このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
ハウスメーカーのホームページを見て、なんかスゴそうなのはわかるけど、他との違いがよくわからない!
そんなことってないですか?
ここでは、これからハウスメーカー選びをするあなたに、各社の特徴をわかりやすく解説していきます。
今回は、ヘーベルハウス!
ヘーベルハウスは、旭化成ホームズ(株)の住宅ブランドの総称です。
構造躯体は鉄骨造で、軽量鉄骨造と重量鉄骨造の2種類。
そこに「ヘーベル」という同社開発のALC(軽量気泡コンクリート)を壁や床などに使用するのが、ヘーベルハウスです。
ALCの国内生産メーカーは他にも数社ありますが、ヘーベルという名が代名詞のように使われているほど。
旭化成ホームズの鉄骨造とヘーベル、これらを知れば、同社の特徴や魅力も伝わると思います。
参考にしてくださいね!
軽量鉄骨造(ハイパワード制震ALC構造)
軽量鉄骨とは、構造材である鉄骨の板厚が6mm未満のものを言います。
ただし、全てが6mm未満の板厚で出来ている訳ではなく、全般にと言う意味です。
軽量鉄骨造は、構造的には柱・梁と筋かい(ブレース)で構成される軸組構造ですが、ヘーベルハウスのキュービック・新大地という商品では、筋かいを下画像のような「ハイパワードクロス」という制震装置に替えて構成されています。
この「ハイパワードクロス」、そしてヘーベルを採用した「剛床システム」を組み合わせた造りを「ハイパワード制震ALC構造」と呼び、地震時の揺れを1/2に軽減できる仕組みになっています。
重量鉄骨造(重鉄制震・システムラーメン構造)
重量鉄骨の板厚は6mm以上。
下画像のように、見るからに頑丈そうですね。
旭化成ホームズのフレックスという商品は、「重鉄制震・システムラーメン構造」と呼ばれる専用の制震装置を組み込んだ構造をしています。
ラーメン構造とは、ビルやマンションに多く採用される構造で、柱と梁の接合部を固く止めて、筋かいなどの耐力壁がなくて変形を抑えられる造りのこと。
これだけでも強靭な造りですが、旭化成ホームズではさらに「サイレス」と呼ばれる制震装置を加えて、地震の揺れを低減させています。
サイレスは、高層ビルなどに使われている最新の技術「オイルダンパー」を住宅用にアレンジしたもので、これも旭化成ホームズの独自技術です。
ALC(軽量気泡コンクリート:商品名=ヘーベル)
軽量鉄骨造・重量鉄骨造のいずれにも採用されているのが、このヘーベル(ALC:軽量気泡コンクリートの商品名)です。
これがなければ、ヘーベルハウスとは言えませんね。
ヘーベルの成分は、珪石・セメント・生石灰、そして発泡剤のアルミ粉末です。
これらで成形されていく過程で、アルミ粉末で発泡したガスが内部に気泡をつくります。
この燃えない成分と気泡が、ALCの防火・耐火性能と断熱性能の元になるわけです。
そして、強度補強のために、内部には鉄筋が入っています。
ヘーベルハウスではこのヘーベルを、外壁には75mm厚、床下地には100mm厚を採用しています。
これによって、外部からのもらい火を防ぐだけでなく、室内の火災においても上階や隣室への延焼を最小限に抑えてくれます。
この防火・耐火性能が、都市部でヘーベルハウスが多い理由の一つですね。
まとめ
ヘーベルハウスで知られる旭化成ホームズの住宅構造は、鉄骨造とヘーベルが特徴で、それらが持つイメージ同様に、頑丈でどっしりとした重量感のあるものです。
また、同住宅構造の鉄骨造とヘーベルの組合せは、高強度と高耐久、そして防火・耐火性能をも実現させています。
構造種類は、軽量鉄骨造のハイパワード制震ALC構造と重量鉄骨造の重鉄制震・システムラーメン構造の2種類で、いずれにも制震装置が採用されています。
これらの住宅構造は、ヘーベルハウスのコンセプトである、” ALL for LONGLIFE ”の基本構造といえるでしょう。
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