インナーバルコニー失敗・後悔しないポイント

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こんにちは!
ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

カルタ

あなたはインナーバルコニーに、どのようなイメージを持っているでしょうか。

屋外と屋内の中間的な存在?プライバシーを気にせず楽しめるアウトドアリビング?

どちらも正解!

生活スタイルにバリエーションを与えてくれて、快適な生活を演出してくれるのがインナーバルコニーです。

インナーバルコニー掲載元:重量木骨の家

ただ、そんなインナーバルコニーも、安易に計画すると残念な結果になることがあります。

その代表例が、「雨漏り」「プライバシー」「床面積」。

そこでこの記事では、インナーバルコニーがあって良かった!と思えるための、失敗も後悔もしない3つのポイントを紹介します。

あなたの家づくりの参考になりますように!

バルコニー・ベランダ・テラスの違いは、階数と屋根の有無

バルコニーと同じような利用目的のもので、ベランダやテラスがあります。

インナーバルコニーがどういったものか知るために、まずはバルコニー・ベランダ・テラスの違いを確認しておきましょう。

下図を見てください。

バルコニー・ベランダ・テラスの違い

バルコニー・ベランダ・テラスの違いは、階数と屋根の有無で決まります。

  • バルコニー2階以上の階で屋根なし
  • ベランダ2階以上の階で屋根あり
  • テラス地上に設けられるもので屋根の決まりなし

バルコニーとベランダの中間が、インナーバルコニーと言えます。

どれも、形状やレイアウトによって同じような利用目的になるので、名前の違いは気にする必要はありません。

ただ、名称の前に「インナー」が付くと、より居室部分と連続性のある屋内的なイメージになります。

失敗、後悔しないための3ポイント

最初にお伝えしたとおり、インナーバルコニーで失敗・後悔しやすい代表例が、「雨漏り」「プライバシー」「床面積」です。

これらを十分に理解して、解決または軽減しておけば、期待通りの結果が得られるはず。

事前にチェックしておきましょう!

雨漏りリスクに備えてメンテナンスしやすいデッキ材に

小さなバルコニーであれば、建物本体から跳ね出した形で造ることもできます。

ですが、インナーバルコニーは比較的大きくなるため、一部は下階の部屋と重なることがあります。

一部雨ざらしになるインナーバルコニーがひとたび雨漏りすると、階下の居室部分に雨漏り被害が広がるリスクがあります。

雨漏り


では、雨漏りリスクを減らすにはどうするか。

バルコニーなどでの雨漏りの最大の理由は、劣化と排水不良です。

紫外線による劣化は、床に敷くデッキ材などで防げますが、枯れ葉などによる劣化と排水不良には、メンテナンスで対応しないといけません。

デッキ材掲載元:ELEMENTS

ですから、排水口回りのデッキ材などは、取りはずしができるようにしておいてください。

上の写真のようなジョイント式のものでは簡単に取りはずしが可能です。

尺の長いデッキ材で床を仕上げる場合も、排水口部分は掃除できるように、点検口をつくるようにしておきましょう。

屋内的な利用もできるインナーバルコニーですが、構造的には屋外ですから雨の吹き込みや雨水に対する防水対策は十二分にしておく必要があります。

プライバシー確保のため、圧迫感のない目隠しを

インナーバルコニーでは、特にプライバシー確保の目隠しが重要で、これが失敗や成功を左右する、と言ってもいいくらい。

外部からの視線が気になるようでは、十分に楽しむことはできませんよね?

かと言って、圧迫感のある目隠しでは快適とはいえません。

そこで下の写真のように、圧迫感がなく、通風・採光も兼ね備えた目隠しが理想的です。

インナーバルコニーの目隠し掲載元:リフォームオウチーノ

床仕上げや目隠しで初期コストは掛かりますが、その後の豊かな生活スタイルを演出してくれると考えれば、コストパフォーマンスはいいと思います。

容積率ギリギリなら、屋根の出幅を調整する

下図のように、屋根あるいは手すりから2mを超える部分(赤線部分)は屋外であっても床面積に算入されます

ですから、容積率(延床面積/敷地面積)の限度に余裕があれば良いのですが、ギリギリの場合は、居室部分を犠牲にしなければならないことがあります。

インナーバルコニーの床面積

左側のケースでは、屋根の出が2m以内、右側の例ではバルコニーの出幅が2m以内なら、面積に算入しなくても良いのがポイントです。

建築士と相談した上で、インナーバルコニーの広さや屋根の出幅を調整するようにしましょう。


いかがだったでしょうか?

インナーバルコニーは、生活にバリエーションや快適さを与えてくれます。

柔らかい日差しや優しい風を感じながらの食事やティータイムは格別なもの!

また、リビングにつながるインナーバルコニーで遊ぶ子供達を見る時などは、あって良かった!と思う瞬間かもしれませんね。

失敗も後悔もしない、付加価値の高いインナーバルコニーが実現できますように!



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