サイディング外壁を知ろう

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こんにちは!
ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

カルタ

サイディングとは、住宅の外壁に使われる張り壁の一種。

壁面積に合わせてカッティングされたサイディングボードで建物を覆い、つなぎ目をシーリング剤で埋めていきます。

新築住宅の外観

現状、外壁材として最も使われているのがこのサイディングで、外壁シェアの80%を占めるとも言われています。

この記事では、そんなサイディング外壁のメリットやデメリット、他の外壁材と比べたときの耐久性や費用の差などをまとめました。

あなたのマイホーム計画のご参考に!

サイディングは耐久性が高く、外観の美しさも重視され、さまざまな色や柄があるのが特徴。

その一方で、長期間使用していると、汚れや色褪せが目立ってしまう欠点も…。

そんなサイディング外壁のメリットとデメリットを確認してみましょう。

サイディング外壁のメリット

施工が簡単で早い

外壁と足場

サイディング外壁は、大きなパネル状になっているため、他の外壁材と比べて施工が簡単で、工期も短くなります。

住宅が早く完成すると同時に、人件費も節約できるので、総じてコストを抑えることもできます。

メンテナンスが簡単

サイディングは耐久性が高く、日常的な手入れが簡単で、メンテナンスコストを抑えることができます。

必要なのは、年に1〜2回程度の洗浄程度。ホースで水をかけて、専用の洗剤で汚れを落とします。

住宅メンテナンス
ただし、メンテナンスフリーというわけではありません。

外壁よりも先に目地のシーリング剤が劣化するので、10年目などには、まとまった補修費が必要になります。

耐火性能が高い

サイディング外壁のなかで最もポピュラーなのが、窯業(ようぎょう)系サイディングという陶器や瓦などの窯業素材ものです。

この窯業系サイディングは、不燃または準不燃材で、耐火性能が非常に高いのが特徴。

火災発生時には、建物内部への延焼を防ぎ、火災の熱を遮断する役割をしてくれます。

デザインが豊富

サイディングには、レンガ調・ストライプ柄・木目調など、多種多彩な色や模様があります。

新築住宅
重厚なイメージにも、モダンなイメージにもでき、選べるデザインの幅が広いのは、サイディング外壁の大きな特徴になっています。

なかには、サイディングを重ね張りするラップサイディングというものもあります。

外壁材そのものの価格が安い

サイディング外壁は施工コストが低いことに加え、外壁材そのものの価格が安いのが特徴です。

ハウスメーカーなどで標準使用とされているものであれば、大量生産をするので、よりコストを抑えることができるでしょう。

家とお金
ただし、サイディング外壁もピンからキリまで。高いものはとことん高いですが…。

サイディング外壁のデメリット

雨水の浸水に注意が必要

サイディング外壁自体に防水性はありません。

建物内に浸水しないのは、サイディングの表面に防水塗装をしているからで、経年により塗装が劣化すれば建物内部に浸水を許してしまいます。


浸水してしまうと、サイディング外壁の強度劣化ひび割れ反り浮きなど様々な症状が出てしまうので、注意が必要です。

適切な施工がされていない場合にも、目地から雨水が建物内部に浸水することもあります。

チョーキング現象が起こる

サイディング外壁の表面に、白い粉状の物質が付着する現象をチョーキング現象といいます。


これは紫外線や雨風によって、サイディングの表面が劣化して、塗装顔料が表面に吹き出して粉状になることが原因です。

チョーキング現象が進行すると、表面の色褪せや剥がれが進み、外観の劣化につながります。

カビや苔が付着する

サイディング外壁の上には細かい凹凸があり、そこに水や湿気が溜まりやすく、カビや苔が付着する原因となります。


また、外壁に付着する花粉や汚れが、カビや苔の発生を促すこともあります。

つなぎ目が目立ち、安っぽく見えてしまう

サイディング外壁のなかには、無塗装のサイディングボードに、リシンやスタッコといった吹付をするものもあります。

価格の安いサイディングを使いながら、モルタル外壁のような風合いをだすことができますが、どうしてもつなぎ目が目立ってしまいます

つなぎ目のないモルタル外壁とつなぎ目のあるサイディング外壁とでは、比べるとどうしても安っぽく見えてしまいます。

サイディングの耐用年数は20年から30年程度

ものにもよりますが、サイディング外壁の耐用年数は、一般的に20年から30年程度と言われています。

ただし、建物の立地環境や使用されている素材、定期的なメンテナンスの有無によって、長持ちするかどうかは大きく変わってきます。

定期的にチェックをして、劣化や破損が見つかった場合には早めの修繕をするようにしましょう。


また、サイディング目地の耐用年数10年程度です。

外壁より早く劣化するため、しっかりと補修しなければ、劣化部分から雨水が浸水し、外壁にも悪影響を及ぼしてしまいます。

ちなみに、モルタル外壁の耐用年数は30年〜40年程度。
タイル外壁の耐用年数は、50年〜60年程度と言われています。

サイディング外壁の価格相場は1平米あたり6000円から

他の外壁材に比べて、サイディング外壁は価格が安くなっています

家と電卓

1平米あたりの価格相場は次のとおりです。

  • サイディング外壁: 6,000円〜12,000円程度
  • モルタル外壁: 15,000円〜20,000円程度
  • タイル外壁: 30,000円〜50,000円程度

ただし、建物の規模や素材、依頼する業者によっても価格は違ってきます。

サイディングの種類は主に4種類

サイディング外壁は、その素材によって大きく4種類に分類でき、それぞれに違った特徴があります。
どのような種類があるか見てみましょう。

窯業系サイディング

サイディング外壁

陶器や煉瓦などの窯業素材を素材としたサイディング外壁のこと。
耐久性や防火性、耐候性に優れていて、高級感のある外観が特徴です。

金属系サイディング

金属でできたサイディング外壁で、主にガルバリウム鋼板が使われています。
耐久性や防腐性が高いのが特徴です。

樹脂サイディング

ポリ塩化ビニル(PVC)やポリウレタン、アクリル樹脂などの樹脂を素材としたサイディング外壁。
耐久性や防水性、耐腐食性に優れているのが特徴です。

木質系サイディング

木材や木質系合成素材(複合材料)などを素材としたサイディング外壁です。
木材の自然な風合いや質感を生かすことができ、環境にも優しいことから、現代にあって注目されている外壁材です。

まとめ

サイディング外壁のメリットやデメリットを見てきましたが、いかがだったでしょうか。

サイディング外壁は、施工が速く簡単であり、デザインが豊富であるのに価格が安いことが特徴。
ただしメンテナンスを怠れば、雨水の影響で強度が劣化したり、カビや苔が付着して、外観を大きく損ねる可能性があります。

またひとくちにサイディングといっても、様々種類があるので、どれが自分にあっているか十分に検討して決めましょう!


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