
このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは!このブログも7周年!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!

「限られた坪数でも、広いLDKが欲しい!」
「収納もたっぷりで、コストも抑えたい…」
そんなワガママな(笑)要望を全て叶えるには、どうすればいいのでしょうか?
今回は、大阪から沖縄へ移住することになったK様(34歳・3人家族)の実例をもとに、
「28坪でも20畳以上のLDKを実現する魔法の間取り」をご紹介します!
💡 読む前にチェック!
今回の事例を見て「うちの土地(候補地)なら、いくらで建つんだろう?」と気になった人は、私がオススメしている無料の間取り作成サービスでシミュレーションしてみるのが一番早いです。
(※記事の最後で、失敗しない使い方のコツを教えますね!)
📩 K様からのご要望
- 広さ:約25坪前後の平屋(3LDK希望)
- LDK:なんと20畳以上欲しい!
- 収納:サーフボード等が置ける広い土間収納
- その他:沖縄の気候対策、コストは抑えたい
「25坪前後でLDK20畳!? それは無理じゃない…?」
そう思うかもしれませんね。
でも、工夫次第で実現できるんです。
私が提案した「解決策(間取りと外観)」がこちらです!


🏠 この家の基本スペック
- 間口7mの細長い土地を活かす家
- 1F床面積:64.17㎡(19.37坪)
- 2F床面積:64.20㎡(19.38坪)
- 延床面積:128.38㎡(38.75坪)
これで延床は約28坪。
それでは、この間取りについて解説していきますね!
【広さの工夫】廊下を消して「タテ」に伸ばす!
K様の一番の希望である「広いLDK」。
これを叶えるために、大胆なカットを行いました。
廊下と玄関ホールを「完全消滅」させる
通常、廊下やホールで2~3坪使ってしまうところを全てLDKに取り込むことで、延床28坪の家とは思えない「23.5畳」の大空間が生まれました。


カルタの解説
「玄関開けたらすぐリビング!?」と心配になりますよね。
そこで、玄関とリビングの間には半透明の引違いドアの設置を提案します。これなら光を通しつつ視線を遮れるので、圧迫感のない仕切りになりますよ!
勾配天井で「タテ」の広がりを作る
平屋の特権である「屋根裏空間」を活用して、リビングを勾配天井(高い天井)にしました。
言葉で説明するより、スケッチを見比べてみてください。
天井の高さが違うだけで、これだけ開放感が変わります!


リビング直結で「家族の距離」を近く
廊下がないので、子供部屋も寝室もリビングから直接アクセスできます。

2階建てだと、子供は自分の部屋にこもってしまって、日中はリビングに奥様ひとり…なんてことも多いですよね。
でもこの間取りなら、「ご飯だよー!」と呼べばすぐ聞こえる距離感。いつでも家族の気配を感じられる、温かい家になります。
【家事ラク】汚さない!生活感を見せない!
沖縄ライフを楽しむK様のために、「汚れ」と「音」の問題を解決する配置にこだわりました。
サーファー必見!「汚れを持ち込まない」裏動線
沖縄でサーフィンを楽しむK様のために、泥や砂をリビングに入れない最強のルートを作りました。

「テラスで洗う」→「土間収納へ」→「洗面所で着替え」→「リビングへ」

カルタの解説
この一直線ルートがあれば、部屋が砂だらけになるストレスから解放されます。
もちろん、土間収納はベビーカーやゴルフバッグも丸ごと入る3畳の広さを確保しました!
トイレ前に「クッション洗面所」
廊下がない家で一番困る「トイレの音問題」。
これを解決するために、リビングとトイレの間に「ワンクッション置ける洗面スペース」を設けました。

音やニオイを遮断しつつ、手洗い動線も確保できる一石二鳥のアイデアです。
【コスト&気候】沖縄の風土に合わせた外観デザイン
最後に、予算と土地柄に合わせた工夫をご紹介します。
風の通り道を作る
高温多湿な沖縄の気候に合わせて、窓の配置を工夫しました。
「南から北へ」風が一直線に抜けるように窓を配置することで、湿気がこもらず、エアコンに頼りすぎない快適な暮らしが実現します。

⚠️ 「平屋は安い」の落とし穴
「2階がない分、安く済むだろう」と思っていませんか?
実は平屋は、基礎と屋根の面積が2階建ての倍になるため、坪単価は割高になる傾向があります。
予算内で理想の平屋を建てるには、今回紹介するような「設計の工夫」と、「平屋が得意な会社選び」が不可欠です。必ず複数社で見積もりを取って比較してくださいね。
シンプルな箱型+「ふかし壁」マジック
コストを抑えるために、家の形は一番お金のかからない「シンプルな長方形」に。
でも、それだと見た目が寂しくなってしまいます。
そこで提案したのが「ふかし壁」というテクニックです。

カルタの解説
論より証拠。この3枚の画像を見比べてみてください。
「同じ形」なのに、壁を少し出すだけでこんなに印象が変わるんです!

コストは一番安いですが、正直「集会所」のように味気ない印象に…。

壁を少し前に出して「疑石(タイル)」を貼るだけで、一気に高級感が出ました!

紺色に変えれば、沖縄の海に似合う「マリンスタイル」に大変身!
このように、大きなコストをかけなくても、「壁をふかす」「色を変える」という工夫だけで、注文住宅らしいデザインは作れるんです。
まとめ:あなたの「ワガママ」も、プロなら形にできます
「予算が足りないから…」「土地が狭いから…」
そう言って諦める前に、一度プロに相談してみてください。
今回のK様のように、プロのアイデア一つで、不可能だと思っていた要望が「理想の間取り」に変わることがあります。
私も含め、住宅のプロはあなたの「夢」を聞くのが大好きです。
ぜひ、遠慮せずにたくさんのワガママをぶつけてみてくださいね!
📌 この間取りを「Pinterest」に保存する
「あとでゆっくり見返したい!」という方は、この画像の上に出てくる「P(保存)」ボタンを押して、Pinterestのボードに保存しておくと便利です。

※画像をクリックすると保存ボタンが表示されます
不動産FPカルタが教える
失敗しない家づくりの鉄則

私は元ハウスメーカーの営業マンで、今は不動産特化FPとして活動しています。
その経験から断言します。家づくりで失敗する人の9割は、「順番」を間違えています。
多くの人は、まず展示場へ行き、営業マンと何度も打ち合わせをして、「理想の間取り」が出来上がってから、最後に価格を知らされます。
これこそが、最も危険な落とし穴。
一度気に入った図面を前にすると、予算オーバーしていても「一生に一度だから…」と無理なローンを組んでしまうのです。FPとして、そんな悲劇をたくさん見てきました。
そうならないための唯一の自衛策は、最初に「予算内でどんな家が建つか」を把握すること。
私がこのブログでタウンライフだけを推奨するのは、間取りだけでなく「諸費用を含めた総額の資金計画書」を無料で作成してくれる唯一のサービスだからです。
営業トークに流される前に、まずはここで「現実的な予算のベース」を手に入れてください。
▼ 実際に届くプランはこんな感じです!

※土地がまだなくても作成OKです!
✍️ 失敗しない「備考欄」の書き方
相手もプロです。こちらの本気度を伝えると、出てくる提案の質が変わります。以下の赤枠のように具体的に入力しましょう。

👇 以下の文章をコピーして使ってください
・検討中の土地(または希望エリア):〇〇市〇〇町付近
・土地の広さ:〇〇坪くらい
(※土地が決まっていない場合は「希望エリアで30坪前後の平屋が建つ土地を探してほしい」など)
【家族構成】
・夫婦+子供〇人
【希望する間取り】
・28坪前後で3LDKの平屋を希望
・できるだけ廊下をなくしてLDKを広くしたい
・勾配天井などで開放感を出したい
【予算・その他】
・FPに相談するため、建物本体だけでなく諸費用を含めた「総額」の資金計画書も必ずお願いします。
・平屋の実績が豊富な会社からの提案を希望します。






