一戸建て売却のコツ

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ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

カルタ

一戸建てを高く売りたい!

ほとんどの人にとって、一生に一度あるかないかの不動産売却。

満足いく価格で売れて欲しいところですが、本当に売れるかどうかもわからず、不安にもなりますよね?

考える夫婦

実際、一戸建てを売るのは簡単なことではありません。

販売戦略しだいで、長い間売れ残り、売るために値下げをして、住宅ローンの「残債割れ」になってしまうことはよくあります。

そこでこの記事では、これから一戸建てを売却するあなたに知って欲しい、売却の実践的な流れと”一戸建てを高く売る5つのコツ”をお届けします!

一戸建てを売るなら、信頼できる担当者探しから

不動産は、黙っていて売れるものではありません。

いつ、いくらで、どんな人をターゲットに、どんな方法で売りだすか、不動産屋の担当者と相談しながら二人三脚で売却を進めていきます。

戦略次第で、早く売れることも高く売れることもあるので、一戸建てを売るうえで、あなたが一番すべきなのは信頼に足る担当者を探すことです!

商談成立

まず不動産屋に家の査定をお願いすることになりますが、このときに会う人が、その後もあなたの担当者になります。

1社だけでは、その人が本当に信頼に足るかどうか判断しにくいので、必ず複数社に査定をお願いするようにしましょう。

担当者ごとの査定額を比較する

不動産の査定額とは、担当者が「この金額で売れそうだ」と過去の成約事例などを参考に決める、成約予想額のことです。

なので査定額は、担当者によって違うのが当然で、ときに数百万円の差がつくこともあります。

不動産 査定

大事なのは、絶対に査定額だけで担当者を選ばないこと!

高い査定額で目をひいておいて、媒介契約をしたあとで、大幅な値引きを迫るというのは、残念ながらあり得る話だからです。

査定額はあくまでも成約予想額なのであって、その金額で売れることを約束するものではありません。

査定額は根拠も含めて聞くこと

担当者が信頼に足るか判断するためにも、査定額は、その算出根拠も必ず聞くようにしましょう。

不動産の査定額は、物件そのものの価値だけでなく、さまざまな外的要因の影響を受けます。

算出の根拠がきちんと説明ができてはじめて、その担当者が信頼にあたるかどうかがわかるというものです。

査定額の決まり方を知っておく

査定額の根拠を聞くにあたって、不動産の価格がどのような要因で変わっていくか、概要を知っおいた方が良いはず。

不動産の査定額は、まず過去の成約事例を土台にします。

そこに次のような要素を参考に決まっていきます。

  • 現在の売買状況
  • 今後販売が予想されるライバル物件
  • エリア内の土地開発状況
  • 物件の状況(道路付け・陽当たり・築年数・内装設備等)

決して物件の良し悪しだけで決まるわけではなく、どんな環境下で売るかも重要になってきます。

一戸建てを高く売る6つのコツ

信頼できる担当者が見つかれば、媒介契約をして、販売をスタートすることになります。

担当者の査定額をもとに、実際にいくらで売りだすか販売価格を決めるわけですが、値引き交渉があることを見越して、査定額よりも高めに設定するのが一般的です。

高く設定しすぎると買主の目にとまらず、売却期間が長引いてしまうこともありますが、物件の見せ方(魅せ方)によって、高い金額設定のまま売れてしまうこともあります。

ここは不動産屋の腕の見せ所でもありますが、一戸建てを高く売るコツとして、ここでは6つをご紹介します!

コツ①ホームステージングサービスを活用する

家を内見してもらう際、荷物をスッキリさせて売り出すのも良いですが、おすすめはホームステージング

ホームステージングとは、おしゃれな家具やカーテンなどで部屋を飾り、買主の購買意欲を高める演出を言います。

インテリア

これをすることで、販売期間が短くなり、高めの価格設定であっても売却につながることは実際に多いです。

家具などの購入費が気になるところかもしれませんが、それも心配無用で、ニトリのホームステージングサービスなど、家具一式をレンタルできるサービスも登場しています。

あるいは、大手の不動産屋のなかには、販売支援としてのホームステージングサービスを提供しているところもあるので、不動産屋に確認してみましょう。

コツ②ハウスクリーニングで水回りを光らせる

家を内見したとき、一戸建てのイメージを決定的に印象付けてしまうのが水回りです。

多少古く感じる物件でも、水回りがキレイならイメージは格段に向上して、買主の購買意欲を大きく左右します。

キッチンの油汚れやヌメリとり、風呂の水アカや、トイレの壁などは特に念入りに掃除しておきましょう。

ハウスクリーニング

できればプロの力を借りたいところで、ハウスクリーニングで、水回り部分だけの掃除を発注できます。

この場合、水回りトータルで5万円くらいが相場ですが、家を売る際の必要経費と考えましょう。

コツ③プロカメラマンの写真でイメージ戦略を

意外と盲点かもしれないのが、写真での物件の魅せ方。

不動産屋のホームページであれ、スーモやホームズといった不動産情報サービスであれ、買主の不動産探しは、インターネットから始まることがほとんどです。

大量の物件情報があるなかで、買主の目をひくのに、写真が魅力的かどうかは重要なポイント!

写真を見られる機会が多いほど内見社は集まりやすく、購入を検討してくれる人が多くなれば、値引きをしなくても売れる可能性も上がります。

カメラを持つ女性

そこで活用したいのが、プロのカメラマン

ホームページ等に掲載する写真を数十枚撮って、2万円くらいの費用がかかりますが、費用対効果は大きいものになります。

コツ④除菌・消臭サービスでニオイ対策も

見た目以外にも、重要なのがニオイ対策です。

買主にとっては、衛生面は最重要項目なので、内見会でニオイがすると、大きなイメージダウンにつながります。

特にペットを飼っていたり、タバコを吸っていたりした場合は、除菌・消臭サービスは利用しておいた方が良いでしょう。

費用は、3LDKなど一般的な家庭で5万円〜8万円くらいするので、少し高くつきます。

コツ⑤マイホームの履歴書で安心感を

実は特におすすめしたいのが、マイホームの履歴書を作ること!

住宅模型を持つ女性

メンテナンスやリフォームの履歴を記載するのも良いですが、重要なのは、あなたなりのマイホームPRです。

  • カビが発生するのが嫌だったので、換気は特に気をつけていた。
  • リビングの壁は、実は私がDIYで塗った漆喰の壁。
  • 夏には、バルコニーから花火大会が一望できる!
  • 実は歩いて数分の場所に、地元民しか知らない桜の名所がある!
  • 隣近所とは良い距離感で付き合えていた。

買主にとって、あなたがなぜ、その家を売ることになったのか理由が気になるところ。

あなたが愛着をもって、その家で暮らしていたことがわかれば、大きな安心要素になります。

まとめ

一戸建てを売却するなら、まずは信頼できる不動産屋の担当者を探しましょう。

不動産屋に査定を依頼し、そのときに会う人が担当者になりますが、必ず複数の担当者に査定をしてもらい、査定額の根拠を比べるようにしましょう。

査定額は単なる成約予想額なので、査定額の高さで担当者を選ぶのはNGです。

担当者を選び、販売することになったら、ホームステージング・ハウスクリーニングなどを活用して、とくかく物件を良く見せる戦略をとりましょう。

経費はかかりますが、一戸建てを高く売るのに有効な手段です。

マイホームの履歴書は費用もかからないので、おすすめです!



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