隣の家が近い

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こんにちは!
ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

カルタ


新築するけど、隣の家が近い

都市圏の住宅事情ではよくある話で、

  • プライバシーは保たれるだろうか…
  • 窓を開けられなくなってしまう⁉︎
  • 陽当りはどうだろう…

と、いろいろ気になってしまいますよね?

隣の家が近い

窓の位置とか、部屋の配置とか、せっかく決めた間取りが、お隣と気まずくなるのは避けたいところ。

この記事では、そんな不安を持っているあなたのため、”隣の家が近いときに有効な窓5選”を紹介していきます。

敷地の条件などよって対応策は違うと思いますが、少しでも参考になりますように!

民法では隣地との距離は50cmでOK

日本最古の法体系と言われている大宝律令に、「重層の私宅を建築するにあたっては、近所の家の中を覗き見るような建て方を禁ずる」とあります。(飛鳥時代:701年)

飛鳥時代からプライバシーの重要性を認めているのですから、すごいですね!

では、現在の法律ではどうでしょうか?

民法では、隣地境界線から外壁(面)までの距離(後退距離)を50cm以上にしなさいとあります。

一方、建築基準法では、第一種と第二種の低層住宅専用地域では、隣地境界線からの後退距離を、1.0 mまたは1.5 mのいずれかとなっています。

つまり、第一種、第二種低層住宅専用地域以外なら、隣地境界線からの後退距離は、50cm離れていればOKということですね。

(準防火地域や防火地域で外壁を耐火構造とした場合は、敷地境界線に接しても良いという規定もあります)

仮に、隣地境界線からの後退距離を1.0 mとしても、隣棟間距離としては2.0 mですから、十分に離れているとは言えません。

まして、50 cmなら1 mで目と鼻の先ですね。

隣の家が近いときに有効な窓5選

それでは、隣の家が近くても光を取り入れながら、かつプライバシーを保てる窓を見ていきましょう!

地窓・高窓

地窓と高窓掲載元:http://www.bokunosippai.com

床近くに設ける窓を地窓、天井近くに設ける窓を高窓といいます。

上の写真は、地窓と高窓の両方を利用して、まるで帯のように真ん中を壁面として利用しています。

これらの窓から室内を見るのは難しいので、プライバシーを確保しながら光を取り入れることができます。

天窓

天窓掲載元:suumo

一般的には2階の屋根につけられますが、暗くなりがちな1階に、天窓用の下屋を作るのも一つの方法です。

参考までに、建築基準法の採光計算では、同じ窓面積でも天窓から得られる採光量は、壁の窓から得られる採光量の3倍とされています。

ガラスブロック

ガラスブロック掲載元:リショップナビ

外壁にガラスブロックを埋め込むことで陽射しを取り入れることができます。

ガラスブロックは、通常の壁や窓に比べて防音性も高いメリットもあります。

ただし、通風はとれませんから先に挙げた地窓や高窓と併用するのが良いかもしれませんね。

スリット窓

スリット窓

縦長の細いスリット窓は、もともとがプライバシーを確保しやすい形状ですから、少しお隣の窓とずらすだけで、よりプライバシーを確保することができます。

ただし、スリット窓ひとつあたりの採光量は少ないので、それなりの数がないと暗い部屋になってしまいます。

スリット窓をつけるなら寝室がおすすめ。

多くの採光は必要ない部屋ですし、細いので防犯上も都合が良いです。

くもりガラス

くもりガラス掲載元:楽天市場

ある意味、一番簡単なのが、くもりガラスにすること。

市販の目隠しシートを貼るだけで完結でき、光を取り入れながらも、プライバシーを保つことができます。

ただ、外から中が見えないように、中からも外が見えなくなってしまうので、洗面所やお風呂など水回りに限定しても良いかもしれませんね。

あるいは、上の写真のように、掃き出し窓の真ん中のラインだけ、くもりガラスにしてもOKです。



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