こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
仕事に、子育てに追われる毎日…。
そんな忙しい日々も、マイホームがディズニーおりなす夢の国っぽくなれば、楽しいものになる…かもしれません!
ディズニーのあのやわらかく、あたたかみのある雰囲気をマイホームで実現するには、どうするか?
今回は、ディズニーみたいな家を建てるための新築レシピとして、外観編をおとどけします!
ディズニーみたいな家の外観って?
ディズニーみたいな家と聞いて、あなたはどんなイメージがわいたでしょうか?
ミッキーの家のような、住んだこともないのに、どこか懐かしい、あたたかみのある家でしょうか?
それともシンデレラ城のような、絢爛豪華な家?
あるいは、レトロでおもむきのあるイメージの家かもしれません。
どれも、もしそこで毎日暮らせるとしたら、なにかワクワクしてしまいますね!
それなら、それを実現させてしまいましょう!
ディズニーの世界をイメージさせる家には、数種類の建築スタイルがあります。
それぞれの建築スタイルを理解すれば、きっとディズニーみたいな家に近づけるはず!
まるでミッキーの家!アーリーアメリカンスタイル
http://www.1zoom.me/ja/wallpaper/523587/z3817.3/
アーリーアメリカンスタイルとは、アメリカが独立した初期に盛んに建てられた建築様式で、どこかヨーロピアンテイストを感じるあたたかい雰囲気があります。
「ミッキーの家」は、この建築スタイルですね!
https://www.millcreek.jp/example/collect/case002.html
外壁はラップサイディングが使われるのが特徴。
ラップサイディングとは、板状のサイディング(壁材)を重ね張りして仕上げる工法のことで、日本では、「鎧張り」「下見板」「横羽目」とも呼ばれます。
色は、白や黄色、緑とか明るいものおすすめ!
http://www.toray-ace.com/house/h_select/lapsiding/index.html
屋根は切妻屋根にして、妻飾りをつけます。
切妻屋根とは、下の絵のような三角屋根をいい、屋根形状としては一般的なもの。
ディズニーみたいな家にするには、勾配を少し急にすると、「らしく」なります!
妻飾りには、色んなタイプがありますが、せっかくなのでディズニーの妻飾りを付けたいところですね!
自分で購入して、ハウスメーカーの担当に渡せば、取り付けてくれます。
↓妻飾りというのは、こういうものです。
こだわるなら、ドーマーや煙突を設置すると、さらに雰囲気が増します!
ドーマーとは、屋根からはみだした採光用の窓のこと。
これをつけるとインテリアの雰囲気もかわってきますよ!
https://ameblo.jp/selco-hm/entry-12194804104.html
ドアは玄関ドアも室内ドアも、やはり木調が雰囲気的にグッド!
そして窓は、アルミサッシだけだと雰囲気が総崩れしてしまいますから、木枠で四方を囲むと良いです。
ディズニーみたいな家にするなら、ぜひ設置したいのが、カバードポーチ!
http://roomclip.jp/tag/8×352709
これがあるかないかで雰囲気は全然違います。
柱も柵も白で統一してしまって良いと思います。
ここはシンデレラ城!?クイーンアンスタイル
http://wallpaperpulse.com/wallpaper/4039863
クイーンアンスタイルとは、18世紀イギリスのアン女王時代に生まれた建築様式で、あえて左右対称とせずに、不規則な外観となっているのが特徴。
鐘楼のような8角形の塔が目をひいて、どことなく教会とかお城をイメージさせる家になります!
https://selcohome.jp/the_home/select.html
外壁は、アーリーアメリカンスタイルと同じように、ラップサイディングを用いることが多いですが、レンガ調のタイルでもレトロな落ち着いた外観になってグッド!
このスタイルは、特に「奥行感」と「屋根」が大事になります。
あまり凹凸のない家だと、少しのっぺりしたイメージになってしまって、クイーンアンスタイルの良さを活かせません。
下屋(げや:1階部分の屋根)を設けて、奥行感をだす方が華麗なイメージになります。
2階の屋根も、切妻や寄棟など幾層の屋根を重なり合あわせ、それが調和してこそ、クイーンアンスタイルの真骨頂!
特にこのスタイルで外観を印象をづけるのは、8角形の塔部分のとんがり帽子みたいな屋根です!
この勾配を急にすると、ちょっとかわいいイメージになり、ディズニーみたいな家にするなら、おすすめ。
逆に勾配を浅くすると、どっしりとしたイメージになります。
クイーンアンスタイルも、アーリーアメリカンスタイルと同じく、妻飾りや破風をデザイン性のあるものにして、カバードポーチをつけることで、より雰囲気が増します!
少なくとも、窓を木枠で囲むのは、やっておいた方が良いです。
中世にタイムスリップ!?ジョージアンスタイル
http://www.1zoom.me/ja/wallpaper/413323/z1782.8/
ジョージアンスタイルは、18世紀のロンドンで普及したスタイル。
クイーンアンスタイルとは真逆で、左右対称のシンプルな造りが特徴です。
当時、人口の集中し始めていたロンドンで、限られた土地で効率的に人が住めるよう集合住宅として普及しました。
https://www.millcreek.jp/example/vintage/case003.html
凹凸なくシンプルですが、均整の取れた、どこか荘厳な雰囲気がします。
その雰囲気をつくりだす重要な要素が「窓」。
ジョージアンスタイルでは、窓はダブルハングウィンドウ(上下に開閉する窓)が使われます。
写真では、窓が均等に並んでいますね。
窓の位置がずれると、雰囲気は一気に崩れてしまいます。
窓の位置が決められるということは、家の中の間取りにも影響があります。
屋根は、ロンドン現地では、一般的に切妻か腰折屋根が使われますが、個人の住宅としては、どんと寄棟屋根を一枚のせた形の方がポピュラーです。
このスタイルの特徴を活かすのは、やはり外壁。
レトロで荘厳なイメージをだすだめ、外壁はレンガ調で統一しましょう。
雰囲気をだすなら、できれば、全面をレンガ調のタイルで覆いたいものですが、タイルはコストがかかります。
レンガ調のサイディング(レンガ模様の貼り壁)もあるので、雰囲気がでるよう明るすぎない色を選びましょう。
芸術的コントラスト!チューダースタイル
http://www.1zoom.me/ja/wallpaper/374046/z7519.9/
チューダースタイルは、15世紀~17世紀にかけてイギリスで普及した建築スタイルです。
https://www.mitsuihome.co.jp/home/product/tudor/exterior/#e02
白い壁面に、ハーフティンバーと呼ばれる柱や梁を露出した白黒のコントラストをつけたデザインが最大の特徴。
1階をレンガで覆うことが多く、1階と2階とでコントラストをつけるのも、またグッドです!
格調高いおもむきの中に、どこか、かわいさがあるデザインですね。
日本でも、明治・大正時代の洋館には、このデザインが多く使われています。
また、オーバーハングという1階より2階を広くさせて、立体感をつけることもあります。
屋根は、ほとんどのケースで切妻屋根が採用されます。
ディズニーみたいな家が得意なメーカーがある!?
ディズニーみたいな家を建てるなら、ご紹介した建築スタイルを得意とするハウスメーカーを選ぶべきです!
施工事例が少ないところより、多いところの方が、経験からイメージ通りの家へ近づけやすいです。
なので、ディズニーみたいな家の建築スタイルを商品として扱っているハウスメーカーを選ぶのが、成功への近道!
そこで、ディズニーみたいな家を建てるのに、おすすめのハウスメーカーをピックアップします。
ご紹介した建築スタイルの商品を扱っているので、パンフレットを取りよせて、外観と間取りのイメージを固めていきましょう!
セルコホーム
カナダ輸入住宅の供給実績国内NO.1のセルコホーム。
貿易貢献企業として「通産大臣賞」も受賞しているハウスメーカーです。
カナダでは、多様な文化が同等に扱われるべきとする「マルチカルチェラリズム(多文化主義)」という政策がとられており、それが住宅にも影響を与え、豊富なデザイン・バリエーションがそろっているそうです。
アーリーアメリカン、クイーンアン、ジョージアンそれぞれのスタイルで豊富な建築実績があるのでおすすめ!
東急ホームズ
本格的な北米式輸入住宅を「ミルクリーク」という商品名で扱うハウスメーカー、東急ホームズ。
ディズニー発祥の地である本場アメリカの伝統的な住宅を日本で忠実に再現できます。
「ミルクリーク・ノーブル」がアーリーアメリカンスタイル。
「ミルクリーク・ヴィンテージ」がジョージアンスタイル。
「ミルクリーク・ロイヤル」がチューダースタイルですね!
こちらも、それぞれの建築スタイルを商品として確立しているので、おすすめします!
メープルホームズ
北米型輸入住宅を扱い、高いデザイン性を誇るメープルホームズ。
ディズニーとは違いますが、名作アニメ「赤毛のアン」に出てきた家をイメージした「赤毛のアンの家」は、まさにアーリーアメリカンスタイル。
「アーツアンドクラフツ」はチューダースタイルですね!
新しくも、古き良きを活かした、おもむきのある家ができると思います!
三井ホーム
ここも高いデザイン性が人気のハウスメーカー、三井ホーム。
上3つのハウスメーカーはどれも輸入住宅ですが、ここだけ国産です。
商品の種類が数多い中で、「チューダーヒルズ」は、まさにチューダースタイルの家。
そのチューダーヒルズの中にも、現代風の「パラディアンタイプ」と伝統的な「ティンバータイプ」とがあります。
どちらも良い雰囲気で、ディズニーみたいな家に近づけられると思います!
わたしもディズニーみたいな家に住みたいな♪
大好きな空間で毎日をすごせたら、幸せでしょうね!
…でも、さっき紹介してたハウスメーカーの営業所が近くにないなぁ。
だったら、地元の工務店で検討するのも、ひとつの手ですよ!
どういうこと?
ハウスメーカーは、建材の大量発注によってコストを下げようとします。同じ建材を使うので、良くも悪くも外観はそのハウスメーカーの色がでるんですね。だから、ハウスメーカーで建てるならディズニーっぽい商品のあるところを選ばないといけません。
それが工務店なら、どう違うの?
工務店にはハウスメーカーのような制約がないので、階段の手すりからドアノブに至るまで、完全オーダーメイドというところが多いんです。設計しだいで、細部までこだわってディズニーみたいな家を建てられますよ!
そうなんだ!
でも、工務店ってハウスメーカーみたいに展示場がないよね。どうやって探したらいいんだろ…!?
工務店を探すなら、一番いい方法があります!
え!なになに?
タウンライフという一括資料請求サービスで、インターネット上で希望を登録すれば、複数社が同時に、あなただけの間取りや資金計画、必要なら土地情報も送ってくれます!パンフレットも山のようにもらえますよ!
有名なサービスなの?
同じようなサービスがある中で、特に規模が大きいです。全国600社以上の建築メーカーに資料請求できて、これまで累計112万人が利用していますね。ネット専用サービスなのでテレビCMとかはやってないですが、業界人しか読まないような新聞にはでてきます。
http://www.reform-online.jp/news/reform-shop/8194.php
じゃあ資料を送ってもらって、気になるところがあれば、話をすすめればいいんだね♪
いろんな工務店にアポをとって同じ話をするより、よっぽど効率的ですよ!利用は無料だし、登録も3分くらいでできるので、オススメですよ!
まとめ
ディズニーみたいな家を建てたいと思ったら、まず、伝統的な建築スタイルを理解するところから始まります!
今回ご紹介したのは4つの建築スタイル。
アーリーアメリカンスタイル
クイーンアンスタイル
ジョージアンスタイル
チューダースタイル
でしたが、どれも特徴的な建築スタイルなので、そのスタイルを商品として確立しているハウスメーカーを選ぶことをおすすめします!
帰るのが楽しみになる家…
そんな家ができますように!!