このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。詳しくは運営ポリシーをご覧ください。

【PR】

こんにちは!このブログも7周年
ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

カルタ

今回は、住宅の基礎について、特に布基礎ベタ基礎の違いやコスト差、選び方について詳しくお話しします。

家を建てる際、基礎の選択はとにかく重要!
基礎は家全体を支える土台となるからですね。

その中でも、布基礎とベタ基礎は最も一般的な選択肢ですが、それぞれに特徴があり、コストも大きく異なります。

それぞれの違いを知って、あなたの家づくり計画に役立てましょう!

布基礎とベタ基礎の違い

まず、布基礎とベタ基礎の基本的な違いを理解しましょう。

布基礎とは

布基礎は、建物の外周部と間仕切り壁の下に帯状のコンクリートを打設する工法です。
地面に接する面積が少ないため、比較的軽量で、コストも抑えられます

ベタ基礎とは

ベタ基礎は、建物の床下全面にコンクリートを打設する工法です。
地面との接地面積が大きいため、安定性が高く耐震性や防湿性に優れています

コスト差は本当に30%以上?

「布基礎とベタ基礎のコスト差は30%以上ある」という話をよく耳にしますが、実際はどうでしょうか?

一般的に、ベタ基礎は布基礎と比べて20〜40%ほど高くなると言われています。
しかし、これは状況によって大きく変わります。

コストに影響する要因

  • 土地の条件:地盤の強さや傾斜によってコストが変わります。
  • 建物の規模:大きな建物ほど、基礎のコスト差が開きやすくなります。
  • 地域性:地域によって労務費や材料費が異なります。
  • 工法の選択:同じベタ基礎でも、鉄筋の量や厚さによってコストが変わります。

つまり、「ベタ基礎は必ず30%以上高い」とは一概に言えないわけです。

むしろ、総合的に見ると、長期的なコストパフォーマンスではベタ基礎の方が優れている場合も多いです。

基礎の選び方で変わる住宅の性能

5つ並んだ住宅の模型

基礎の選択は、単にコストだけでなく、住宅全体の性能に大きく影響します。
以下に、それぞれの基礎が住宅性能にどう影響するかを見ていきましょう!

1. 耐震性

ベタ基礎は地面との接地面積が大きいため、地震の揺れに対して安定性が高くなります。
特に軟弱地盤や液状化の恐れがある地域では、ベタ基礎が推奨されます。

2. 防湿性

ベタ基礎は床下全面がコンクリートで覆われているため、地面からの湿気を効果的に遮断します。
これにより、カビやシロアリの発生リスクを低減できます。

3. 断熱性

ベタ基礎の場合、床下空間がないため、断熱材を直接床に施工できます。
これにより、高い断熱性能を実現しやすくなります。

4. メンテナンス性

布基礎の場合、床下点検口から床下に入ってメンテナンスができます。
一方、ベタ基礎では床下空間がないため、点検やメンテナンスが難しくなる場合があります。

5. 施工期間

一般的に、布基礎の方が施工期間が短くなります。
ベタ基礎は広い面積にコンクリートを打設するため、時間がかかります。

どちらを選ぶべき?判断のポイント

では、実際にどちらを選ぶべきでしょうか?以下のポイントを参考に判断しましょう。

布基礎を選ぶべき場合

  • 地盤が比較的安定している場合
  • 建築コストを抑えたい場合
  • 軽量な木造住宅を建てる場合
  • 床下のメンテナンス性を重視する場合

ベタ基礎を選ぶべき場合

  • 地盤が軟弱な場合
  • 高い耐震性を求める場合
  • 湿気対策を重視する場合
  • 高気密・高断熱住宅を目指す場合
  • 重量のある建物(RC造など)を建てる場合

コストと性能のバランスを考える

基礎の選択は、単純にコストだけで判断するべきではありません。

家の模型とスマホと電卓

確かに初期投資は布基礎の方が安くなりますが、長期的に見ると、ベタ基礎のメリットが大きくなる場合も多いです。

例えば、ベタ基礎を採用することで、以下のような長期的なメリットが得られる可能性があります。

  • 高い耐震性による安全性の向上
  • 湿気対策による住宅の長寿命化
  • 断熱性能向上による光熱費の削減
  • 資産価値の維持

これらの要素を考慮すると、初期コストの差は相対的に小さくなる可能性があります。

まとめ

布基礎とベタ基礎、どちらを選ぶかは簡単な決断ではありません。

コスト差は確かに存在しますが、それ以上に重要なのは、あなたの家にとって最適な選択をすることです。

そのためには、以下の点を十分に検討することが大切です。

  • 土地の条件(地盤の強さ、湿気の状況など)
  • 建てたい家の特徴(構造、規模、断熱性能など)
  • 長期的な住宅の性能と維持費
  • 将来の資産価値

これらの要素を総合的に判断するには、専門家の意見を聞くことがなにより重要!

ハウスメーカーや工務店、建築士などに相談し、あなたの状況に最適な基礎の選択をしましょう。

あなたの素敵な家づくりを応援しています!



2000万円だと
▼ どんな間取りになる? ▼

townlife家づくりなら、

オリジナル間取りプランを全国のハウスメーカー・地元工務店に一括依頼できます!

  • 今の間取りでいいのか不安…。
  • いろんな間取りを比べたい!
  • 土地を買うまえの目安にしたい!

という人は、無料なのでどうぞ利用してみてくださいね♪

チャット形式で、間取りの要望を答えていくだけ。最短3分で完了します。

↓↓毎月5000人以上が利用しています↓↓

ボタン緑

【PR】タウンライフ
この記事には広告が含まれていますが、本ブログでは、実際に自分で使ってみて、良いと思ったものしか紹介しておりません(運営ポリシー)。
どうぞ安心してご活用ください。
マイホームのイロハ運営者カルタより