このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは!このブログも7周年!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!

マイホーム計画、最初の大きな壁が「土地探し」ですよね。なにから始めたらいいか悩んで、最初の一歩が踏み出せない人もいれば、理想の土地を探しすぎで、いわゆる土地探し迷子になっている人もいます。

そんな難しくて悩ましい土地探しですが、成功するために、より着実な方法があります!それは…
土地探しを、ハウスメーカーに任せてしまうこと!
「土地のプロは不動産会社では?」と思うかもしれませんが、ハウスメーカーに土地探しをお願いすると、8つの大きなメリットが得られるんです。
この記事では、業界人である私の結論として、
- なぜハウスメーカー依頼がおすすめなのか?(8つの理由)
- 土地探しに失敗しないための注意点と対策
- 土地探しとメーカー選びを同時に進めるの方法
をお届けします。
あなたの土地探しの不安が解消され、後悔のない家づくりをスムーズにスタートできますように!
不動産会社とハウスメーカーは「目的」が違うことに注意!

土地探しをするなら、まず思い浮かぶのが不動産会社。ガラスの壁にベタベタと物件情報が貼ってある会社がありますよね?その会社です。
またハウスメーカーでも土地の紹介は受けられます。住宅展示場に来るお客さまの6〜7割は土地探しからなので、ハウスメーカーには多くの不動産会社から物件情報が持ち込まれます。その物件情報を紹介してもらうことができます。
ここで知っておいて欲しいのは、両者の「目的」に決定的な違いがあるということです。
不動産会社は「土地を売ること」が目的
- 目的:土地を仲介して、仲介手数料を得ることが最大の目的。
- 視点:「売れる土地か」「条件の良い土地か」が主眼。
- 家との連携:あなたがどんな家を建てたいか、その土地で実現可能か、という視点は二の次になりがち。建築の専門知識は限定的。
ハウスメーカーは「家を建てること」が目的
- 目的:自社の家を建ててもらうことが最大の目的。
- 視点:「この土地で、お客様の理想の家が問題なく建てられるか」が主眼。
- 家との連携:家づくりのプロとして、建物プランや資金計画と密接に連携しながら土地を探してくれる。
つまり、「理想のマイホームを建てる」というあなたのゴールと完全に一致しているのは、ハウスメーカーです。この違いが、土地探しを依頼する上でかなりに重要になってきます。
なぜ?ハウスメーカーでの土地探しがオススメな8つの理由
では、具体的にハウスメーカーに土地探しを依頼するメリットを8つ、詳しく見ていきましょう!
理由1:家づくりのゴールが同じだから安心!

前述の通り、ハウスメーカーのゴールは「自社の家を建ててもらう」こと。これはあなたの「マイホームを建てたい」という目的と完全に一致しています。ハウスメーカーは新築までのスケジュールを立て、土地購入から住宅ローンの申込タイミングまで、きめ細かくアドバイスをしてくれます。
理由2:建築のプロ目線で「本当に家が建つ土地」を選別
土地情報を見る際、ハウスメーカーの担当者は単なる立地や価格だけでなく、以下の点を厳しくチェックします。
- この土地で、希望する規模や仕様の家が建てられるか?
- 都市計画法や建築基準法などの法規制はクリアできるか?
- 造成費、地盤改良費、インフラ引き込み費用など、想定外の費用が発生しないか?
- 日当たりや風通しなど、快適な暮らしに必要な条件はどうか?
建築のプロだからこそ気づけるポイントを押さえ、「買ったはいいけど家が建てられない(建てにくい)」という最悪の事態を防いでくれます。
理由3:建物プランと連携し、必要な土地の広さ・形状が明確に

「土地が決まらないと家のプランは考えられない」と思っていませんか? 実は逆で、「どんな家を建てたいか」を先にイメージする方が、効率的に土地を探せます。 大まかな希望(部屋数、広さ、駐車スペース、庭など)を伝えれば、ハウスメーカーは「それなら最低〇坪は必要ですね」「南側にリビングを広く取るなら、こういう間口の土地が良いですよ」と、必要な土地のスペックを具体化してくれます。これにより、無駄に広すぎる(=高すぎる)土地を買ってしまう失敗を防げます。
理由4:全体の資金計画と連動し、土地予算を正確に把握
家づくりで最も避けたいのが「土地に予算をかけすぎて、建物にお金を回せなくなった!」という資金計画の失敗。 ハウスメーカーに相談すれば、建物本体の概算費用に加え、登記費用、ローン手数料、火災保険料などの諸費用、外構費や地盤改良費などの付帯工事費まで含めた総予算を算出してくれます。これにより、「土地にいくらまで使えるか」が明確になり、予算オーバーのリスクを大幅に減らせます。
理由5:100点満点はない!土地の弱点を「設計力」でカバー

立地、価格、広さ、日当たり…すべてが完璧な100点満点の土地は、まず見つかりません。大切なのは「70点の土地を見つけて、残りの30点を家の設計でカバーする」という発想転換です。 例えば、少し形が悪い「変形地」や、日当たりに難がある土地でも、価格が安い場合があります。ハウスメーカーは、その土地の特性を理解した上で、採光やプライバシー確保などを考慮した最適なプランを提案してくれます。土地の弱点をメリットに変える設計力こそ、ハウスメーカーの強みです。
理由6:複雑な法規制を事前にチェック、建築可否を判断
土地には、建ぺい率・容積率、高さ制限、斜線制限、接道義務など、様々な法規制が複雑に絡み合っています。これらを素人が正確に理解するのは困難です。 「安くて良い土地だ!」と購入を決めた後で、法規制によって希望通りの家が建てられないことが判明する…という悲劇も。ハウスメーカーなら、建築の専門家としてこれらの法規制を事前に調査し、建築の可否や注意点を明確にしてくれるので安心です。
理由7:一般公開前の「未公開土地情報」に出会える可能性も

好条件の土地は、SUUMOやHOME’Sといったポータルサイトに掲載される前に、水面下で売買が決まってしまうことが少なくありません。ハウスメーカーは、日頃から付き合いのある不動産会社や独自のネットワークを通じて、こうした一般には出回らない「未公開物件」の情報を持っていることがあります。これは大きなアドバンテージと言えるでしょう。(ただし、必ずしも未公開情報が出てくるとは限らない点は留意しましょう。)
理由8:経験を活かした「値引き交渉」の味方になることも!
意外かもしれませんが、土地の価格は交渉できるケースがあります。特に売主が早く手放したい事情がある場合などはチャンスです。とはいえ、個人で価格交渉をするのはハードルが高いですよね。 そんな時、ハウスメーカーの担当者が、経験と不動産会社との関係性を活かして、値引き交渉をサポートしてくれることがあります。土地価格が下がれば、その分建物に予算を回せるため、ハウスメーカーにとってもメリットがあるからです。
【体験談】ハウスメーカー経由で希望エリアの土地を見つけた人の事例

(大阪府:S・Kさん)
「子供の学区を変えずに家を建てたくて土地を探していましたが、人気のエリアでなかなか良い土地が見つからず…。諦めかけていた時に相談したハウスメーカーの担当者さんが、地元の不動産会社に粘り強くあたってくれて、希望エリアの未公開情報を紹介してくれたんです!少し変形地でしたが、設計の工夫で理想の間取りが実現でき、予算内で収まりました。あの時相談していなければ、マイホームは叶わなかったかもしれません。」
このように、ハウスメーカーとの連携が成功の鍵となるケースは多いです。
注意!ハウスメーカー土地探しの注意点と対策
メリットの多いハウスメーカーでの土地探しですが、いくつか注意点もあります。事前に知っておいて、対策をとりましょう。
ハウスメーカーへの「縛り」が発生する可能性

土地探しは基本的に無料サービスですが、それは「そのハウスメーカーで家を建ててもらう」ことが前提です。紹介された土地が気に入り契約に至った場合、他のハウスメーカーに変更するのはかなり難しくなりますし、トラブルの原因にもなりかねません。
<対策>
土地探しを依頼する=そのハウスメーカーで建てる可能性が高い、という意識を持つこと。依頼前に「土地だけ紹介してもらって、建築は他社でも良いか」を確認するのは失礼にあたる場合が多いです。まずはメーカー選びと並行して進め、候補を絞り込む段階で本格的に依頼するのが良いでしょう。万が一、断る場合は誠意をもって早めに伝えましょう。
紹介される土地が偏る可能性も
ハウスメーカーによっては、自社で保有している土地(建築条件付き土地など)や、利益率の高いプランが建てやすい土地を優先的に紹介する可能性もゼロではありません。
<対策>
1社だけでなく、複数のハウスメーカーに相談し、提案内容を比較検討することが重要です。また、自分でインターネットなどで探した土地情報をハウスメーカーに持ち込み、意見を聞いてみるのも良いでしょう。
仲介手数料の有無を確認しよう
ハウスメーカーが自社で所有している土地(売主)を購入する場合、仲介手数料はかかりません。しかし、他の不動産会社が売主の土地をハウスメーカー経由で紹介(仲介)してもらう場合は、規定の仲介手数料(物件価格の3%+6万円+消費税が上限)が発生します。
<対策>
紹介された土地がどちらのケースなのか、契約前に必ず確認しましょう。
「建築条件付き土地」のメリット・デメリット

ハウスメーカーに土地探しを依頼した場合、「建築条件付き土地」の紹介を受けるかもしれません。
建築条件付き土地とは、指定されたハウスメーカーで一定期間内(通常3ヶ月程度)に建築請負契約を結ぶことを条件に販売される土地のこと。
これにもメリットとデメリットがあります。
建築条件付き土地のメリット
- 相場より価格が安い場合がある
- 土地と建物の窓口が一本化される
建築条件付き土地のデメリット
- 建築会社を選べない
- 設計の自由度が低い場合がある
- 建物の相見積もりが取れない
- 契約までの期間が短い。
建築条件付き土地を紹介された場合、価格だけでなく、プランの自由度や契約内容(契約期間、解約条件など)を慎重に確認しなければいけません。「条件を外して土地だけ購入できないか」交渉する余地もあるにはありますが、難しいケースが多いです。
失敗談から学ぶ土地探しでよくある後悔

ここで土地探しで陥りやすい「失敗談」と「教訓」を紹介します。実際によくあることなので、ご注意を!
- 「安いと思ったら、造成費が数百万円!予算オーバー…」
→ 見た目だけでなく、隠れた費用がないかプロ(HM)にチェックしてもらうべきだった。 - 「日当たり最高!と思ったら、隣に高い建物が建つ予定だった…」
→ 周辺環境や将来の変化についても確認が必要だった。HMなら用途地域などもチェックしてくれる。 - 「良い土地!と契約したけど、希望の間取りが入らなかった…」
→ 土地契約前に、必ずプランとセットで検討すべきだった。 - 「不動産会社に任せきりで、HMに相談したら『その土地ではうちの標準仕様は難しい』と…」
→ 土地探しとHM選びは連携させるべきだった。
これらの失敗は、ハウスメーカーと早期に連携することで防げる可能性が高いものばかり。だからこそ、土地探しはハウスメーカーにお任せするのをオススメするわけです。
土地探しとハウスメーカー選びを同時にできる賢い方法
はい、質問!
おっと、なんでしょう?
土地だけ探してもらっておいて、家は他で建てます!なんて言いにくい…。だから、土地探しを依頼するハウスメーカーは慎重に選ばなきゃいけないってことだよね?
ふむ。その通りです。
でもさ、土地が決まってないと、間取りの提案もできないでしょ?どんな提案をしてくれるかわからないのに、ハウスメーカーを選ぶのは難しくない!?
確かにその通り。そこで良い方法があります!マイホーム計画のファーストステップとして、これ以上適した方法はないと言っていいです!
なにそれ!どんな方法!?
それは…、インターネットで土地情報と家づくり資料を同時にゲットする方法です!
ち、ちょっと待って!ハウスメーカーに土地探しを依頼するんじゃないの!?インターネットで土地を探すってこと?
これはインターネットで簡単に、①土地情報、②資金計画書、③間取りプランを複数のハウスメーカーに一括請求できる方法なんで、ぜんぜん違いますよ!
そんな方法があるんだ?
「タウンライフ家づくり」っていう無料のサービスです。どんなものか説明しますね!
★★★ タウンライフ家づくり★★★
このサービスの凄いところは、単なるカタログ送付ではなく、
- あなたの希望に合わせた「オリジナル間取りプラン」
- 建物+土地+諸費用を含めた「詳細な資金計画書」
- 希望エリアの「土地情報」(非公開情報を含む場合も!)
これら家づくりに不可欠な「生きた情報」を、複数の優良ハウスメーカーに、まとめて依頼できること!これによって、土地探しとハウスメーカー選びが同時にできるようになります!
下の間取りは、土地探しの段階で作ってもらった実際の間取りプランです。

このように具体的なプランと価格を当てはめながら土地探しができると、土地探しとハウスメーカー選びが格段にスムーズになります。
- どんなハウスメーカーが自分たちの希望を叶えてくれそうか?
- 希望の家を建てるには、どれくらいの土地と総予算が必要か?
- 希望エリアに、今どんな土地が出ているのか(相場観もわかる)?
タウンライフ家づくりは、これらの情報を家にいながら、簡単な入力(最短3分!)で、手に入れることができるサービスです。
すごい便利なサービスだね!
タウンライフ家づくりに登録しているハウスメーカーは1000社以上!積水ハウスやダイワハウスといった超大手から、地元の工務店に至るまで、幅広いハウスメーカーに土地情報や間取りプランを請求できます。1週間程度でいろんな資料を送ってくれるので、今すぐ登録しておきましょう!
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よくある質問 (Q&A)
- 複数のハウスメーカーに同時に土地探しを依頼してもいいですか?
- 可能です。比較検討のために複数のメーカーに相談すること自体は問題ありません。ただし、同じ土地情報を複数のメーカーから紹介されるなど、情報が錯綜する可能性もあります。正直に「他社にも相談しています」と伝えた方が、お互いにとってスムーズに進む場合が多いです。本格的な土地探し依頼は、ある程度候補のメーカーを絞り込んでからの方が効率的かもしれません。
- 信頼できる良い営業担当者の見分け方はありますか?
- こちらの要望や質問をしっかり聞き、的確に答えてくれるか。メリットだけでなく、デメリットやリスクについても正直に説明してくれるか。専門用語を分かりやすく説明してくれるか。レスポンスが早く、丁寧か。強引な営業をしてこないか。 相性もあるので、複数の担当者と話してみるのがおすすめです。
まとめ
土地探しは、家づくりの成功を左右する非常に重要なステップですが、初心者にとっては分からないことだらけで不安が大きいものです。
今回解説したように、ハウスメーカーに土地探しを依頼することには、
- 家づくりのプロ目線での土地評価(法規制、隠れた費用など)
- 建物プランや資金計画とのシームレスな連携
- 設計力による土地の弱点カバー
- 未公開情報へのアクセスや価格交渉の可能性
など、不動産会社にはない多くのメリットがあります。
ただし、「ハウスメーカーへの縛り」や「建築条件付き土地のリスク」といった注意点も理解し、対策をとることが大切です。
そして、土地探しとハウスメーカー選び同時にするには、「タウンライフ家づくり」のような一括提案サービスを賢く活用するのが非常に有効です。
ぜひ、これらの情報を参考に、あなたにとって最適な土地探しの方法を見つけ、後悔のない、理想のマイホームを実現してくださいね!応援しています!
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