このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。
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こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
収納は、部屋ごとにそれぞれ違った悩みがあるもの。
傘やクツなど、汚れやすいものが集まる玄関。
家族全員の持ち物が混在して集まるリビング・ダイニング。
期限付きの食品が集まるキッチン。
それぞれの部屋には、それぞれに適した収納計画があります。
せっかく新築するのなら、自由に間取りを決められるだけに、適材適所の収納を設置したいもの!
そこで今回は、各部屋に応じた“おすすめの収納計画3選”をお届けします!
玄関の収納計画
玄関収納の悩み
傘が多くて、いつも靴箱にカサがぶらさがってる状態です。よく引っかけて落とし、またぶらさげての繰り返し…。
靴箱のブーツを入れる高さを考えてなくて、シーズンは常にだしっぱなしです。
夫のゴルフバックがスペースをとって邪魔!
廃品回収にだす予定の新聞がたまって山になってます。
子どものスコップとかバケツとかのおもちゃが散乱しちゃってます。
玄関はその家の顔。
玄関のパッと見で、その家の印象が決まってしまいます。
ごちゃごちゃした玄関でなく、しっかり片付いた玄関を目指したいところですね。
玄関に収納したいもの
- 靴(シーズンオフの靴も)
- ゴルフバックやスキー板などのスポーツ用品
- 古新聞や古雑誌
- 外遊び用の子どものおもちゃ
- 車のタイヤ
- 自転車
- ハンコや鍵などの小物
靴はひとりあたり20足持っていると言われています。
「そんなにない!」と思うかもしれませんが、シーズンオフの靴や、タンスの奥底にしまいこんだ冠婚葬祭用の靴も含めると、意外と多く持っているもの。
家の中で靴を履くわけではないので、できれば玄関にまとめて収納したいところですね。
また、「外にだしておきたくないけど、家の中にも入れたくない物」も収納できるとベストです。
土間収納がおすすめ
土や水がつくもの、屋外で使ってさらに重たいものは、家の中まで持ってはいらず、できれば玄関に収納しておきたいですね。
それらを一発解決するのにおすすめなのは、やっぱり土間収納です。
土間収納とは、玄関から土間続きになっている収納スペースのこと。
入口にトビラをつけなくても、玄関横に1畳くらいの収納があるだけで利便性はまるで違います。
土間収納を快適に使うには、次のポイントをおさえておきましょう!
- 高い位置にポールを設置
レインコートを掛けたりするのに便利。 - 奥行の浅い棚を段数多めに設置
クツを置く棚の奥行は30~40cmほどで十分。 - 水のついたものを置くので、湿気対策を
壁を珪藻土などにするとグッド。 - 小さくても窓をつけておく
臭いがこもりやすいので注意。
土間収納さえあれば、ベビーカーや園芸用品にいたるまで、様々な種類の物を幅広く収納できます。
建売や中古住宅ではあまりみかけませんが、新築するなら検討したいところですね!
リビング・ダイニングの収納計画
リビング・ダイニング収納の悩み
子どもがランドセルを毎日放りっぱなし!
ソファーに服が掛かってないときがないです。
小物をどこにしまったか、よく忘れてしまいます。
リビング・ダイニングは家族みんなが集まる場所。
それだけに物も集まりやすい場所です。
家に帰ってきたら、とりあえずリビングに入って、とりあえずソファーに荷物を降ろす。
そして、そのまま放置…よくある光景ですね。
リビング・ダイニングに収納したいもの
- 学校行事のプリント
- 家電製品の保証書やマニュアル
- 爪切りやボールペンなどの小物
- ランドセルやバッグ
- コートなどのオーバーウェア
リビング・ダイニングに集まるものは大小さまざま。
また、家族が共有して使う物も多く、物を失くしやすいので、
リビングクローゼットがおすすめ
リビングにぜひ設置を検討してほしいのが、リビングクローゼット!
寝室にクローゼットというのが定着したイメージですが、リビングにもクローゼットがあると、ものすごく重宝します。
出典:スマラボ
冬場などにコートを2階の部屋までとりにいくのも、帰って掛けに行くのも面倒ですよね?
どのみち、家の中では着ないんです。
だったら帰ってきてすぐ、リビングクローゼットに掛けてしまえば楽です。
子どもに「ランドセルを持って上がりなさい!」と言ってもなかなか言うことを聞かないかもしれませんが、「そこのクローゼットに入れておきなさい」だと、すぐします。
リビングは少し狭くなってしまいますが、リビングクローゼットには、それをもってあまりある価値があります。
そんなリビングクローゼットの使い勝手を良くするポイントは確認しておきましょう。
- 奥行は50~60cmくらいに
服を掛けてちょうど良いくらいの奥行で十分です。 - 小物をしまう引きだしや棚を設置
クローゼット内に小物も収納してしまいます。 - トビラは引き戸がベター
トビラを開けたままでも通路をふさがないように。
クローゼット内にさらに引きだしを設置して、小物類も全部入れられるようにすると便利です。
いろんな物が集まるリビング・ダイニングだからこそ、定位置をつくりましょう。
「ここ以外にしまうことはないはず」という我が家のメイン収納があれば、物を失くすことも少なくなるはず!
キッチンの収納計画
キッチン収納の悩み
たまに使うキッチン家電が意外と広いスペースを占拠しています。
カウンターキッチンだとキッチンが片付いてないのが丸見え。
冷蔵庫にいれなくていい野菜の置き場に困ります。
調味料や酒類がシンクにあふれてます。
今では、部屋が広く見えるカウンターキッチンが主流です。
見通しが良い分、見えてほしくないものまで見えてしまうのが悩みどころですね。
キッチンに収納したいもの
- キッチン家電
- 米・調味料・乾物類
- 酒類
- あまり使わないものも含めて食器
- 調理器具
キッチンは物も多く、さらに入れ替えの多い場所でもあります。
だから、キッチンの収納は大きさよりも、取り出しやすさを重視する必要があります。
キッチンパントリーがおすすめ
そこでおすすめするのが、キッチンパントリー!
キッチンパントリーとはつまり食品庫のこと。
常温で保存できる調味料、乾物、酒、野菜や缶詰などを、ごそっとまとめて収納できるスペースです。
そんなに大きさは必要はなく、0.5~1畳程のスペースでも十分活躍してくれます。
それでは、キッチンパントリーを快適につかうポイントを確認しておきましょう。
-
- 棚の奥行は30~40cmでOK
あまり奥行があると、奥底に賞味期限切れの食品があふれてしまいがち。 - 棚は可動式にするのがベター
収納する物に合わせて棚の高さを変えると、狭いスペースを無駄なく使えます。 - 家事動線上に設置する
設置場所があまり離れてしまうと、動線がわるくなって作業効率が落ちます。
- 棚の奥行は30~40cmでOK
十分なスペースがとれない場合も、下の写真のようにちょっとした棚をつけるだけでも、十分便利です。
足下にダストスペースをつくると更にグッド。
キッチンはゴミがたまりやすいですからね。
まとめ
今回は、今まで提案した収納計画のなかで、特によろこんでもらえたものをご紹介しました。
- 玄関の土間収納
- リビングクローゼット
- キッチンパントリー
どれも大きなスペースをとる必要はありません。
小さなものであっても、あれば十分活躍してくれるはずです!
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