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こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
広々使っていた部屋を、そろそろ子ども達のプライベート空間として仕切りたい!
部屋を仕切るだけなら、そんなに難しいイメージはないけど……
どんな部屋の仕切り方がある?
どれぐらいの費用がかかる?
……と、気になっちゃいますね。
ただ部屋を仕切るだけかもしれませんが、無計画にDIYしたり、なんとなくで選んだリフォーム会社に施工をお願いすると、防音性や耐久力、安全性に難のある壁になりかねません。
「これなら、仕切らなきゃよかった…」などと、後悔はしたくない!
そこで今回は、子ども部屋を2つに分けるときのリフォーム方法と費用についてまとめました!
間仕切り3種類のリフォーム費用相場
部屋を仕切って分ける方法には、大きく分けて次の3つの方法があります。
- 間仕切り壁を作る
- 扉を付けて仕切る
- 家具を設置して仕切る
それぞれの方法によって費用が違ってくるので、相場やメリットを知っておきましょう。
まずは、リフォーム会社に依頼したケースの相場を紹介しますね。
壁を作るだけなら15万円前後が相場
部屋を仕切る壁をつくるだけであれば、8畳部屋で15万円前後が相場。
掲載元:Gooリフォーム
骨組みを組んでボードを張り、その上にクロスを張って仕上げ、最後に巾木や廻り縁をつける工程で、当然ながら壁の面積が広くなるほど材料費がかかります。
壁にコンセントを設置するなどの電気工事が加われば、費用・工事日数ともに増えます。
仕切り壁の厚みは100mm以下、一般的には85mmといったところ。
85mmというと薄めに感じますが、壁の内側に吸音材としてグラスウールを入れれば、リモート授業などにも十分な防音性を備えられます。
ドアで仕切るなら15万円~30万円が相場
部屋を2つに分けるなら、大きなドアで仕切ることもできます。
掲載元:こだわり岡田の間仕切り.com
引き違い戸・引き分け戸・引き込み戸などありますが、簡単なところでいえば、アコーディオンカーテンで仕切ることも可能です。
ただ、アコーディオンカーテンでは防音性・耐久性ともに低く、一時しのぎ感は否めません。
やはり、しっかりとした引き戸で仕切るのがおすすめです。
引き戸で仕切るにはドア本体費用が加わって、安くても15万円~30万円程。
ドアの意匠によってピンキリで、「引き違い戸 < 引き分け戸 < 引き込み戸 +ガラス入り」の順で値段は高くなります。
造作家具で仕切るなら20~50万円が相場
家具を造作して、仕切りに使うという方法もあります。
掲載元:家CoCo(うちここ)
たとえば本棚やデスク、2段ベッドを部屋の中央に配置して仕切り、両方の部屋から使える家具にします。
造作家具にかかる費用は、大きさやデザイン、材質にもよりますが、単純なものでも20~50万円くらい。
部屋の幅や高さに合わせて造作家具をつくることになりますが、腕のいい大工さんなら、部屋の中でつくりながら仕上げていくこともあります。
工事日数としては2〜3日といったところ。
家具屋でつくった家具を現場で設置する方法もあり、その場合の工事日数は1日程ですが、値段は高くなります。
また既製品で、間仕切り用専用の収納システムなどもあります。
この場合は、部屋のサイズに合わせてセミオーダーのように組み合わせて選び、リフォーム会社に設置してもらうことになります。
工具があるならDIYでも壁づくりは可能
壁をつくるだけなら、DIYであれば材料費は3万円程で足ります。
ですが背が高く、骨組みづくりから必要な仕切り壁は、安全性と耐久力が重要です。
DIY初心者であれば少しハードルが高いかもしれないので、プロに依頼するか自分でするかよく検討しましょう。
- DIY:3万円+工具費+時間+手間
- プロに依頼した場合:15万円前後
「はじめてのDIYで工具もこれから」というのなら、あまりDIYのお得感はないかもしれません……。