このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。
詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
注文住宅を新築したいけど、LDKはどのくらいの広さがいいの!?
家族が集まる憩いのスペースであるLDK。
広くてゆったりしてるのもいいですが、土地の広さや予算の都合上、限界がありますよね?
LDKの広さは家全体の広さにもよるので、何畳なら広い(あるいは狭い)とは言いきれません。
ただ単世帯住宅に多い35坪前後の家ならば、おすすめは18畳LDKをベースに考えること!
そこから敷地や予算の余裕、置きたい家具によって広さを調整していきます。
とはいえ、同じ18畳LDKでも、その形によって広さの感じ方はまるで違うもの。
そこで今回は、LDKの広さを決めるときの参考にしてもらうため、”18畳LDKの5つの形”をお届けします!
18畳直線LDKの対面キッチン
ひとつめは、LDKを直線状にならべて、対面キッチンにした形。
最も多く使われる形と言えるかもしれませんね。
- リビング・・・8畳
- ダイニング・・・5畳
- キッチン・・・5畳
- 計・・・18畳
このLDKの形のメリットは、キッチンからリビングダイニングが見渡せるので、子供が遊んでいても安心して家事ができること。
そして、開放的ながらもキッチンがある程度隠れるので、キッチンを常に片付けておかなければいけないというプレッシャーが少ない点です。
ただしデメリットとして、キッチンの後ろが食器棚で覆われるため、大きな窓をつけることができません。
18畳直線LDKのアイランドキッチン
それでは、先ほどの対面キッチンをアイランドキッチンにするとどうなるか、みてみましょう!
- リビング・・・7畳
- ダイニング・・・4畳
- キッチン・・・7.3畳
- 計・・・18.3畳
キッチンが7.3畳と広くなる分、リビングとダイニングが対面キッチンのときと比べて1畳ずつ小さくなっています。
ただ18畳内に仕切りがないので、奥行感がでてより広く感じますね。
このLDKの形のメリットは、対面キッチンのときと違い、北側に大きな窓をつけられること。
開放的で、より広々としたイメージになります。
デメリットとしては、とにかくキッチンがまる見えになってしまうこと。
常に片付けておかないといけないプレッシャーがあります。
18畳L字型LDKのアイランドキッチン
続いては、LDKをL字型にした形をみてみましょう。
- リビング・・・8畳
- ダイニング・・・4.1畳
- キッチン・・・6.1畳
- 計・・・18.2畳
直線LDKに比べて縦の奥行感は小さくなりますが、逆に横の奥行感がでるので、狭くは感じませんね。
このLDKの形のメリットは、L字型にすることでキッチンが少し隠れるので、片付けのプレッシャーは軽減されます。
また、開放感があるなかでもキッチンが独立したイメージになるので、家事に集中したい人にも、子供の様子を見ながら家事をしたい人にもおすすめ。
ドアを入って左がリビング、右がキッチン・ダイニングと心理的な境界線もできるので、突然の来客があったときも、あまりキッチンをのぞきこもうとはしないはず。
北側に大きな窓をとることも可能ですが、間口のあまり広くない土地では、洗面所や浴室が配置されることになるでしょう。
18畳L字型LDKの独立キッチン
次は、L字型LDKで独立キッチンにした形をみてみましょう!
- リビング・・・8畳
- ダイニング・・・5畳
- キッチン・・・5畳
- 計・・・18畳
生活空間と家事場を仕切りたい人におすすめの独立キッチン。
リビングからは全くキッチンの様子がうかがえないので、多少キッチンがちらかってても安心(?)です!
「リビングで遊ぶ子供の様子を見ながら家事をしたい」という意見がある一方で、「火や刃物のあるキッチンに気軽に子供が入らないようにしたい」という意見もあります。
後者の考えなら、こういったLDKにするのもひとつの方法ですね。
ただこのLDKの形だと、18畳のLDKというよりは、13畳のリビングダイニングの見え方になるので、これまで紹介した形のなかでは少し狭く感じるかもしれません。
18畳LDKのセパレートリビング
家族が集まってくつろぐリビングを、キッチン・ダイニングからある程度切り離したいという人におすすめなのが、次の形です。
- リビング・・・8畳
- ダイニング・・・5畳
- キッチン・・・5畳
- 計・・・18畳
先ほどのケースではキッチンを独立させていましたが、今度はリビングを独立させた形のLDK。
この間取りでは、リビングの床面を1段低くすることで、さらに独立感をだしています。
ダイワハウスお得意の「ロースタイルリビング」ですね。
リビングとダイニングの位置をずらしただけですが、そこにこの間取りのようなデッキスペースを設けると、外と中のつながりが生まれて、実際の18畳より広々としたイメージになります。
「テレビを見ながらご飯を食べる」というのはできなくなりますが、家族の会話を大切にする意味では良いかもしれませんね!
▼土地探しから始めるあなたへ
- 土地にお金をかけすぎた
- 高額の地盤改良が必要な土地だった
- 法規制が厳しい土地で、思った間取りにできなかった
そんな失敗は現実に起こりえます……。
土地探しはとにかくむずかしい!
経験上、自信をもって言えるのは「土地探しはハウスメーカーに任せるのが一番」だということ!!
その意外な理由と、ハウスメーカーに土地探しを依頼するときの注意点をまとめたので、これから土地探しをするならぜひ参考にしてくださいね。