転職して1年以内でも住宅ローンは借りられるし、借り換えもできる?人気5銀行に聞き取り調査をしました。



転職後の住宅ローン
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こんにちは!
ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

転職してすぐだと住宅ローンは借りられない!?

そう思ってないですか?

確かに、安定収入を大事にする住宅ローンの審査において、転職はひとつのマイナス要素です。

夫婦 悩み

しかし!

最近は、転職に関する審査条件もかなり緩和されてきています!

転職したばかりだからといって、住宅ローンをあきらめる必要はありません。

そこで今回は、“転職してすぐでも住宅ローンは借りられるか”今人気の5銀行の対応を比較してみました。

ホームページ上にあまり詳しい記載がなかったので、転職後1年以内であることを前提に審査できるか、各銀行に聞き取り調査をした結果です。


これから住宅ローンを借りようとしている方、もしくは借り換えしようとしている方は参考にしてくださいね!

住信SBIネット銀行




あっと驚くほどの低金利を打ち出すネット銀行の金字塔「住信SBIネット銀行」。
金利が低いだけでなく、柔軟な条件で審査してくれ、転職してすぐでも住宅ローンの審査が可能です。

申込日時点で転職後3ヵ月が経過し、下記の書類をご提出いただける場合はご利用可能です。
昨年または今年転職をされたかたは、正式審査申込みにあたり、「新しいウィンドウで開きます。必要書類チェックシート」の所得証明関係書類に記載している書類のほかに、以下の(1)および(2)の書類をご提出ください。

ただし、転職後3ヵ月の勤務実績が必要です。

インターネットバンクの場合、基本的に仮審査も本審査もネット上ですることになります。
ただ仮審査の時は、転職したことを入力する欄がありません。

仮審査を依頼する際には、勤務先名については、転職の勤務先をそのまま入力してください。
年収については、見込年収を入力することになります。

見込年収の計算方法
3ヵ月分の給与明細の額の平均×12+(わかれば、ボーナスの額)
※以下、4銀行をご紹介しますが、見込年収の計算方法は基本的に同じです。



次いで本審査時に次の書類を追加し、仮審査時に入力した見込年収を証明することになります。

  1.  転職時に新勤務先の人事部等から提示された雇用契約書採用通知書、あるいは年収見込証明書等収入金額記載の書類の写し
  2. 転職後の給与明細(直近3ヵ月分)・賞与明細(支給が無い場合は不要)の写し

仮審査の時と、本審査の時とで見込年収にあまりに差があると、本審査の結果に影響がでることがあるので注意しましょう。

住信SBIネット銀行については、ネット経由だけでなく来店型店舗もあります
特殊なケースですなので、担当者と相談しながら審査をすすめるのも良いでしょう。
コチラから詳細を見られます。
MR.住宅ローンREAL

じぶん銀行




三菱東京UFJ銀行とauが共同で立ち上げたネット専用銀行で、急速に住宅ローン界に足場を築いたのが、この「じぶん銀行」。

業界最低水準の低金利で注目を集める同社ですが、転職してすぐでも住宅ローンの審査が可能です。

お申込みいただけますが、転職後3年未満の場合は、職歴書をご提出いただきます。
また、お勤め先以外の情報も含め審査いたします。

こちらも審査の土台に乗れるのは、転職後3ヵ月を経過してから

仮審査の年収入力方法は、前述の住信SBIネット銀行と同じでOKです。
給与明細3ヵ月分から計算した見込年収を入力してください。

本審査の際には、直近の源泉徴収票に加え、直近3ヵ月分の給与明細、そして職歴書といった追加書類の提出が必要になります。

ソニー銀行




ソニーフィナンシャルホールディングス傘下のネット専用銀行で抜群の知名度を誇る「ソニー銀行」。

オリコン日本顧客満足度ランキングでは金利を含む各評価部門で上位をかっさらい、6年連続で総合第1位という偉業を達成しました。

そんな満足度の高い銀行だけに、転職してすぐでも住宅ローンの審査が可能です。

ソニー銀行の住宅ローンでは、「勤続(営業)年数」による申し込み条件は設けていません。
ただし、昨年または今年転職をされたかたは、本審査申し込みにあたり、以下の書類(詳細は仮審査後にご案内いたします)をご提出いただきます。

ソニー銀行の住宅ローン審査には、そもそも勤続年数に関する条件がありません

なので、転職してすぐでも1カ月分の給与明細さえあれば問題なく審査できます。

仮審査時の年収欄は他と同じく見込年収で入力します。

ソニー銀行の場合は、3ヵ月の勤務実績がなくても審査してもらえるので、「1カ月分の給与明細の額×12」の金額でも入力可能です。


そして本審査の際には次の書類を追加で提出することになります。

  1. 転職時に新勤務先の人事部などから提示された雇用契約書採用通知書、あるいは本年度の年収見込証明書等収入金額記載の書類
  2. 転職後の給与明細賞与明細(支給がない場合は不要)

イオン銀行




スーパーの超大手であるイオングループの銀行で、主婦層をターゲットに特徴あるサービスで他との差別化を図る「イオン銀行」。

こちらはネット専用銀行ではありませんが、ネット専用銀行に劣らない最低水準の金利を実現し、もちろんネットでの仮審査にも対応しています。

こちらも、転職してすぐでも住宅ローンの審査が可能です。

給与所得者の方は、正式申込日時点において原則として勤続6ヵ月以上であればお申込み可能です。

原則として、転職後6カ月以上の勤務実績が必要となります。

ただしこれは、本審査の際に満たしていれば良い条件であって、仮審査を依頼するときは3ヵ月分の給与明細があればOK。

住信SBIネット銀行と同じく、3ヵ月分の給与明細の平均から算出した見込年収を入力してください。

仮審査結果の有効期限は3ヵ月です。
仮審査を早めにすませておいて、転職後6ヵ月経過した時点で本審査にすすめば問題ありません。

本審査の際には、給与明細6ヵ月分の追加書類が必要です。

楽天銀行




「フラット35」を取り扱う銀行の中でトップクラスの低金利を実現し、高い評価を得ている「楽天銀行」。

こちらも、転職してすぐでも住宅ローン審査が可能

お申込できます。現勤務先より給与証明書(転職・休職用)を発行していただき、証明された金額よりその年の年収を算定します。融資額については給与証明書(転職・休職用)を確認させていただき判断いたします。
転職後1年未満の方は全ての職歴が記載された職歴書が必要になります。

審査するには、3ヵ月の勤務実績が必要になります。

インターネットで仮審査を依頼するときの年収欄は、前述の4銀行と同じく、3ヵ月分の給与明細から計算した見込年収を入力します。

本審査の際は、勤務先に発行してもらう給与証明書を提出し、楽天銀行がそれをもとに年収を算定することになります。

また直近1年以内に転職している場合は、これまで全ての職歴が記載された職歴書の提出を求められます。

転職したからマイナスとは限らない

冒頭でもお伝えしましたが、転職すると一般的には審査が厳しくなります。

それは銀行が「安定した収入」があるかどうかを見るから。

だから、安定した収入さえ見込めるなら、転職が必ずしも審査にとってマイナスにはなりません

住宅ローン

例えば、これまで歩合給だったのが、転職して固定給になったのなら、転職後の方が審査では有利です。

また、会社が倒産して仕方なくという理由であったり、年収は下がるが将来のステップアップの為一時的なものだと説明できる場合も、審査上マイナスとならないケースがあります。



なんにせよ、転職した情報で詳しく審査されるのは、本審査の時

住宅ローンは①仮審査→②本審査の順ですすみます。

本審査までいかないと全く話がすすまないので、まず仮審査を済ませましょう!