
このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。
こんにちは!このブログも7周年!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
家を建てるのはビッグイベントですね。
多くの人にとっては、一生に一度のことでしょう。
ですから穴があくぐらい見返したつもりでも、経験がないと、見落としや勘違いから失敗することは、よくあります。
この記事では、“とくに失敗しがちな間取りの注意点”をグループに分けて紹介していきます。
希望する生活スタイルをシミュレーションしながら、マイホームづくりの参考にしてくださいね!
間取りで失敗しがちな注意点5つ
部屋の大きさと、家具の大きさに注意
部屋の大きさは、家具がピッタリ入ればOKというものではありません。
そこでどんな生活や動き方をするかもイメージするようにします。
たとえば、ダイニング。
可能なら、4人家族でも6人座れるような、大きなテーブルを置ける広さにするのがオススメです。
そうすれば、両親や友人も気兼ねなく招待できます。
会話が弾むのは、リビングよりもダイニングの方ですからね♪
その際、テーブルサイズと共に、イスを後ろに下げたときのスペースにも注意してください。
上図のように、イスに必要なスペースは75cm前後が必要になります。
イスを壁ぎわにした場合、席を立つたびに壁にあたったり、体をねじったりしないと、移動できないようでは困りますよね。
収納の大きさと配置の注意点
適材適所、用途に応じた奥行きと棚
クローゼット類やパントリーには明確な用途があって、設置場所も明確です。
掲載元:RoomClip
では、いわゆる物入れはどうでしょうか。
季節用品や年に数回ほど使用するもの、あるいは大型ごみや不燃物の回収日までの仮置場、これらの収納場所はきちんと計画されているでしょうか。
その他にも、掃除用具、薬類、文房具類などの日常的に使用するものの収納場所も必要です。
これらは、使いやすい場所にあり収納しやすいことが重要。
大きなスペースにまとめて収納するのはコスト的にはアリですが、欲をいえば用途に応じた収納が細かく欲しいところですね。
収納スペースの比率
一般的に、住宅の収納スペースの延床面積に対する割合は、10〜15%ほどと言われています。
ただし、延床面積が大きくなれば比率が下がり、家族が増えれば比率が上がります。あくまでも目安として間取りチェックしてみてください。
なお、出し入れに苦労するロフト収納は、この面積に含めない方がいいでしょう。
音に関する注意点
キッチンからの音
調理や洗い物をするときの音は意外と大きく、リビング側でテレビを見ていても、ボリュームを上げないといけないことがあります。
仕方のないことですが、ワンルームタイプのLDKとするときには、意識しておく必要があります。
厨房機器の中には、蛇口の流水音や水がシンクに当たる音を低減してくれる静音タイプがあります。少しでも軽減したいときには検討してみてくださいね!
クローゼットの活用
隣室との境が壁一枚のとき、パソコンから流れてくる動画やゲーム音が聞こえてきたりします。
これを避けるために、隣室との間にクローゼットなどを配置し、緩衝スペースとして利用すると効果的です。
浴室・洗面・トイレの注意点
気兼ねなく使えること
リビング階段や廊下を少なくした間取りの場合、浴室・洗面・トイレを利用するときにLDKを通らないといけない間取りになることがあります。
でも、それだと視線や音が気になって、気兼ねなく使うことはできませんよね。
なので、それらの水回り室にはLDKを通らないバイパス動線に計画するようにしましょう。
それによって、動線をループ状にできて、家事作業の効率化も図れます。
1階に手洗い場所がない
寝室や個室が2階になるケースが多いことから、浴室・洗面・トイレを2階にすることがあります。
そんな場合でも1階にもトイレを作りますが、手洗いまでは気が回らないかもしれません。
でも、それだと外から帰ってきたときなど、手を洗いに2階へ上がるのは不便です。
掲載元:Circle
1階のトイレを少し大きめにして、手洗いコーナーを作ると解決しますが、できればトイレを兼ねたオシャレな化粧室にすると自慢の空間にもなりますよ。
その他の注意点
和室の必要性を見おなす
十分な広さではないLDKの場合に、あえて和室を接してつくる必要があるのでしょうか。和室をやめてリビングを十分な広さにすることを優先すべきです。
吹き抜けは寒い
上部が吹き抜けになっているリビングは、冬に寒いという注意点があります。床暖房や高断熱化などの解決方法も合わせて検討してください。
バルコニー・ベランダの奥行き
奥行きのないバルコニーやベランダは、イスさえ置けず、エアコンの室外機置き場になるだけです。
バルコニーやベランダを生活空間の一部として計画する場合は、有効な奥行きを120cm以上とするようにしましょう。
建具の種類と開き勝手
洋室が多い現在の住宅では、出入り口に開き戸、クローゼット類には折れ戸が多用されているように思います。
しかし、ときには開き戸よりも引き戸、折れ戸よりも引き違い戸の方が合理的で使いやすい場合があります。
間取りが決まった段階で、いちど建具類を見直してみましょう。
さいごに
いかがでしたか?
気づきにくく失敗しやすい間取りの注意点を紹介しました。しかし、他にもまだあると思います。
たとえば、隣家と窓の位置、コンセントやテレビジャックの位置などです。
新築なのに、窓を開けられなかったり、延長コードを使ったりするようでは、がっかりですよね。
なので、家を建てるときには間取り図を前にして、家族でさまざまに生活スタイルをシミュレーションしてみてください。
その中で、さまざまな問題点や疑問点が見つかるはずです。
それらの中には一長一短のものがあり、すべては解決できないかも知れません。
しかし、知らなかったりや気づかなかったりでの失敗や後悔は、最小限に抑えられるはずです!
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