このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは!このブログも7周年!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
住み替えをするとき、同じ不動産会社に売却と購入を依頼するのは、実はかなり賢い選択です。
この方法は「ワンストップサービス」とも呼ばれていて、そう名付けられるだけの目立ったメリットがあります。
この記事では、そのワンストップサービスの4つのメリットを紹介していきます!
手続きがスムーズになる
住み替えのときに同じ不動産会社に依頼すると、売却と購入の手続きが一気に進むので、かなり楽。
これが一番大きなメリットかもしれません。
通常、別々の会社に依頼すると、それぞれの会社との調整に時間がかかることがあります。
本来それはあなたのすることですが、これがひとつの会社で完結すると、その分の手間が省けるわけですね。
交渉が有利になることも
同じ不動産会社で売却と購入を行うと、交渉の面で有利になることも。
住み替え時には、売るときと買うときで、それぞれ仲介手数料がかかります。
仲介手数料の上限は、物件価格×3%+6万円+消費税ですが、通常はこの上限を請求されます。
ということは、たとえば2000万円で家を売って、3000円で家を買ったとすると、162万円+消費税になるので、かなり高いですね!
同じ不動産会社であれば、手数料の割引交渉に応じてもらえるかもしれません。
情報共有がしやすい
売却と購入の担当者が同じ会社にいると、物件の状況や進捗状況の共有がしやすいです。
これがかなり便利で、例えば、売却がうまくいったらすぐに購入の手続きに移れるよう、バックグラウンドで準備を進めてもらえたりします。
特に購入はスピード勝負な面が強いです。
良い物件ほど早く売れてしまうので、旧居の売却後にスムーズに購入に移れるようにしておくのはとても大事。
プロがそれを取りはからってくれるので、安心できます。
総合的なアドバイスが受けられる
同じ不動産会社が売却と購入の両方を担当すると、あなたの住み替え全体を見渡した総合的なアドバイスがもらいやすいです。
たとえば、売却額と購入額のバランスの取り方や、タイミングの調整など、一つの会社が全体を見てくれるから、より具体的で役立つアドバイスが期待できます。
住み替えは、旧居の売却と新居の購入タイミングによって、仮住まいの家賃やつなぎ融資を利用したときの金利支払いなど、余計な諸費用がかかりがち。
スムーズに住み替えができれば、ムダな出費を抑えられるかもしれません。
さいごに
住み替えで売却と購入を同じ不動産会社に依頼することは、賢い選択だと思います。
ただし、ひとつの会社に全てを任せるということは、その会社のサービスや対応に大きく依存するということ。
なので、信頼できる会社を選ぶことが「超」がつくほど大事です!
できる限り複数の不動産会社の意見も聞いて、どこに依頼するか決めてくださいね!