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こんにちは!このブログも7周年!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
平屋は難しいんで。
設計のセンスがでやすいけん!
これは以前、ペアを組んでいた設計士が言ったセリフです。
まったくその通りで、平屋に失敗すると、コンパクトに抑えようとして狭っくるしいイメージになったり……。
まるで集会所?みたいな味気ない外観になったりします。
本当なら平屋は、地震に強く、家族を近くに感じ、家事もしやすい贅沢品のはず!
そんな平屋を「狭っくるしくて味気ない家」にしないため、平屋を得意としているハウスメーカーを選びたいところですね?
では、どんなハウスメーカーが平屋が得意なのか……。
オススメは、次の6基準で判断することです!
- 平屋の商品がある
- デザイン性が高い
- 天井が高い
- 大空間が可能(大開口も可能)
- 太陽光発電が得意
- 全館空調が得意
この記事では、これら6つの基準をもとに、おしゃれな平屋が建られる6社をコレクトして比較していきます!
平屋が得意なハウスメーカーがわかる6基準とは
ではもう一度、平屋が得意なハウスメーカーの基準は次の6つです。
- 平屋の商品がある
- デザイン性が高い
- 天井が高い
- 大空間が可能(大開口も可能)
- 太陽光発電が得意
- 全館空調が得意
では、なぜこの6基準が大切なのかを確認していきましょう!
既存の平屋商品がある
既存の平屋商品があるなら、平屋専用の標準仕様が決まっているということ。
「標準仕様=安っぽい」というイメージを持っていないでしょうか?
でも、それは違います!
ハウスメーカーが、大量生産・発注をすることで価格を抑えられている部材や設備が、標準仕様というもの。
たしかに安いですが、価格以上に高性能・高品質です。
だから、そんな平屋商品があるハウスメーカーを選ぶのが最初の一歩です。
デザイン性が高い
掲載元:積水ハウス
平屋は高さで重厚感をだしにくいので、一歩間違えると「のっぺり」と単調なデザインになりがち。
外観で「安っぽい家」だなんて思われたくないですよね?
高い設計力とデザインにコンセプトのあるハウスメーカーに依頼するのが、もちろん良です!
天井が高い
掲載元:ダイワハウス
「コンパクトな家」と「窮屈な家」はまったくの別モノです。
家全体をコンパクトにまとめても、それを感じさせない広い空間づくりを目指したいもの。
そのためには、やはり天井が高いことは大前提です。
縦に空間が広がるだけで、同じ面積の部屋でも広さの体感がまったく違ってくるので、標準で天井が高いハウスメーカーは、平屋を建てる上での大きなアドバンテージになります。
大空間が可能(大きな開口も可能)
掲載元:三井ホーム
コンパクトな平屋で仕切りを多くすると、どうしても狭っくるしいイメージになってしまいます。
だから柱間距離が長くとれて、大空間にできるハウスメーカーの方が、平屋にはオススメ。
家族の顔が見え、ゆったり暮らしやすい家にしたいところですね?
また平屋にはバルコニーがないので、庭にテラスやウッドデッキを設置することが多くなります。
せっかくなら開口部を大きくして、外と中のつながりをもたせた、おしゃれな平屋にしちゃいましょう!
太陽光発電が得意
掲載元:三井ホーム
平屋は1階にすべての部屋があつまっているので、2階建てに比べて屋根が大きいのが特徴。
太陽光パネルをより多く設置できるので、電気代の自給自足も夢ではありません!
SDGs(持続可能な開発目標)にもあるように、今後ますます創エネへの気運は高まっていくはず。
だったら地球環境に貢献できる自慢の我が家になるよう、太陽光発電の得意なメーカーは候補にいれておきましょう。
全館空調が得意
せっかく太陽光発電が得意な平屋。
そこにエネファームやエコキュートを併用すれば、最強の創エネ住宅になります。
さらにそれを活かして、全館空調システムを導入するのも大いにアリ!
全館空調システムとは、エアコンを使わず、全部屋の空調を一括で調整するシステムのこと。
夏は涼しく、冬は暖かく、1年を通して快適かつ健康的な家になりますが、惜しむべくは毎月のコストが高いこと。
でも、2階建てよりコンパクトで創エネが得意な平屋なら、そのコストをペイできます。
だから全館空調が得意なハウスメーカーは、平屋を建てる上でオススメ!
おしゃれな平屋を建てるハウスメーカー
平屋が得意なハウスメーカー6基準を紹介しました。
ここからは、それらを満たすハウスメーカーを6社ご紹介します!
三井ホーム
平屋が得意でおしゃれ!なハウスメーカーとして、最初に紹介するのが、”三井ホーム”。
三井ホームの平屋は、三角屋根+屋根裏部屋がコンセプトになった”ウエストウッド”と、自由設計の”モアストーリー”の2種類。
ウエストウッドの方はアーリーアメリカン様式で、屋根裏部屋にはドーマーを配置して明るく、書斎とか子どもの遊び場とか、立派なひとつの部屋として活用できます。
商品名:ウエストウッド
商品名:モアストーリー
三井ホームの標準天井高は2600mmですが、同社は平屋の天井を勾配天井にすることを前提にしています。
それは、同社オリジナルの屋根断熱材“ダブルシールドパネル”があるから。
一般的に勾配天井にすると、屋根と天井の間の空間がなくなるので、どうしても断熱性能が落ちます。
ただダブルシールドパネルがあれば、勾配天井にしても断熱性能が下がらないので、縦に広く個性的な空間が実現できます。
天井材を木目にして味わいをだすのもいいですね!
三井ホームの”Gフレーム構法”も特徴的。
ヘビーティンバーという、断面積が300cm以上ある集成材を使用したラーメン構造(柱と梁を剛接合して変形を防ぐ構造)で、開口を最大約7300mmまで広げる事ができます。
三井ホームの家は、太陽光発電システムに全館空調システムを組み合わせることで、「太陽光発電で空調エネルギー収支をゼロ化する」ことができるとしています。
同社オリジナルの全館空調システムは”スマートブリーズ”といって、業界No.1の省エネ性があり、花粉やPM2.5を防いでくれ、除湿や加湿機能まであるスグレモノ。
初期費用はかかりますが、今後の空調コストの前払い?と思えば気が楽かもしれませんね!
ミサワホーム
“ミサワホーム”の平屋には、木質パネルと木造軸組、2つの工法があり、さらにコンセプトに合わせて商品が細分化されています。
木質パネル工法の平屋商品名
木造軸組工法の平屋商品名
ミサワホームの特徴といえば、「蔵」のある家というイメージがないですか?
同社は2階建ての中二階部分に、蔵となる収納庫がある間取りを得意としていますが、これは平屋でも健在!
平屋商品の代表格である”CENTURY AreaONE”では、「1.5階建ての平屋」と称して、蔵の上に居室をプラスすることで平屋の課題である収納不足を解決しています。
1.5階建てとなると、当然天井を高くしないといけません。
そこでこの商品では、1階リビングは高さ約3000mm〜4000mmの勾配天井にすることを前提としています。
さらに最大幅約5400mmの大開口が可能なので、外と中のつながりを楽しむという平屋の醍醐味もしっかり味わえますね♪
ミサワホームは創エネと、それを活かす仕組みにも力をいれています。
同社には独自開発した”屋根建材一体型太陽電池”があり、これは屋根そのものが太陽電池となっているもの。
太陽光パネルが大きくスペースをとった場合でも、外観が崩れることなく、効率的に発電ができます。
さらにそれを活かせるのが、ミサワホームの全館空調システムである”エアテリア”。
これは、全館の空調を整えるだけでなく、24時間換気システム・イオン発生器・低VOC建材を組み合わせてたものになっています。
平屋のデメリットとしての収納不足を「蔵」で補い、創エネが得意で、それを活かす全館空調もある……候補にしたいハウスメーカーですね!
トヨタホーム
近年、平屋を選択する若い世代が増えていることから、“トヨタホーム”も平屋に力を入れています。
商品名:SINCE PIANA
同社の主力商品であるSINCE(シンセ)シリーズの平屋バージョンが”SINCE PIANA”。
シンセシリーズの天井高は、標準で2400mmもしくは2600mmですが、SINCE PIANAは勾配天井にすることを前提にしています。
トヨタホームは大空間をつくるのが得意で、それを可能にしているのが、鉄骨ラーメン構造!
ラーメン構造は、柱と梁の接合部分を剛接合するため変形しにくく、大空間をつくるのに適した構造です。
これによってトヨタホームの平屋は、最大35畳の無柱空間がつくれ、大きな開口部にするのも自由自在♪
光と風を十分に満喫できる大開口で外と中のつながりを活かし、平屋の魅力を最大限に引き出せます。
トヨタホームは太陽光発電にも積極的で、「我が家の屋根は発電所」をキャッチコピーに、屋根形状にあわせた太陽光パネルを複数用意。
熱や影の影響を受けにくく、安定した発電能力を発揮する薄膜(CIS)パネルや、変換効率が高く、くもりの日でも効率よく発電できる単結晶パネルなどがあります。
また、トヨタホームオリジナルの全館空調”スマート・エアーズ”もスグレモノ!
部屋間の温度差±4℃以内ですべての部屋を均一に空調してくれ、花粉やPM2.5の室内侵入も防いでくれるので、1年を通して快適に暮らせます。
セキスイハイム
セキスイハイムの”パルフェ- b j スタイル コンファティック”は、1.5階建ての平屋商品。
Comfattic(コンファティック)とは、Comfort(快適さ)とAttic(屋根裏)を組み合わせた造語で、その名のとおり、屋根裏部屋がセットになった間取りになっています。
上画像の右側で、一部片流れ屋根が突出している部分がありますね?……それが、ちょうどコンファティックの部分です。
パルフェの天井高は標準で2400mmです。
これまで紹介した平屋に比べて低いように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
リビングの上に先ほど紹介したコンファティックがあるのですが、部屋として使っていない部分を吹き抜けにすることで、突き抜けた縦の空間が広がります(した画像の白抜きの部分)。
平屋なのに吹き抜けがあるというのは、セキスイハイム特有のデザインですね。
また、セキスイハイムはボックスラーメン構造 を採用しているので変形しにくく、5400mmの大開口も実現可能です。
そしてセキスイハイムといえば、太陽光発電!というくらいにエコに力を入れているイメージがないでしょうか?
セキスイハイムの家にフラット屋根が多いのは、まさに太陽光発電の為で、全方位から太陽光を集められるようになっています。
さらに同社独自の蓄電システム”e-Pocket”を併用することで、電気については自給自足が可能になります♪
また忘れてはいけないのが、これも同社独自の”快適エアリー”。
これは、ユニット構法ならではの床下大空間を使ったシステムです。
冬は床下からじっくり温めて「あったか」、夏は冷気をだすとともに除湿もしてくれるので「さわやか」。
年中を通して健康的な空気環境になるのは嬉しいですね!
積水ハウス
外観も内観も、高級住宅の名に恥じない、おしゃれな平屋を建てるのが“積水ハウス”。
商品名:HIRAYAの季(とき)
積水ハウスの平屋住宅である“HIRAYAの季”。
HP上で紹介されている外観は平屋ならではの大屋根を活かしたものになっています。
積水ハウスの平屋は、同社オリジナルの高強度梁である「ダイナミックビーム」を使うことで、平屋の魅力を存分に活かせる大空間をつくることが可能。
柱と柱の距離は最大で7000mmまで広げられるので、視界を遮られることもなく、意匠性の高い空間づくりができます。
天井高も標準で2700mmあるので、縦に横にゆとりの広さ。
下画像のように、外と中のつながりを持たせられると、おしゃれですね!
外観についても、積水ハウスには同社独自の“瓦型太陽光発電システム”があります。
見た目、太陽光パネルには見えないほどの瓦で、せっかくの外観イメージを崩すことなく創エネすることができます。
また、積水ハウスの全館空調システムは“エアシーズン”という名称で、冷暖房・換気・加湿・除湿の4つの機能で、24時間365日、住まいを快適にしてくれます。
おしゃれな平屋を建てるなら、やはり候補にしたい1社ですね!
ダイワハウス
“ダイワハウス”の家は天井高や創エネに、並々ならぬこだわりがあります。
全館空調システムは採用していませんが、おしゃれな平屋を建てる候補として申し分ないので、紹介させてもらいますね!
商品名:xevoΣ平屋暮らし
“xevoΣ平屋暮らし”の屋根は、体育館などに採用されるトラス構造になっています。
強い屋根構造のおかげで、天井高2720mm、柱と柱の間隔は最大で9100mmにもなる大空間をつくることが可能!
また、ダイワハウスお得意の「低く住まう」をテーマにした”グランリビングモア”(リビングの床高を360mmダウン)を採用し、その上で折上天井(天井の一部を80mmアップ)にすれば、最大で3160mmの天井高も実現できます。
壁で仕切らず段差をつけて仕切ることで、空間にメリハリをつける工夫は、平屋でぜひ採用してみたいですね♪
また開口部も、幅3450mmの窓を2枚連続で配置可能なので、外のテラスとリビングをつないで、さらに広々とした空間にできます。
さらにダイワハウスは、「天井高」を活かすための仕様がそろっています。
“グランフルシリーズ”と言って、天井まで隙間なく伸びるサッシやドアなどあって、すべて採用すれば、おしゃれな平屋になることうけあいです!
ダイワハウスは、TVCMで「電気を自給自足する家」をキャッチコピーにするほど、エコにも力をいれています。
太陽光パネルとエネファームで創った電気を蓄電池に貯める、全天候型3電池連携は業界初。
雨天でも約10日分の電力と暖房・給湯を確保できるので、大災害のときも対応できて安心ですね!
平屋が得意なハウスメーカーの選び方
ハウスメーカー6社の平屋商品を比較してきました。
では実際に、自分にあった平屋を建ててくれるハウスメーカーは、どうやって選んだらいいのでしょうか?
ハウスメーカーの内情を知っている僕が言えるのは……
展示場には行かない方がいい!
ということ。
その理由は3つあります。
- 時間がかかるわりに、あまり比べられない。
- 話を聞いてしまうと、そのあと断りづらい。
- 展示場に行った時点で、担当者が決まってしまう。
住宅展示場に行ったら、何度も同じ話をすることになって、比べられても2〜3社。
そして一度話をしてしまうと、そのあと断りづらくなるのも問題。
またそこで会った営業マンが、あなたの担当に決まってしまいます。
優秀な人ならラッキーですが、そうでなかったら……。
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