
このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは!このブログも7周年!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!

「間口が狭くて、奥に細長〜い土地…」
「こんな『うなぎの寝床』で、理想の家なんて建つの?」
土地探しをしていると、条件は良いのに形が悪い…そんな土地に出会うことがありますよね。
今回は、そんな難易度の高い「間口7m・奥行き20m」という土地を購入されたM・O様から、
「この土地で、明るくて家事がラクな家を考えてほしい!」
というご依頼をいただいた際に、私が作成した「奥行きを逆手に取った解決プラン」を公開します!
💡 読む前にチェック!
今回の事例を見て「うちの土地(候補地)なら、いくらで建つんだろう?」と気になった人は、私がオススメしている無料の間取り作成サービスでシミュレーションしてみるのが一番早いです。
(※記事の最後で、失敗しない使い方のコツを教えますね!)
「細長い土地=狭い家」
そう思い込んでいませんか?
実は、プロの視点で見れば、その「奥行き」は最大の武器になるんです。
私がM・O様のために設計した「解決策(外観と間取り)」がこちらです!


🏠 この家の基本スペック
- 間口7mの細長い土地を活かす家
- 1F床面積:64.17㎡(19.37坪)
- 2F床面積:64.20㎡(19.38坪)
- 延床面積:128.38㎡(38.75坪)
これで延床面積は約38坪。
それでは、このプランに込めた「細長さを活かす魔法」について、詳しく解説していきます!
【広さの工夫】視線が抜ける「一直線LDK」
細長い家で一番やってはいけないこと、それは「部屋を細かく壁で区切る」ことです。
今回は、キッチンからリビング、そして奥の畳コーナーまでを「壁のない24畳の大空間」として設計しました。
キッチンから家族全員が見渡せる!

いかがですか?
間口7mの土地とは思えない開放感じゃないでしょうか。
キッチンで料理をしていても、リビングでくつろぐパパや、奥で遊ぶ子供たちの様子が、首を振るだけで把握できるんです。
これこそが、細長いLDKだけの特権「見守り動線」です。
⚠️ 細長い土地は「建築費」に注意!
実は、こういう「大空間」や「変形地」での建築は、ハウスメーカーによって得意・不得意がはっきり分かれます。
得意な会社なら安く済みますが、不得意な会社だと「規格外工事」として数百万円も高くなることがあるんです。
だからこそ、土地が特殊な場合ほど、必ず「複数社の見積もり」を比較して、足元を見られないようにしてくださいね。
カフェ風ダイニングで「非日常」を演出
「おしゃれな対面キッチンにしたい」というご要望には、レンガ調のアクセントクロスと、造作のワイドカウンターでお応えしました。

横幅が限られるダイニングには、大きなテーブルを置くと通路が狭くなってしまいます。
そこで、キッチンと一体化したカウンターを設置。
食事はもちろん、お子様のリビング学習スペースとしても大活躍する、省スペースなアイデアです。
「和」と「洋」をつなぐ畳コーナー
リビングの奥には、ご主人の希望だった「オコタ(こたつ)が置ける畳スペース」を配置。

あえて段差のないフラットな畳コーナーにすることで、リビングとの一体感が生まれます。
子供のお昼寝スペースや、洗濯物を畳む家事スペースとしても重宝しますよ。
【家事ラク】「洗う・干す・しまう」を2階に集約!
細長い土地の1階にLDKとお風呂を無理やり詰め込むと、どうしてもLDKが狭くなってしまいます。
そこで今回は、思い切って「お風呂と洗面所を2階」に配置しました。
洗濯動線が「0秒」になる魔法
これが、共働き夫婦に大ヒット間違いなしの配置です!
洗濯機から濡れた重い服を取り出して、歩いて数歩でバルコニーに干せるんです。

【収納&デザイン】細部までこだわった工夫
玄関も「奥行き」で魅せる
家の顔である玄関も、細長さを活かして奥行きのあるデザインに。
アーチ状の垂れ壁(アール垂れ壁)の奥には、大容量の土間収納を完備しています。

細長いからこそスタイリッシュな外観
最後に、完成イメージの外観です。
「うなぎの寝床」という言葉の古臭いイメージを覆す、モダンでスタイリッシュなデザインに仕上がりました。

まとめ:土地の形が悪くても、理想の家は建つ!
「土地が細長いから…」
そう言って諦める前に、一度プロに相談してみてください。
今回のM・O様への提案のように、プロのアイデア一つで、デメリットだと思っていた「奥行き」が、家族をつなぐ「最高のメリット」に変わることがあります。
土地の形が悪くても、価格が安いならチャンス!
浮いたお金をインテリアや設備に回して、このプランのような「賢い間取り」を実現するのも、マイホームのひとつの正解ですよ!
📌 この間取りを「Pinterest」に保存する
「細長い土地の間取りアイデアとして保存!」という方は、この画像の上に出てくる「P(保存)」ボタンを押して、Pinterestのボードに保存しておくと便利です。

※画像をクリックすると保存ボタンが表示されます
不動産FPカルタが教える
失敗しない家づくりの鉄則

私は元ハウスメーカーの営業マンで、今は不動産特化FPとして活動しています。
その経験から断言します。家づくりで失敗する人の9割は、「順番」を間違えています。
多くの人は、まず展示場へ行き、営業マンと何度も打ち合わせをして、「理想の間取り」が出来上がってから、最後に価格を知らされます。
これこそが、最も危険な落とし穴。
一度気に入った図面を前にすると、予算オーバーしていても「一生に一度だから…」と無理なローンを組んでしまうのです。FPとして、そんな悲劇をたくさん見てきました。
そうならないための唯一の自衛策は、最初に「予算内でどんな家が建つか」を把握すること。
私がこのブログでタウンライフだけを推奨するのは、間取りだけでなく「諸費用を含めた総額の資金計画書」を無料で作成してくれる唯一のサービスだからです。
営業トークに流される前に、まずはここで「現実的な予算のベース」を手に入れてください。
▼ 実際に届くプランはこんな感じです!

※土地がまだなくても作成OKです!
✍️ 失敗しない「備考欄」の書き方
相手もプロです。こちらの本気度を伝えると、出てくる提案の質が変わります。以下の赤枠のように具体的に入力しましょう。

👇 以下の文章をコピーして使ってください
・検討中の土地(または希望エリア):〇〇市〇〇町付近
・土地の広さ:間口〇m × 奥行〇mくらい
(※土地が決まっていない場合は「30坪前後の変形地でも快適な間取りを希望」など)
【家族構成】
・夫婦+子供〇人
【希望する間取り】
・うなぎの寝床のような土地ですが、暗くならない工夫をしてほしい
・LDKはできるだけ広く見せたい
・家事動線を短くしたい(2階水回りも検討可)
【予算・その他】
・FPに相談するため、建物本体だけでなく諸費用を含めた「総額」の資金計画書も必ずお願いします。







