この記事では、スタバみたいにおしゃれな外観にするポイント3選をご紹介しています。
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こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
おしゃれなカフェの代名詞といってもいい「スターバックス」!
あんなかっこいい建物が自分の家だったなら…
夢広がりますね!
スタバみたいに都会的で洗練されたデザインはどうやって実現させることができるのか。
どんな外壁を使って、そこにどんな特徴や注意点があるのか。
今回は、“スタバみたいな家を建てる外観のポイント3選”をご紹介します!
①「黒」と「木」の組み合わせでスタバみたいに
スタバの外観で多いのは、「黒」と「木」の組み合わせ。
出典:柴垣グリーンテック
黒だけだと、高級感がありますが、少々イカツクなってしまいます。
そこで、一部外壁に木を配置することによって素朴な親しみやすさを演出しています。
この違う材質、違う色のコントラストが「スタバみたいな家」になるポイントです。
外壁は主にガルバリウム鋼板を使う
ひとくちに外壁材といっても、窯業(ようぎょう)系サイディング・モルタル・金属サイディングなど、様々な種類があります。
スタバみたいな家にするのにオススメしたいのは、金属製サイディングのガルバリウム鋼板という外壁材。
出典:リフォマ
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%から生成されるアルミ亜鉛合金めっき鋼板のことで、次のような特徴があります。
- 外壁材の中でも比較的安い
- スッキリとモダンなデザインになる
- 金属であるがサビにくい
- 軽いため耐震性が高い
- 耐熱性が高い
外壁が黒いと熱を吸収しやすいため、表面温度も上がりやすくなります。
夏場に白い外壁と黒い外壁を比べると、表面温度は20℃前後も差がでます。
耐熱性の低い素材で外壁を黒くすると劣化が早い…。
だから、ガルバリウム鋼板を使うわけですね。
ただし、次のような点に注意が必要です。
- 遮音性が低い
- 断熱性が低い
- 凹みやすく、傷つきやすい
- 数カ月おきに水洗いが必要
10年~20年のサイクルで塗装が必要になりますが、それは他の外壁材も同じこと。
ガルバリウム鋼板の場合、そこに加えて、自分自身で定期的なメンテナンスをする必要があります。
とはいえ、そう難しいものではなく、数カ月おきに家に水をかけてやるだけ。
ホースを使って水をかければ、特にブラシでこする必要もありません。
これをしなければ、斑点模様の白サビが発生し、せっかくの高級感が大きく損なわれてしまいます。
一部を木質系サイディングにして味わいをだす
木の部分は、木質系サイディングにすると素材感がでるので、オススメです。
木質系サイディングとは、天然木の表面を塗装処理をして外壁材としたもので、使う木材によって家の表情はまるで違ってきます。
「レッドシダー」という樹種が多く使われますが、他にも「イペ」とか、「ひのき」なども使われます。
木質系サイディングの特徴は次のようなものになります。
- 断熱性に優れている
- 木目の通った唯一無二のデザインが楽しめる
天然木を使った外壁材なので、同じデザインのものは二つとありません。
また樹種に加えて、外壁を「縦」に張るか、「横」に張るかでも家の表情は変わりますし、自分なりのこだわりを活かした家づくりが楽しめます。
ただし注意する点もあります。
- 水に弱く、塗装がはがれると劣化が早い
- メンテナンスの周期が短い
- 耐火性は他の外壁材に比べると低い
表面の塗装は5年周期で塗りなおしが必要になるので、メンテナンスは細かく必要になります。
塗装を厚くすれば、多少メンテナンス周期を長くすることはできますが、今度は木そのものの風合いが損なわれてしまいます。
また、先ほどのガルバリウム鋼板は、数カ月おきに水洗いが必要だと言いました。
逆に木質系サイディングの方は、水に弱い特徴があります。
だから木質系サイディングの方は、玄関回りなど、下屋(1階部分の屋根)に隠れた箇所にワンポイントとして使う方がメンテナンスは手間もコストも楽になります。
「黒」と「木」の組み合わせは、デザインは良いですが、メンテナンスが手間なのが難点です。
でもメンテナンスが要らない家なんてありません。
ちょっと+αの手間があるだけ。
それに手間がかかるからこそ、より「自分の家」という感じがして愛着がわくのかもしれませんね。
木製のルーバーを採用するのも一つの手
木質系サイディングではなく、ルーバーを使用しても都会的で洗練されたデザインになります。
出典:LIXIL
ルーバーとは、細い板を隙間をあけて並べたもので、目隠しをしながら採光をとりたいときに使います。
家の目の前が、人通りの多い道路であるときなどに、このルーバーを使うと便利です。
壁一面をルーバーで覆ってもスタイリッシュな外観になりますよ。
②オーバーハングと陸屋根でスタバみたいに
オーバーハングとは、上階を下階よりも張りだして、広くスペースをつくるような設計のことです。
張りだしている部分を「キャンティ」と呼びます。
出典:食べログ
オーバーハングした家には次のような特徴があります。
- 狭小宅地でも広いスペースを確保できる
- 1階と違い基礎が不要なので、広い割りに安価
- キャンティ下を駐車スペースなど有効活用できる
- 外観に奥行きがでて、デザイン性が高い
モダンでどこか高級感のある外観になることが特徴で、キャンティ下を駐車スペースとしたり、テラスとしたりもできるので、狭い土地でもオススメです。
ただ次の点には注意が必要です。
- 張りだす面積によっては構造上弱くなる
見た目の通り、上階が張りだす分、家自体の加重バランスが悪くなります。
張りだす面積が広いと構造上の強度を上げるための施工が必要になることがあります。
このオーバハングに陸屋根を組み合わせると、さらにモダンなイメージになります。
陸屋根とは、ほとんど勾配のない平らな屋根のこと。
くわしくは、外観は屋根の種類で大違い!注文住宅を新築するとき、どんな屋根にする?で解説しています。
「オーバーハング」と「陸屋根」の組み合わせでは、下の写真のようなイメージになります。
③全面タイル張りでスタバみたいに
外壁全面をタイル張りにしている外観もスタバではよく見かけます。
出典:キョウトビ
タイルにも、磁器質・せっ器質・陶器質の3種類があり、石外壁では主に磁器質もしくはせっ器質のものが使われます。
陶器質はお風呂やトイレなどの内装用ですね。
タイルの外壁には次のような特徴があります。
- 耐火・耐水・耐久のどれもに優れている
- 凹凸があり、重厚感・高級感がある
- メンテナンスにかかる費用が安い
- 見た目にも経年劣化が起こりにくい
全面タイル張りの家は、それだけでかなり重厚かつ高級なイメージになります。
またデザインの幅も広く、古いレンガ調のものであったり、細いボーダー調のものであったりと様々。
スタバの外観ではレンガ調が多いですね。
逆にタイル外壁の注意点は次のとおり。
- 初期費用が高い
- タイルはあまり劣化しないが、目地にメンテナンスが必要
タイルは他の外壁に比べて、初期費用が高くつきます。
またタイル自体にメンテナンスはほとんど必要ありませんが、タイルとタイルの間の目地は別。
目地が傷んでくると、タイルが剥がれる可能性があるので、10年に1回くらいの周期でメンテナンスする必要があります。
ただ、メンテナンスにかかる費用は他の外壁の半分程度で済みます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、スタバみたいな家になる外観のポイント3選をご紹介しました。
- 「黒」と「木」の組み合わせ
- オーバハングと陸屋根の組み合わせ
- 全面タイル張り
どのパターンを選んでもスタバみたいにおしゃれなイメージに仕上がります。
ただ、どれにも耐久性やメンテナンスにかかる手間など、それぞれ一長一短があります。
自分にあったものは何なのか。
じっくり吟味して選んでくださいね!
またイメージは違いますが、「ディズニーみたいな家」になる外観のポイントも次の記事でご紹介しています。
参考になるかも!?
毎日が夢の国!?ディズニーみたいな家を建てたい方の新築レシピ!外観編
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