こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
土地探しは、本当に難しいです!
ほとんどの方にとって初めての買い物ですし、いったい何を優先して決めれば良いのか、わからなくなるときも多いんじゃないでしょうか?
そこで今回は、実際に土地探しからマイホームを購入した先輩たちが、何を基準にどうやって土地を探したのかを聞いてみました。
参考になればうれしいです!
土地探しの際は、コチラのチェックリストも活用してくださいね!
≫土地探しには必見! チェックリスト3大項目
先輩たちの土地探しのコツ!
広島県 K・Hさん
就学前の子どもがいるため、小学校区を限定して探しました。
日当たりはそれほど良くなかったので、二階に大きい窓を設けて吹き抜けにして光が入るように工夫しました。
大通りからは少し外れているため、買い物などは少し不便(徒歩で行ける範囲にはない)ですが、車通りも少なく日中でも静かです。
隣近所も皆、子育て世帯で子ども同士でよく遊んでいます。
便利性よりも、子育てのしやすさを考慮して選びました。
学区を調べるなら、ガッコムというサイトが便利で、オススメですよ!
千葉県 S・Aさん
結婚してからしばらくアパート住まいでしたが、子供が産まれたのをきっかけにマイホームを計画しました。
土地探しは、将来の学区のことも考慮しました。
1年近く探しましたが、希望の地区は予想以上に相場が高かったので、土地の広さについては妥協。
それでも角地が欲しいという希望は捨てられなかったので、隣地にくらべて100万円ほど高い、ミニ分譲の角地を購入しました。
これが結果的に大正解。
車も1台しか置けないし、庭もないですが、角地なので閉塞感がありません。
子供にとっても、治安良し、学区良し、周りに公園もあるという環境です。
土地は小さいけれど、理想の場所に住んでいます。
土地探しをするなら、どんな土地が良いか。
広さや立地などの優先順位をつけておくことは大事です!
そのおかげで成功した良い例ですね!
兵庫県 Y・Sさん
地震による被害を減らすため、土地は地盤の強いところを選ぶのがおすすめです。
泥炭地などは少しの地震でも揺れが大きいので、なるべく避けるのが無難。
同じ市内であっても、少し離れると地盤の強さはまったく違います。
幸い私の住んでいる土地は地盤が固かったのですが、友人宅は泥炭地で、地震の時に揺れを強く感じるそうです。
地盤が弱いと、その補強費が数百万円にのぼることもあります!
コチラも参考にしてくださいね!
地盤改良工事に400万円の費用が!?地盤改良不要の土地選びのコツ
愛知県 M・Wさん
豪雨による水害が増えているため、土地探しの際は、地区で発行している防災マップや水害避難マップなどを確認しました。
洪水被害の可能性が少ない土地を選んでおくと、後々大雨に見舞われた時に安心出来ます。
また水道の強さなども口コミなどで調べられると尚良いです。
水害がなくとも水道施設が弱いと断水になってしまうことがあります。
私は、数年前に降り続いた雨のため水道施設がダメになってしまい、三日間の断水を余儀なくされました。
直接的に家に被害が出なくても、雨による影響は様々ありますので、情報集めは大切です。
大阪府 S・Yさん
災害対策のために、買おうとしている土地の古地図や古称を確認する事をお勧めします。
我が家の場合は、区役所の郷土史ブースで古地図を見せてもらい、川や暗渠の上に造成されていないか、過去に鉄砲水等の自然災害で被害を受けていないかどうかを確認しました。
今のところ、大型台風が来ても自宅周辺は水はけが良く目立った被害はありません。
国土交通省のハザードマップで、津波などの想定区域を調べることもできます!
三重県 K・Iさん
とにかく諦めずに、数多くの土地を見ました。
迷ったなら「きっと運命の土地じゃないんだ」と思って購入は見送り、即決出来るほどの土地が絶対あると信じて探し続けました。
大きな買い物なので、即決するには勇気がいるかもしれませんが、良い場所は直ぐに売れてしまいます。
数多くの土地をあたることで、土地の良しあしを見わける目が養われ、パートナーとも都度意見を交わしていたおかげで、理想の土地が見つかったときは、即購入を決めることができました。
あと30分遅かったら買えなかったそうです。
この土地を買えて、とっても満足しています!
土地探しは、時間が経つほど滅入ります。根気がうんだ勝利ですね!
静岡県 T・Oさん
不動産会社を通しての土地探しも良いですが、建てたいハウスメーカーがある程度決まっているなら、そのハウスメーカーに希望の土地を伝えて探してもらうのが良いかと思います。
私のときは、かなり親身に探してくれました。
いくつか土地を見に行きましたが、ハウスメーカーの営業マンがついてきてくれて、その土地ならどんな間取りができるかや、ガス・水道などのライフラインについて、プロとして具体的なアドバイスをしてくれました。
建てる家をイメージしながら土地を選べたので、当初希望していたほどの広さはなくても、理想的な家に住めています。
あとハウスメーカーが買い取っている土地もあるようなので、依頼すれば以外とあっさり希望の土地が見つかるかもしれませんよ。
僕も、土地はハウスメーカーに探してもらうことをオススメしています。
詳しくはコチラ!
土地が欲しい!ハウスメーカーで「土地探し」をオススメする3つの理由
大阪府 T・Sさん
私が土地を購入した当初、近隣に総合商業施設の建設が予定されていました。
生活に不便がない、静かでのどかな田園風景、広い家と広い庭。
そんな夢を持って買った理想の土地でしたが、結局、商業施設の建設は中止になりました。
買い物は車で隣の町まで20分もかかります。
さらには風が異常に強く、冬は雪がドッサリ積もり除雪が大変です。
結局8年で家を売り、地下鉄やバス、JRのある便利な町に逆戻りしました。
やはり、自分のライフスタイルに合った場所を選ぶべきでした。
「近くに駅ができる予定です」なんて売り文句もよく聞きますね。
当てがはずれたときは残念ですが…。
広島県 F・Nさん
私は、坂道の中腹にある土地を購入しました。
台風や豪雨の場合に、家の中まで浸水したことがあると、近所に住む親戚から聞かされていたからです。
坂道であれば、水は下に流れていくので安心です。
水害を気にするなら、氾濫の可能性もあるので、近くに大きな川がないかも重要なチェックポイントだと思います。
ただ坂道だと、冬に道路が凍結してしまうのが難点。
徒歩10分の最寄駅に行くことすら苦痛になります。
静岡県 M・Mさん
前の住まいが急坂を登り切ったところにあり、大変不便な思いをしました。
なので、土地探しをする上で外せない条件は「駅からフラット」であることでした。
1ヶ月に20箇所くらい見て回りました。
色々と希望はあると思いますが、絶対に外せない条件はひとつに絞った方が良いと思います。
我が家はその条件を満たした土地に家を建てることができたので、割と暮らしの満足度が高いです。
「坂道」と「フラット」をそれぞれ選んだ方のご意見でした。
人によって良い土地と悪い土地の基準は、こうも違うものなんですね。
岡山県 I・Uさん
我が家の場合、「近くに公園があること」と「徒歩圏内に駅が2つあること」を条件に土地を探し、最終的に、あるハウスメーカーの建築条件付の土地を購入しました。
自宅兼店舗で花屋をするために、バス通りに面した土地を選びました。
商売をする上で人通りが多いのは良いのですが、反面、昼夜問わずバスの振動と騒音に悩まされてます。
交通の便が良い場所であれば、通勤、通学には有り難いのですが、騒音がどれほどのものか、土地購入前に朝・昼・晩の時間を変えて確認した方が良いですよ!
あと平日と休日の差が激しいときもあるので注意です。
昼と夜、平日と休日で土地の表情が変わることは確かにありますね!
京都府 E・Oさん
最低限ほしい坪数、周囲の環境など、夫と意見を並べて、どの条件を優先するかじっくり話し合いました。
今住んでいる土地は、少し狭いかな思といつつも、他の条件が良かったし、夫も納得していたので即決で購入しました。
駐車スペースなど、やっぱりもっと広ければよかったな思うことはありますが、満点の土地はなかなか無いと思いますし、予算の都合もあるので、この土地で正解だったと思います。
あと土地を見る際は、周囲の環境もよく確認するようにしていました。
隣2軒、前、裏、1軒は、住民の様子、外にゴミを放置していないかなど、わかる範囲でですが、よく見た方が良いです。
野良猫を見かけたなら、エサをあげてる家がないかも重要だと思います。
不動産会社では把握していない情報も、自分たちの足で探せば掴めることがあるのかもしれませんね!
群馬県 M・Tさん
安い土地はそれなりの理由があります。
土地情報の記載内容には細かい約束事がありますが、訳あり物件の場合、不動産屋さんは、書面には書いても言葉で説明しない場合があります。
お隣さんと共有の壁やら、境界線の曖昧さだったりとお隣さんが面倒くさいタイプの人だと後々揉めたりするので、私は細かい文字もしっかりと読み込んで、不動産屋さんを質問攻めにしていました。
大きな買い物ですから、慎重すぎるほど慎重になって良いと思います。
安さに飛びつかないよう気を付けましょう。
「土地に掘り出し物はない」という認識を持った方が良いと思います。
「土地に掘り出しものはない」確かにそう思います。近隣相場と比較して、安いなら、なぜ安いかをしっかり確認しましょう!
まとめ
人によって、良い土地の基準や探し方が全然違うってことがよくわかりますね。
土地探しの際は、家族となにを優先すべきかよく話し合いましょう!
僕は、土地はハウスメーカーに探してもらうのが一番だと、強くおすすめしています。
その理由をコチラでまとめているので、参考にしてくださいね!