チークフローリングアイキャッチ

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カルタ

あのタイタニック号のデッキにも使われていた!?とされる高級木材のチーク

優れた耐水性と耐久性を持つチークは日本語で「油木」と書き、経年変化で飴色に輝いて、10年でもそれ以上でも、長年使い続けると味わいが出てくる人気のフローリング材です。

チークインテリア掲載元:株式会社マルホン

この記事では、そんなチーク材を使ったフローリングの特徴や価格などについてまとめていきます!

チーク材フローリングのメリット

チークは、インドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアなどの熱帯地域に分布している常緑樹です。

チーク材は堅く、優れた耐久性を発揮するため、フローリングや家具など、様々な用途で利用されています。

チークのテーブル

そんなチーク材をフローリングとして使ったときのメリットを確認していきましょう!

耐久性に優れる

チークは堅く、優れた耐久性を持った木材です。

強い力が加わっても変形しにくい性質を持つ樹種のため、耐久性が求められるフローリングに適しています。

床に寝転ぶ子供

傷や凹みがつきにくく、長期間美しい状態を保つことができます。

耐水性が高い

チーク材は、天然の油分を多く含んでいるため、耐水性が高く腐食や害虫への耐性があります。

そのため、屋外でも利用できるほどで、デッキやベンチ、屋外家具として広く使われています。

最初に言いましたが、タイタニック号のデッキはチークだったそうですよ?

チークのキッチン掲載元:RoomClip

また耐水性が高いということは、キッチンやバスルームなど、湿気の多い場所でも利用できるということ。

掃除のときも、水をかけて拭くことができます。

抗菌・防虫性に優れる

チークのなかにも種類があるのですが、ビルマ(ミャンマー)チークは、抗菌、防虫性にも優れています

そのため病院など、高い衛生性が求められる場所で使用されることもあるくらい。

防虫剤を使わなくても虫やカビが発生しにくいため、環境にも優しいフローリング材として注目されています。

経年変化によって美しくなる

チーク材は、外観が美しく、色合いは深みがあり、経年変化によって味わい深い風合いになります。

そのため、高級家具やインテリアに利用されることも多く、使い込むほどに愛着がわきます。

チークの部屋掲載元:RoomClip

天然の油分が多いため、熱にも強く、長期間使用しても劣化しにくいという特徴もあります。

チーク材フローリングのデメリット

チークは高品質な木材として知られていますが、メリットばかりではありません。

以下のようなデメリットもあります。

コストが高い

チーク材は、世界3大銘木と数えられるもので、高品質なだけに高価になってしまいます。

家とお金のイメージ

ちなみに他2銘木は、ウォールナットとマホガニーですね。

予算によっては、広範囲にチークを適用するのは難しいかもしれません。

その場合は、リビングだけチーク材フローリングにするなど、範囲を狭めて使いましょう。

加工が難しい

チーク材フローリングは非常に硬く、施工には熟練した職人技が必要です。

加工が不十分な場合は、床が歪んだり反り返ったりする可能性も十分あります。

また割れやすいため、施工時には慎重に扱わないといけません。

塗装が難しい

チーク材フローリングは、天然のオイル成分を含有しているため、塗装がしにくいというデメリットもあります。

塗料を持った女性

塗装が必要な場合は、専用の塗料を使用する必要があり、また、塗料が十分に乾燥するまでには時間がかかかります。

塗装後も表面のオイル成分が浮き上がってしまうことがあります。

水がかかると滑りやすいことも

チーク材は耐水性の高い木材ですが、これは材木としての密度が高く、水分を吸収しにくいためです。

硬く水はけの悪いチーク材フローリングは、水がかかってしまうと、表面が滑りやすくなることがあるので注意しましょう。

このように、チーク材にもいくつかのデメリットがあるわけですが、やっぱりその美しさと高品質は、捨てがたいもの。

ではチーク材のフローリングは、どのくらいの価格なのでしょうか?

相場を確認しておきましょう!

チーク材フローリングの価格

チーク材フローリングは、高級感のある床材として人気がありますが、実際の価格も高いです。

貯金箱

価格帯は、材料費として1㎡あたり6000〜11000円程度。

ビルマチークなど高級品種では、1㎡あたり13000円以上になることもあり、一般的な複合フローリングと比較すると、2〜3倍くらいの価格になります。

ここに施工費が1㎡あたり4000円〜が上乗せでかかってきます。

チーク材フローリングのメンテナンス

チーク材フローリングのメンテナンスは、基本的には毎日の掃除として、水拭きと乾拭きです。

床と雑巾

フローリングにウレタン塗装や自然(オイル)塗装が施されている場合は、傷つけないように注意し、剥がれた場合には、早急に修理をするようにしましょう。

無塗装の場合は、フローリングを美しく長持ちさせるために、定期的なワックス掛けが必要となります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

チーク材フローリングは耐久性・耐水性・抗菌・防虫性に優れ、また経年変化による色味が楽しめる床材です。

高品質なだけに高いというデメリットもありますが、それでも世界3大銘木のひとつが我が家の床というのは、なんとも誇らしい感じがしますね。

あなたに、どうぞ素敵なチークライフを!


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