キッチン通路幅80cm・95cm・120cmの比較イラスト。コックピット型・標準型・ゆとり型の違いを立体的なアイソメトリック図で表現

このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。

【PR】

こんにちは!このブログも7周年
ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

カルタ

キッチンの間取り図を見ているとき、「通路幅なんて、広ければ広いほどいいでしょ?」と思っていませんか?
実はそれ、大きな間違い

通路が広すぎると、振り返ってからお皿を取るまでに「無駄な一歩」が必要になり、毎日の料理でじわじわと疲労が溜まってしまいます。

逆に狭すぎれば、すれ違いのたびにストレスが…。
まさにキッチン通路幅は、「広すぎてもダメ、狭すぎてもダメ」な奥が深い世界なんです。

今回は、マイホームを新築した先輩105人のリアルな口コミを元に、「80cm」「95cm」「120cm」の3つの距離感を徹底検証します!

【比較】通路幅で変わる「料理のスタイル」

通路幅の違いは、単なるスペースの違いではありません。
あなたがキッチンで「どう動くか(歩数)」が変わるんです。

① 通路幅80cm:動かない「コックピット型」

まずは、少し狭めに感じる80cm(70cm〜85cm前後)。
「えっ、狭くない?」と思うかもしれませんが、実は料理好きの方から根強い人気があるのがこのサイズ感です。

キッチン通路幅80cmの俯瞰図。人が立つと背面収納がすぐ後ろにあるコックピット型の間取りパース
▲振り返るだけで背面収納に手が届く、最短動線

この距離感の最大の魅力は、「一歩も動かずに全てに手が届く」こと。
シンクで洗った野菜を、振り返ってすぐ後ろの作業台に置く。コンロで調理しながら、後ろの棚からお皿を取り出す。
これら全ての動作が、足を動かさずに「体の向きを変えるだけ」で完結します。まるで飛行機のコックピットのような、自分だけの城を作りたい人には最適です。

🔵 メリット(移動ゼロ)

  • 振り返るだけでお皿が取れるので、歩数が最小限で済む。
  • 下ごしらえから配膳まで、定位置でテキパキこなせる。

🔴 デメリット(渋滞注意)

  • 二人がすれ違うのは困難(横歩きしないと通れません)。
  • 食洗機や引き出しを全開にしていると、後ろを通行できない。

💬 先輩施主のリアルな声

施主Aさんのアイコン

大阪府 Yさん(幅70cm)

「一人で作業する分には十分。体をねじると後ろのカップボードに手が伸びる幅でちょうどいいです。ただ、人がすれ違うには狭く、どちらかが体を逸らせないといけません。」

施主Bさんのアイコン

愛知県 Aさん(幅75cm)

「振り向けばなんでもすぐ手に届くので便利ですが、子供や夫が後ろを通ったりするときに狭く感じます。あと15cmくらいあると楽かなぁと思います。」

② 通路幅95cm:失敗しない「ゴールデンゾーン」

次は、標準的な95cm(90cm〜100cm前後)。
多くのシステムキッチンメーカーやハウスメーカーが推奨する、最もバランスの良い距離感です。

キッチン通路幅95cmの俯瞰図。作業スペースと背面収納のバランスが良い標準的な間取りパース
▲引き出しを開けても人が通れる、余裕のある標準サイズ

95cmという距離は、「作業効率」と「通りやすさ」のいいとこ取りができる広さです。
振り返って「一歩」踏み出せば、無理なく背面のカウンターに手が届きますし、冷蔵庫やオーブンレンジの扉を開けても、壁にぶつかるような圧迫感がありません。

また、誰かが作業していても、後ろを「すいません〜」と言いながら通ることができる最低限の幅も確保されています。
「狭すぎるのは嫌だけど、広すぎて動線が悪くなるのも困る」という方は、このサイズを選べばまず失敗はありません。

🔵 メリット(黄金比)

  • 振り返って「一歩」で背面収納に届く、ストレスのない距離。
  • 冷蔵庫やカップボードの引き出しを開けても余裕がある。
  • 後ろを人がギリギリ通れる(少し気を使う程度)。

🔴 デメリット(特徴なし)

  • 特になし(強いて言えば、特徴がないのが特徴です)。

💬 先輩施主のリアルな声

施主Cさんのアイコン

千葉県 Yさん(幅100cm)

「シンク側から振り返った時に丁度良い距離なので、使いやすいです。ただ、2人以上でキッチンにいるときに、すれ違ったりするのには狭いかなと感じます。」

施主Dさんのアイコン

群馬県 Kさん(幅85cm)

「冷蔵庫まですぐですし、冷蔵庫の扉も問題なく開けられるので、ちょうどいいです。」

③ 通路幅120cm:親子で立てる「ゆとりスタイル」

最後は、かなり広めの120cm(110cm以上)。
もしあなたが、「週末は夫婦で料理をしたい」「子供とお菓子作りを楽しみたい」と考えているなら、この広さが大正解です。

キッチン通路幅120cmの俯瞰図。人と背面収納の間に十分な距離があるゆとり型の間取りパース
▲ママが料理中でも、後ろをパパや子供が余裕で通れます

120cmあれば、大人が二人並んでも肩が触れ合うことはありません。
例えば、ママがコンロで炒め物をしている後ろで、パパが冷蔵庫からビールを取り出す…なんてシーンでも、お互いに道を譲り合う必要がないんです。

ただ、一人で料理をする時には少し注意が必要です。
振り返ってから背面収納に届くまでに「1.5歩〜2歩」歩くことになるため、調理中に行ったり来たりを繰り返すと、「なんだか無駄に動いている気がする…」と感じてしまうかもしれません。

🔵 メリット(渋滞知らず)

  • 誰かが冷蔵庫を開けていても、後ろを余裕で通れる。
  • 複数人でキッチンに立ってもぶつからず、パーティ準備も楽々。

🔴 デメリット(遠い)

  • 背面収納が遠い(振り返ってから「よいしょ」と歩く必要あり)。
  • 配膳のたびに移動が必要になり、毎日の積み重ねで疲れることも。

💬 先輩施主のリアルな声

施主Eさんのアイコン

福岡県 Nさん(幅150cm)

「1人で料理をする際にも広すぎず、2人で料理するとしても十分なスペースが確保できるのでちょうど良いと思います。」

施主Fさんのアイコン

和歌山県 Eさん(幅120cm)

「1人で料理する分にはちょうどいい広さです。ただ、あんまり広いとお皿を取りに何度も移動したりもしますし、レンジが遠いと大変かなとも思います。」

カルタ

カルタの解説

迷ったら「95cm〜100cm」にしておけば、まず後悔しません!

・80cm:一人でテキパキ料理したい「職人肌」の方へ。
・95cm:効率も開放感も欲しい「欲張り」な方へ。
・120cm:家族みんなでキッチンに立ちたい「パーティ派」の方へ。

自分の家事スタイルに合わせて選んでみてくださいね!

「自分たちの希望の間取りだと、通路幅はどうなる?」と気になった方は、プロに図面を描いてもらうのが確実です。
👉 無料で間取りプランを作成してもらう(タウンライフ家づくり)

📌 この記事を「Pinterest」に保存する

「間取り決めの時に見返したい!」という方は、
この画像の上に出てくる「P(保存)」ボタンを押して、Pinterestのボードに保存しておくと便利です。

キッチン通路幅80cm・95cm・120cmの比較まとめ図解。狭小スペース向けから複数人作業向けまで、それぞれの特徴と推奨サイズを解説

※画像をクリックすると保存ボタンが表示されます