質感のある無垢の床にしたい!
でも、無垢床ってメンテナンスが大変とか、傷つきやすいとか聞くしなぁ…。
このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。
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こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
ただそれにするだけで、部屋の雰囲気がガラッと変わる無垢の床!
独特の質感や肌触りがあって、新築するとき、リフォームするときに、ぜひ検討したいところです。
ただ、無垢の床は「木」そのものの性質が生きているだけに、伸縮で床が浮いてくることもあれば、経年変化で変色もします。
初期費用が高い上に、メンテナンスが面倒…?
無垢の床にして本当に後悔しないか、不安に感じるかもしれません。
そこで今回は、新築したときに無垢の床にして10年以上経過した先輩72人に、「今、無垢の床はどうなっているか。後悔していないか」を聞いてみました!
これから無垢の床にしようか迷っているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね!
「10年経過して無垢床で後悔してない?」の回答結果
まずは、72人の先輩たちに答えてもらった全体的な結果を見てみましょう!
「後悔している」と答えたのは、たったの4人…
正直、ここまで差がでるとは思いませんでしたが、無垢床にしたほとんどの人が満足しているようでした。
メンテナンスは大変じゃないの?
10年経過後にいろいろ不具合はないの?
そう思ってしまいますが、みなさん、傷がつきやすいとか、凹みやすいとか、床が浮いてくるとかはやっぱりあるみたい。
だけど、
「それでもやっぱり無垢はいい!」
のだそうです。
それでは、先輩たちの実際の意見をいくつかみてみましょう!
無垢床にもいろいろ木材がありますが、どの木材にしたかも聞いたので、ご参考に!
無垢床にした先輩たちの意見
神奈川県K・Uさん
無垢材のフローリングは、経年変化が楽しめるのでおすすめです!
我が家はチークの床材にしたのですが、色が濃くなって、いい感じに艶がでて落ち着いた雰囲気になりました。
ただ、反りが目立つ箇所がちらほらあるのと、柔らかいので物を落とした時に凹みやキズがつきやすいです。
表面を少し削ること目立たなくなるので、思ったほどは気になりませんけど。
掲載元:http://www.e-teak.jp/blog/page/7/
チークは日本語で「油木」と書いて、生活しているうちに飴色に輝きます。経年変化を楽しめるのも無垢の大きな特徴ですね!
兵庫県S・Oさん
無垢床は神経質な人にはおすすめしません。
うちの旦那が、まさにそれです。
新築のときに杉の床材にしたんですが、柔らかい材質なので、テーブルの跡とか、モノを落としたりした傷がつきやすいです。
そのたびに旦那がさわぐので、けっこうウンザリしてました。
大事にしていたので、10年以上たったにしては綺麗だと思いますが、どうしたって無垢の床は傷とか浮きはでます。
掲載元:https://hameitaya.com/owner-blog/2012/09/17/sugifurringsekouzirei/
無垢は材質によって、硬さが大きく違います。杉は柔らかいので確かに傷つきやすいです。その反面、肌触りは最高ですよ!
千葉県E・Tさん
うちはリビングとダイニングをオークの無垢材にしました。
とてもいいです!
調湿性が高いのか、雨が降っていても室内がじめじめしません。床自体もいつもさらっとしています。
見た目の劣化もとくに感じません。塗装はだんだん剥げてくるので、塗り直しかワックスのようなものは必要だと思います。
ただ冬は床がとても冷たくなりますので、床暖房か床断熱がないとかなり冷えます。
掲載元:https://ameblo.jp/kagunavi-bigjoy/entry-12043474193.html
ウイスキー樽にも使われるオークは、耐久性も耐水性も高く、床材としてお馴染みの素材と言えますね。
兵庫県Y・Iさん
我が家は、栗の無垢材を使用しました。
築後14年目になりますが、大した傷はついていません。とても硬くて丈夫で使いやすいです!
経年変化でやや乾燥し、木目が目立ってアンティークのような雰囲気が強くなりました。
窓辺が日焼けで変色して、色にバラつきがでてしまったのが残念です。
また、水滴がシミになりやすいため、天然オイルでの拭き掃除が年に数回必要なのが少し手間です。
福岡県A・Fさん
無垢材の床は見た目がとても素敵です。
我が家は栗の床ですが、フロア一面に広がる木の雰囲気にとても癒されます。
年数が経っても、見た目、痛みなどまったく気になりません。
床暖房も、暖房後の保温効果が高く節電できています。
触感が少し硬いので、床に寝転びたい場合には、もっと柔らかい材質を選ぶべきだと思います。
掲載元:https://www.maedamokuzai.com/works/page-528/
栗の床材はハッキリとした木目が特徴で、経年変化でシックな味わいがでてきます。難点はとにかく硬いこと。丈夫ですが、いったん割れてしまうとバリッと広範囲に割れ目が広がりやすいです。
群馬県R・Nさん
ウチは姉の薦めでメープルの無垢床にしました。
淡く明るい色合いで主張しすぎないので、家具にもマッチして、とーーっても気に入ってます!
築10年超経過しましたが、今も綺麗なままで、変色したようには感じません。
無垢は汚れやすいとか、傷つきやすいとか言いますけど、ちゃんと磨いていれば大丈夫ですよ!
掲載元:https://www.woodyworld.jp/products/premium.html
無垢は艶をだして高級感を楽しむことが多いですが、メープルは逆に艶をださず、ナチュラルで清潔感のあるイメージになります。経年であまり色が変化しないのも特徴ですね!
東京都R・Sさん
我が家は、パインの無垢床にしましたが、生活環境によって、様々な味が出てきたところが面白いです。
よく歩くところはツルツルに、あまり歩かないところはザラザラとした感じです。
傷が付きやすく場所によってはボコボコですが、濡れ雑巾とアイロンである程度のヘコみが直ります!
キレイになるのも嬉しいし、面白いのでハマります(笑)。
また、日焼けも結構激しいです。ずっとラグ等を敷いている下は、くっきり跡が付き、白っぽくザラザラとしています。
ずっと綺麗なままを保つのは難しいですが、自分たちと同じように年を重ねて来ているようで愛着が湧く存在です。
掲載元:https://www.tocasa.co.jp/house-case/4331/
パイン床は白っぽい色合いで、節が多いのが特徴。素朴な味わいがあってカントリー調家具にもよく使われる樹種です。油分が多いので、経年変化で茶色に近づいていきます。
大阪府M・Wさん
我が家は、柱も梁も床材もすべてヒノキ無垢の平屋です。
ヒノキ無垢は、肌触りがひんやりと気持ち良くて、風合いとか香りもすごく良くておすすめです。
ただ10年も経つと、椅子の傷が目立つようになり、歩くとメシメシという小さい音が鳴るようになりました。
それも味わいと思える人でないと、無垢床は向かないかも…。
掲載元:http://www.lohasdesign.jp/example/nakadai_n/
ヒノキは強度も耐久性もあって、湿気にも強い、日本の気候にあった高級木材です。やわらかいヒノキの香りでリラックスできる家になるなら、最高ですね!
まとめ
先輩たちの意見はいかがでしたか?
無垢の床は、「木」そのものがもつ風合いや肌触り、香りが生きていて、調湿効果も高く、耐久性もあります。
ただ「木」としての性質が生きているだけに、水分を吸収・排出して変形もすれば、生活するなかで変色もします。
初期費用やメンテナンスの手間はかかりますが、10年〜20年経ったところで表面を削って傷や変色を修復もできるので、長い目で見れば、無垢床は費用をかけるだけの価値があります。
お気に入りの樹種があれば、検討してみるのも良いですね!
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