今回の依頼主 大阪府在住 Kさん
私は、自他共に認めるミニマリストです！
色んな間取りを見ていて、どれも大きな収納があったり、収納の数が多かったりするのですが、我が家にはそんなに必要ありません。
あまり物を持たない主義なので…。
希望するのは、シンプルで、小さくても開放的で、かつおしゃれな間取りです！
予算はどうにか1000万円代に抑えたいんですが、こんな私たち家族にとって、理想の間取りをお願いします！
このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは！
元ハウスメーカー、今不動産特化ＦＰのカルタです！
今回ご紹介するのは、この間取り！
- フレキシブルな間取り
- １F面積： 42.23㎡（12.75坪）
- ２F面積： 38.43㎡（11.60坪）
- 延床面積： 80.67㎡（24.35坪）
- 建築面積： 42.23㎡（12.75坪）
Kさんの要望どおり、小さくも開放的な家で、予算を1000万円代で抑えられそうな間取りにしました！
工夫したのは、◯◯兼△△のように、ひとつの部屋を別用途でも使えるフレキシブルな間取りにしたところです。
ポイント解説していきますね。
ミニマリストさんの好むのはどんな間取り？
ミニマリストとは、必要最低限のものだけを持ち、シンプルなライフスタイルを送る人のこと。
そんなミニマリストさんが好みそうな間取りでは、次のようなポイントを大事にしました。
- 無駄のないオープンレイアウトで
空間を広く感じさせる - フレキシブル（多目的）に使える
空間をとりいれる - 大きな窓を設け、自然の光と風を
とりいれる開放的空間に - 小ささを活かして
コミュニケーションをとりやすく - スムーズな動線で家事が楽な間取り
無駄のないオープンレイアウトで空間を広く
この間取りは、25坪と比較的小さい家です。
そこで1階も2階もまったく廊下がない、無駄なしのオープンレイアウトにしました。
小さくても広く感じられるように、1階はまるで仕切りがなく、ワンルームのような空間になっています。
玄関を入ると、正面にカウンターキッチンがあるのが特徴的で、まるでスタバ？みたいなオシャレな雰囲気に！
掲載元：Fashion press
2階も広いセカンドリビングをつくって、延床25坪とは思えない広い空間になっています。
フレキシブルに使える空間に
この間取りでは、25坪という小さな空間を最大限活かせるように、ひとつの部屋をいろんな用途で使えるようにしました。
ポイントを見てみましょう！
玄関×ダイニング×趣味スペース
かなり特徴的なのが、玄関を入ったら広い土間スペースで、真正面にキッチンがあるところ。
玄関をただの出入口にせず、生活空間として使えるように玄関ホールもなくしました。
掲載元：リノベりす
まるでカフェのようにダイニングとして使っても、あるいは趣味スペースとしても活用できます！
階段下×書斎スペース
この間取りでは、大きめの階段を設置して、上部を吹き抜けにすることで縦の空間で空間を広く感じるようにしています。
そして階段下を書斎スペースとして有効活用できるようにしました。
掲載元：クラシスホーム
ランドリールーム×2ndリビング
2階にはセカンドリビングを配置。
ランドリールームも兼ねて、洗濯がおわるまで、ここで珈琲でも飲みながらまったりするのも良し！
子供のスタディールームにするのも、ワークルームにするのも良しです。
最近は、コインランドリーにカフェが併設していることも多いですよね？
このようにフレキシブルな間取りにすれば、スペースを有効活用できて、広く感じられるようになります。
自然の光と風をとりこむ開放的空間に
この間取りは、自然の光と風をとりこむ開放的な空間になっています。
まず1階は、仕切りのないワンルームのようになっているので、東西南北の全方向に風が抜けて、通気性は抜群！
2階も同じく、全個室を引き戸にしていて、開け放つと全方角で窓が向かい合うようにしました。
また東と南に大きな窓にしたので、自然な光をとりこめます。
開放的でコミュニケーションをとりやすく
小さい家は、家族でコミュニケーションをとる上では、メリットが大きいです。
例えばこの間取りでは、大きな土間スペースに、子ども用ブランコを天井から吊るしてもいいかもしれません。
あるいは薪ストーブを置いて、まったりくつろぎスペースにするのもアリですね！
2階もセカンドリビングを中心に各個室がつながっているので、家族の気配をいつも感じることができます。
スムーズな動線で家事が楽な間取り
無駄なスペースのない間取りでも、家事動線が長くては意味がありませんよね？
そこでこの間取りでは、水回りのうち、洗面とお風呂を２階に配置することにしました。
こうすることで、洗濯をする→干す→たたむ→収納するが、２階のランドリールームで全部完結するから、家事が楽ちんです。
また、全体的に仕切りが少なくて小さな家なので、掃除が簡単なのもいいですね。
まとめ
ここでは、ミニマリストの人に好まれる25坪という小さな家の間取りをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？
ポイントは、無駄のないオープンレイアウト、フレキシブルな空間利用、自然光と風をとりいれること、コミュニケーションしやすい空間にすること、そしてスムーズな家事動線です。
25坪というサイズなので、これなら1000万円代で建てることができるかも？
ハウスメーカーや工務店によって価格は違ってくるので、これから家づくりをするなら、複数社に見積もりをつくってもらいましょう！
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