まんなかに大きな中庭のある、おしゃれな家に住みたいな♪
このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。
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こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
今回ご紹介するのは、この間取り!
- 大きな中庭のある「ロの字」間取りの家
- 延床面積:141.19㎡(42.62坪)
1階面積:70.80㎡(21.37坪)
2階面積:70.38㎡(21.25坪) - 建築面積:77.01㎡(23.25坪)
家のまんなかに大きな中庭がある「ロの字」型の間取りです。
ここで人目を気にすることなく、くつろぐことが出来たら最高ですよね!
ただ、「ロの字」型の間取りには、注意すべき点もいくつかあります。
今回の間取りで、その特徴と注意点を確認してみましょう!
大きな中庭が出迎えてくれる玄関
この間取りの特徴は、「ロの字」に囲まれた大きな中庭!
玄関をはいったら大きな窓から中庭を眺められるようになっています。
中庭をはさんで、左にすすむと、水回りに。
右にすすむとリビングや2階への階段など生活空間に行けるようにしました。
また、玄関から和室に縁側をとおしてダイレクトに入れるようにして、客室のような使い方もできるようになっています。
外と中庭に囲まれて明るく開放的なLDK
この間取りは、リビングもダイニングもキッチンも、全て外と中庭につながっています。
南側に庭のスペースをとってもいいけど、目の前が人通りの多い道であったり、隣の家からすぐ目につくようだと、あまりカーテンを開けっぱなしにもできませんよね?
でも、これだけ大きな中庭があると、その問題は解決!
陽当たりは良好で、風通しの良い健康的で明るい家になります。
使い方自由!約5畳の中庭
この間取りの中庭は5.2畳です。
今のように木を植えると、玄関からはいったときの見た目が良くて、夜にはライトアップしたりと、景観として楽しめます。
木を植えずに芝生だけ敷いて、子供たちが遊び回れる空間にしても良いですし、タイルやウッドデッキにして、夏にはBBQをしたりビニールプールをだしてもGOODですね!
中庭があれば2階も明るい居住空間に
2階は廊下と寝室と子供部屋だけで、単に壁に囲まれた部屋が並ぶだけの間取りも多いです。
中庭があれば、そんな2階もおしゃれに!
ぐるっと中庭を囲む回廊には、陽の光がさしこんで、1階と同様に明るいイメージになります。
2階の階段上がりきりをシアタースペースに!
ここでは、2階に上がりきった階段ホールをあえて広くとって、シアターホールにしています。
マイホームを建てた人だけが持てる部屋なんで、あこがれますね!
セカンドリビングとして、家族共通の空間としても良いですし、バルコニーのすぐ隣なので、もっと実用的に洗濯物の部屋干し、折り畳みスペースとしてもOKです。
やっぱり心配な「ロの字」間取りの5の注意点
個性的な「ロの字」間取りですが、それだけに注意するべき点がいくつかあります。
基本的には、建築にもメンテナンスにもお金にも負担がかかります。
「良さ」と「悪さ」両方をよく知って検討しましょう!
排水設備を整えないと、家の劣化につながりかねない
一番重要なのが、この排水問題。
部屋に囲まれているだけに、排水管を設けて、それをしっかりメンテナンスをしていかないと、ジメジメして使い勝手の悪い中庭になりかねません。
注意したいのは、「落ち葉」・「傾斜」・「凍結」の3つです。
落ち葉
今回ご紹介した間取りのように、中庭に木を植えた場合、落ち葉が排水管に溜まって水捌けが悪くならないよう、定期的に掃除をする必要があります。
傾斜
特に中庭にコンクリートなどを敷く場合、中庭の中心に排水管を設けて、そこに向かって低くなるよう傾斜をつけるといった対策が必要です。
中庭に水が溜まって、壁面に水が侵入すると、カビ発生の原因になり、ひいては家の耐久性に悪影響を及ぼします。
凍結
正直なところ、「ロの字」間取りは、雪がよくふる地域ではおすすめしません。
昼間の暖かい時間にとけた雪解け水が、夜寒くなって凍る。そんな日が何日か続くと、排水管が凍ってつまってしまう可能性があります。
そうなると中庭の行き場のない雪解け水がどうなるか…恐ろしいですね。
建築費が高くつく
家は形状が複雑になるほど、建築費は高くなります。
「ロの字」がまさにそうで、家の凹凸は増え、それに応じて壁面も窓も大きく増えるので、建築費は間違いなくアップ。
それに、今回の間取りもそうですが、真ん中の中庭で部屋が分断されるので、通常「ロの字」間取りは廊下が増えます。
延床面積の増加も、建築費が高くなる原因ですね。
冷暖房費が高くつく
今回の間取りでは、LDKは南面と中庭の2方向で外部にふれています。
だから「ロの字」間取りは、外気にふれる箇所が多いため断熱性能は弱くなり、夏は暑く、冬に寒い家になりがちです。
家のそもそもの性能にもよりますが、冷暖房費が多少高くなることは、覚悟しておいた方が良いです。
虫がよってきやすい
「ロの字」間取りは、窓が多くとれて明るい雰囲気になりますが、夜になると外からみても明るい家になります。
虫は光に集まってくるので、季節によって、虫退治に労力をさかれます。
生活空間が狭くなる
例えば今回の間取り、中庭をなくせば、LDKが5畳分増えます。
畳コーナーにして冬はコタツを敷いたり、リビング隣に子供のスタディールームをつくることだってできます。
中庭をとるか、生活空間を広げることをとるか、考えどころですね。
それでもやっぱり魅力的な「ロの字」間取りの特徴3つ
「外」にプライベート空間ができる
「ロの字」間取りのように、完全に人目につかない「外」のプライベート空間は、そうあるものじゃありません。
子供を安心して遊ばせられる空間で、家事をしながらでも様子を見ていられるのは大きなメリットです。
風呂上りに、中庭のベンチに腰掛けて、夕涼みをしながらビールを飲むのもいい!
春のあたたかい日には、中庭でゆっくり読書タイムなんてしても優雅ですね。
どの部屋からも見える中庭は、ガーデニング好きなら、たまらない空間かもしれません。
陽当たりよく、風が抜ける
中庭にすることで、住宅の密集地に家を建てるときも、十分な陽当たりと風通しを確保できるのは、「ロの字」間取りの何よりのメリットです。
「ロの字」間取りにすれば、陽当たりがいい部屋が南側に限定されず、中庭を中心にして各部屋に光がさしこみます。
旗竿地(通路だけ接道した住宅に囲まれた土地のこと)や南北に細長い土地のときは、ぜひ検討したい間取りですね。
中庭を通して風通りもよくなります。
デザインがおしゃれ
いろいろ注意点があるものの、やっぱり「ロの字」間取りは、個性的でおしゃれです。
希少な間取りともいえるので、こだわりが感じられて親族や友達にも自慢の家になります。
「ロの字」間取りは個性的で、良い面も悪い面も目立ちます。
この間取りを選ぶときは、「コの字」間取りや一般的な間取りと、建築費や今後のメンテナンスを比較して検討しましょう!
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