塗壁門柱の教科書_20万円浮くオーダー術

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ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

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家の顔になる門柱は、おしゃれな塗壁門柱にしたい!
でも、すぐ汚れたりヒビ割れたりしないか心配…

モダンでシンプルな白い塗壁門柱の外観
▲家の外観をグッと格上げしてくれる、オーダーメイドの塗壁門柱。

タイルや既製品にはない、手作業ならではの温かみと高級感が魅力の「塗壁門柱」。
でも実は、塗壁門柱は「頼むタイミング」や「掃除の仕方」を間違えると、数十万円単位で損をしてしまうシビアな外構アイテムでもあります。

今回は、元ハウスメーカーFPの視点から、カタログには載っていない「塗壁門柱のリアルな価格のカラクリ」から、絶対にやってはいけない「NGな掃除方法」、そして将来の「塗り直し方法」まで、失敗しないための鉄則を徹底解説します!

【価格の罠】単体だと30万円、ついでなら10万円!?

塗壁門柱の価格は、いくらくらいだと思いますか?
実は、「いつ、どうやって頼むか」で価格が天と地ほど変わります。

外構の大部分をDIYなどで済ませて、「門柱だけ」を単体で業者に依頼した場合、相場は約30万円にもなります。
しかし、新築時に駐車場やフェンスなど「他の外構工事と一緒に(ついでに)」依頼すると、10万円程度に抑えられるケースが多いのです。

なぜ同じ塗壁門柱なのに20万円も差が出るのでしょうか?
それは「職人さんの人件費(人工代)と運搬費」の仕組みによるものです。

門柱1つ作るのにも、基礎を打つ職人、ブロックを積む職人、左官(塗り)の職人が必要で、材料を運ぶトラックも手配しなければなりません。「門柱だけ」のためにこれらを手配すると非常に割高になりますが、全体の工事と同時進行なら、職人さんの「ついで作業」で効率よく作れるため、劇的に安くなるというわけです。

塗壁門柱の基礎知識(下地と仕上げ)

塗壁門柱を作るための「下地(中身)」と「仕上げ(表面)」の基本を知っておきましょう。

① 下地は「コンクリート」か「ブロック」

塗壁門柱の中身は、主に2種類あります。

  • コンクリート製: 強度が圧倒的に高く、自転車などがぶつかっても簡単には欠けません。自由な曲線デザインも可能ですが、価格は高くなります。
  • ブロック製: ブロックを積んでモルタルで固めたもの。価格が安いため一般的ですが、表面はコンクリートほど硬くなく、強い衝撃には弱いです。
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不動産FPカルタの解説

😱 ブロック積みのDIYは失敗の元!
「安く済ませたいから」と、下地のブロック積みからDIYしようとする人がいますが、おすすめしません。
ブロックを真っ直ぐ、崩れないように積むのは何年も修行が必要な職人技です。素人がやると表面がボコボコになり、家の顔である門柱がひどく歪な仕上がりになってしまいます。せめて下地作りまではプロに任せましょう。

② 仕上げは「ジョリパット」が定番!5つのデザイン

塗料には、アイカ工業の「ジョリパット」が使われるケースがほとんどです。色あせしにくく、汚れがつきにくいのが特徴です。職人のコテさばきで、以下のような様々な模様(仕上げ)を選べます。

ジョリパットの仕上げパターン5種類の比較
  1. ローラー仕上げ: 一番シンプルで落ち着いた定番の仕上がり。
  2. ハケ引き仕上げ: 細かい横線をつけるモダンなデザイン。
  3. 扇仕上げ: コテで半円を描き、インパクトのある和風・洋風の仕上がりに。
  4. スタッコ調仕上げ: ランダムな凹凸で陰影を楽しむ洋風スタイル。
  5. マーブル仕上げ: 2色を混ぜてムラを作り、意匠性を高めたスタイル。

【掃除の罠】大掃除で「高圧洗浄機」は絶対NG!

塗壁門柱で一番多い悩みが「雨だれの黒い汚れ」です。
年末の大掃除の時など、良かれと思ってやってしまう最悪の失敗が「高圧洗浄機(ケルヒャーなど)を当てること」です。

塗壁門柱に高圧洗浄機を当てて塗装が剥がれる様子

塗壁門柱に高圧洗浄機を当てると、汚れだけでなく「塗装そのもの」がボロボロに剥がれ落ちてしまいます。
こうなると数十万円かけて全体を塗り直すハメになります。

【正しい掃除方法】

  • 基本は「柔らかいスポンジや毛質の柔らかいブラシ」を使った水洗い。
  • 洗剤を使う場合は、必ず薄めて優しく洗う。
  • どうしても汚れが落ちない場合は、無理をせずプロに補修を依頼する。

キレイに保つなら7〜8年で!塗り直し方法と費用

もし塗装が剥がれてしまったり、汚れがどうしても落ちない場合の「塗り直し方法」には注意が必要です。

傷などの部分補修は、傷んだ箇所だけを剥がして上塗りすれば3〜4万円程度で可能です。しかし、施工から数年経っていると「日焼け」で門柱全体が変色しているため、補修した部分だけ色が浮いて目立ってしまうことがよくあります。

また、吹き付けによる簡単な補修もありますが、そこだけ材質が変わってしまい、後から変色するリスクがあるためおすすめしません。

塗壁門柱の防水効果を保ち、見た目もキレイに維持したいなら、早くて5年、長くて7〜8年を目安に全体を「塗り直し(再塗装)」するのが、家を長持ちさせるための一番の塗り直し方法です。

まとめ:外構も「家」と一緒に計画しよう!

塗壁門柱の失敗しないポイントは以下の通りです。

  • 単体で頼むと価格が割高に。新築の外構工事とセットで依頼する。
  • DIYでの下地作り(ブロック積み)は避ける。
  • 掃除に高圧洗浄機は絶対に使わない!
  • 塗り直しは部分補修より、7〜8年での全体再塗装がおすすめ。

家の外観を決める重要な門柱。後から慌てて外構業者を探すのではなく、家の間取りを考える段階から、プロにトータルで提案してもらうのが一番の節約&失敗回避への近道です!

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塗壁門柱まとめ!価格・掃除・失敗しない鉄則

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