるところですが、僕としては、天井高と通気性さえ確保できれば全然OK!と思っています。
Tさんも同じ考えだったので採用することになりました。
そして、リビングから直接トイレが見えるのは嫌なので、小さな階段室として扉で仕切ったわけですが、これが結構Tさんが気に入ってくれたポイントになりました。
この間取りでは、2階に上がるには必ずリビングを通るので、家族が顔を合わせやすくなってます。
それでいてリビング階段のように上部が吹き抜けになっておらず、階段室として仕切ってあるので、エアコンの効率も良いです。
家族の距離感と冷暖房の効率化が、両立できるわけですね。
あと洗面所が2階にあるので、1階でも手が洗いやすいように、洗面台をつけました。
ちょっとしたことですけど、そこでの生活をイメージしながら間取りを作るのって、本当に大切です。
さいごに
いかがでしたか?
ここでは、Tさんの要望した間取りについて、どのような形で要望に応えていったか参考にしてもらいました。
最初にも言いましたが、間取りで後悔しないためには、比較が何より大切です!
ハウスメーカーや工務店によって、できる間取りとできない間取りというのもあるので、少なくとも3社からは間取りを提案してもらいましょう!
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