金属系サイディング外壁アイキャッチ

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カルタ

金属系サイディング外壁とは、金属を主原料とした住宅用外壁材の一種。

主にガルバリウム、アルミニウム、ステンレス製のサイディングが使われていて、美観性がありながら耐久性も高く、外壁材として根強い人気があります。

ただしその分、他のサイディングに比べてコストが高いという欠点も…。

金属系サイディング外壁の家

この記事では、そんな金属系サイディングについて、メリットやデメリット、メンテナンス方法や価格などをまとめていきます。

あなたのマイホーム計画のご参考に!

金属系サイディング外壁の種類

金属系サイディング外壁にも色々種類がありますが、主に使われているのは、ガルバリウムアルミニウムステンレスになります。

それぞれの特徴を確認してみましょう。

ガルバリウムサイディング

ガルバリウムサイディングは、亜鉛メッキ鋼板にアルミニウムやシリコンなどの様々な合金を混ぜ、防錆性能を高めた外壁材です。

ガルバリウム外壁の家

非常に高い防錆性能があり、広く外壁材として使われています。

塗装もしやすくカラーバリエーションも豊富なことから、金属系サイディング外壁のなかで最もシェア率が高くなっています。

アルミニウムサイディング

アルミニウムサイディングは軽量なうえに強度があり、防錆性能も高く耐久性に優れています。

加工しやすい特性もあることから、曲面にも対応でき、そのデザイン性から人気のある外壁になります。

ただし、断熱性に乏しいという欠点もあります。

ステンレスサイディング

金属系サイディング外壁のなかでも、最高水準の品質を誇るのが、このステンレスサイディングです。

防錆性が高く、非常に硬いため耐衝撃性にも優れたタフネス外壁です。

ただし、加工が難しくデザイン性に自由度がないのと、コストが高いという欠点があります。

金属系サイディング外壁のメリット

では続いて、金属系サイディング外壁にはどんなメリットがあるのか、確認いていきましょう!

耐久性が高い

金属系サイディング外壁は耐候性防錆性に優れていて、風雨にさらされても劣化が少ないのがメリット。

家の模型を持つ男性

また金属特有の強度と軽さを兼ね備えるため、地震や台風など自然災害にも強く、対災害をメインに外壁を選ぶなら、金属系サイディングはかなりオススメです。

メンテナンスが楽

金属系サイディング外壁は、汚れがつきにくく、他の外壁材に比べてメンテナンスが楽です。

定期的な洗浄をするに越したことはありませんが、半年に1回くらいを目安にホースで水をかけてあげれば、それだけでOK。

ただし外壁が傷ついたり、塗装が剥がれた場合には、その部分から錆が広がってしまう可能性があるので、速やかに専門家に修繕を依頼する必要があります。

デザイン性がある

金属系サイディング外壁は、金属特有の質感があり、ポリッシュ仕上げによる光の反射する輝きなど、多彩な表情を楽しむことができます。

カラーバリエーションも豊富でかつ加工も簡単なため、個性的な外観を求めるならオススメです。

ガルバリウム鋼板の家

スタバみたいなスタイリッシュな外観が好きな方には、特に選ぶ価値があるかも。

下の記事でも、スタバみたいな外観にするのに、金属系サイディングを使ってみては?と紹介しています。

参考≫スタバみたいな家を建てるポイント3選

耐火性が高い

金属系サイディング外壁は、不燃材料とされていて、耐火性が非常に高いのが特徴。

火災時にも燃え広がったり、火の粉を飛ばすこともなく、火の勢いを抑えることができます。

ただし、アルミニウムサイディングは耐火性に欠けるので、早期消化の対策が必要です。

金属系サイディング外壁のデメリット

ご紹介したように様々なメリットがある金属系サイディングですが、金属ならではのデメリットもあります。

熱伝導率が高い

金属系サイディング外壁は、熱伝導率が高く、夏などは外気温を内部に通しやすい性質があります。

エアコンと風鈴

ただし、しっかり断熱材を入れ、熱反射率の高い塗料でコーディングすることで解決できます。

変形する可能性がある

金属系サイディング外壁は、耐久性が高く、自然災害にも強いと紹介しました。

ただし金属は熱に敏感で、高温になると膨張し、低温になると収縮することで熱変形がおきる可能性があります。

特にアルミニウムは熱変形しやすいので注意が必要です。

ただ最近では、高品質の素材や製造技術の改良で、変形しにくい製品もでてきています。

遮音性が低い

金属は音を反響してしまう特性があるため、外部からの騒音を遮ることができず、金属系サイディング外壁は遮音性が低いと言われています。

ただし断熱材や防音材をいれることで遮音性を高めることはできますし、サイディング表面を縦の凹凸模様をつけることで、反響音を和らげることもできます。

ガルバリウムの鋼板

塩害に弱い

金属系サイディング外壁は、塩害に弱いとされています。

海辺の家

海風にさらされる地域では、表面に白い粉が付着し、塗装の剥がれや錆が起こりやすくなります。

最近は、塩害に耐性のある塗料でコーティングすることで対塩害性能を高めたものもあるので、選ぶ際には仕様の確認をしましょう。

金属サイディング外壁のメンテナンス

金属系サイディング外壁は耐候性があり、風雨や紫外線などにも強いですが、それでも汚れや傷がついてしまうことはあります。

適切なメンテナンスをすることで、外壁の寿命を伸ばすことができるので、定期的な洗浄や表面塗装の塗り替えをオススメします。

洗浄はホースで水をかければOK

具体的には、半年に1回くらいのペースで洗浄します。

洗浄方法はホースで水をかけるだけでもOK。

水飛沫

強酸性洗剤や高圧洗浄機は、塗装にダメージを与えてしまうので、使わないようにしましょう。

塗り替えは10年ごとに

また表面塗装の保証期間は5〜15年とされています。

塗装も経年劣化で剥がれてしまうことがあり、金属が剥き出しになると、そこから錆が広がってしまう可能性もあります。

立地環境にもよりますが、10年周期を目処に塗装の塗り替えを検討してみてください。

塗り替え費用は、建物の形状や塗料の種類で違いますが、一般的な2階建て住宅で、およそ70万円くらいはかかります。

金属系サイディング外壁の価格相場

金属系サイディング外壁は、他のサイディング外壁に比べ、初期コストは高くなっています。

ただ、耐久性が高く長持ちする外壁なので、初期投資としては悪くないといったところでしょうか。

家と電卓

以下は、ガルバリウム・アルミニウム・ステンレスの1平方メートルあたりの価格相場になります。

  •  ガルバリウムサイディング:3万円~4万円程度
  • アルミサイディング: 2万円~3万円程度
  • ステンレスサイディング:4万円~5万円程度

ただし、地域や建物の形状、依頼業者によっても価格は変わってきます。

まとめ

金属系サイディング外壁について、特徴をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?

金属系サイディング外壁は、耐久性がありながらも、デザイン性が高く、メンテナンスも楽というメリットの多い外壁です。

ただし、表面の塗装が剥げてしまうと、金属が剥き出しになった部分から錆が広がってしまうこともあるので、10年くらいを目安に塗り替えを検討した方がいいでしょう。

他のサイディングと比べてコストが高いのは難点ですが、大事にメンテナンスをしてあげれば長持ちしてくれるので、初期投資としては悪くないです!



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