
「将来のことを考えて、寝室は絶対に1階!」
「重い洗濯物を持って、毎日階段を上り下りするのは嫌…」
「でも、親が泊まれる和室も欲しい!」
最近、この「完全1階完結型(平屋のような暮らし)」への憧れ、本当に増えています。
でも、これを実現しようとするとぶつかるのが「土地と予算の壁」です。
❌ よくある「詰み」パターン
- 全てを1階に詰め込もうとして、40坪以上の豪邸(予算オーバー)になる。
- 無理やり30坪に収めようとして、LDKが極狭&収納ゼロになる。
「やっぱり広い土地がないと無理か…」
そう諦める前に、まずは今回作成した「1.5階建ての解決プラン」をご覧ください!
平屋のような暮らしやすさと、総二階のコストパフォーマンス。いいとこ取りをした正解がこれです。


🏠 この家の基本スペック
- 1F床面積:80.32㎡(24.24坪)
- 2F床面積:41.63㎡(12.56坪)
- 延床面積:121.95㎡(36.81坪)
- 特徴:完全1階完結型・回遊動線
いかがでしょうか?
「これなら我が家も建てられるかも!」と思っていただけたのではないでしょうか。
では、この間取りが生まれた経緯と、こだわり抜いたポイントを解説していきます。
💡 読む前にチェック!
「平屋は高くて手が出ない…」と諦めていませんか?
実は「1.5階建て」なら、平屋のような暮らしを2階建ての予算で実現できます。あなたの希望エリアでこのプランがいくらで建つのか、私が愛用する無料の間取り作成サービスでシミュレーションしてみるのが一番早いです。
(※記事の最後で、失敗しない使い方のコツを教えますね!)
1. 1階を25坪に収める!コストダウンの工夫
この間取りの最大のポイントは、建築コストに大きく影響する「1階の床面積を約24坪に抑えたこと」です。
通常、1階に「LDK・寝室・和室・水回り」を全て詰め込むと、どうしても家全体が大きくなり(平屋化)、予算オーバーになりがちです。
しかし、今回は以下のルールで部屋を振り分けることで、コスト増を防ぎました。
✅ 部屋の振り分けルール
- 1階(ずっと使う部屋):LDK、寝室、和室、水回り
- 2階(将来空くかもしれない部屋):子供部屋、大容量収納(ファミリークローゼット)
子供たちが巣立った後、使用頻度が下がる部屋をあえて2階に配置。
これにより、1階の面積をコンパクトに抑えつつ、ご夫婦が一生過ごす1階のスペースには十分な広さを確保できました。
2. 合わせて25.5畳!風と光が抜ける設計
1階をコンパクトにしたと言っても、LDKが狭くては意味がありません。
そこで、廊下などの無駄を極限まで削ぎ落とし、LDKと和室を一体で使えるように設計しました。
- LDK:21畳
- 和室:4.5畳
合わせるとなんと25.5畳の大空間になります!
実際の広がりを、内観パースでご覧ください。

視線が抜けるから、もっと広く感じる
広さの秘密は「抜け感」にもあります。
キッチン上部の吊り戸棚(天袋)をあえて無くし、天井まで視線が抜けるようにしました。
北側のダイニング窓から、南側のリビング窓へ。
南北に一直線の「風の通り道」ができるため、面積以上の開放感を感じられます。
3. 寝室の隣には「防音収納」を配置
1階寝室でよくある悩みが「リビングの音がうるさい」という問題です。
「親はもう寝たいのに、子供がリビングでテレビを見ていて気になって眠れない…」なんてことは避けたいですよね。
そこで、寝室(6畳)とダイニングの間に、あえて「クローゼットと物入」を配置しました。

この収納が「防音壁(音のクッション)」の役割を果たします。
壁一枚で接するのではなく、洋服や物が詰まった空間を挟むことで、音の問題を解決しました。
4. 階段ゼロ!テラスで完結する洗濯動線
T様が一番気にされていた「洗濯動線」も、1階だけで完璧に回ります。
西側に配置した「脱衣室」で洗濯機を回し、そのまま勝手口から数歩で「南側の1階テラス」へ。
重い洗濯カゴを持って階段を上がる必要は、もう一生ありません。

あえて「バルコニーなし」を選択した理由
この家には、2階のバルコニーがありません。
もちろんバルコニーには良さがありますが、今回のT様邸においては、あえて無くす選択をしました。

💰 不動産FPカルタの「損得勘定」
バルコニーは、防水工事や補強が必要なため、実は建築費がかなり高額になる設備です。
さらに、FRP防水などは紫外線に弱く、10年ごとにトップコートの塗り替えなどのメンテナンス費用が発生します。
「洗濯物は1階のテラスで干せる」という条件であれば、バルコニー費用をカットして、その分を1階テラスの目隠しフェンス代に回す。
これが、プライバシーを守りつつ、将来のメンテナンス費も抑える「賢いお金の使い方」です。
【参考】目隠しフェンスで外観はどう変わる?
1階で洗濯物を干すなら、外からの視線を遮る「目隠し」が重要です。
フェンスや塀のデザインを変えるだけで、家の印象もガラッと変わりますよ!



好みのスタイルに合わせて、外構計画も一緒に楽しんでみてくださいね。
まとめ:1階25坪の中に「理想」は全部入る!
「平屋は高いから…」と諦めていた理想の暮らし。
総二階をベースに、必要な部屋だけを1階に集めた「1.5階建て」なら、現実的な予算で叶えることができます。
- 老後安心:生活の全てが1階で完結
- 快適:25.5畳の広々パブリックスペース
- 家事楽:階段を使わない洗濯動線
- 賢い:バルコニー削減でメンテナンス費カット
土地の広さや予算で迷っている方は、ぜひこの「1.5階建て」という選択肢を検討してみてくださいね!
📌 この間取りを「Pinterest」に保存する
「1階完結型のアイデアとして保存!」という方は、この画像の上に出てくる「P(保存)」ボタンを押して、Pinterestのボードに保存しておくと便利です。

※画像をクリックすると保存ボタンが表示されます
不動産FPカルタが教える
失敗しない家づくりの鉄則

私は元ハウスメーカーの営業マンで、今は不動産特化FPとして活動しています。
その経験から断言します。家づくりで失敗する人の9割は、「順番」を間違えています。
多くの人は、まず展示場へ行き、営業マンと何度も打ち合わせをして、「理想の間取り」が出来上がってから、最後に価格を知らされます。
これこそが、最も危険な落とし穴。
一度気に入った図面を前にすると、予算オーバーしていても「一生に一度だから…」と無理なローンを組んでしまうのです。FPとして、そんな悲劇をたくさん見てきました。
そうならないための唯一の自衛策は、最初に「予算内でどんな家が建つか」を把握すること。
私がこのブログでタウンライフだけを推奨するのは、間取りだけでなく「諸費用を含めた総額の資金計画書」を無料で作成してくれる唯一のサービスだからです。
営業トークに流される前に、まずはここで「現実的な予算のベース」を手に入れてください。
▼ 実際に届くプランはこんな感じです!

※土地がまだなくても作成OKです!
✍️ 失敗しない「備考欄」の書き方
相手もプロです。こちらの本気度を伝えると、出てくる提案の質が変わります。以下の赤枠のように具体的に入力しましょう。

👇 以下の文章をコピーして使ってください
・検討中の土地(または希望エリア):〇〇市〇〇町付近
・土地の広さ:35~40坪くらい
(※土地が決まっていない場合は「1階で生活が完結する家が建つ土地を探してほしい」など)
【家族構成】
・夫婦+子供〇人
【希望する間取り】
・1.5階建て(または平屋風)を希望
・将来のために、寝室と水回りは1階に配置したい
・バルコニーは無しで、1階で洗濯が完結する動線にしたい
【予算・その他】
・FPに相談するため、建物本体だけでなく諸費用を含めた「総額」の資金計画書も必ずお願いします。







