このコンテンツは、元ハウスメーカーで今不動産特化FPであるカルタが、マイホームに関する情報をわかりやすくお伝えすることを目的としています。
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こんにちは!
元ハウスメーカー、今不動産特化FPのカルタです!
壁紙選びで悩んではいませんか?
壁紙は、家の印象を決める一番のポイントといっても過言ではありません!
選んだ色や柄によっては、お部屋が広く見えることも狭く見えることもあるんです。
色には、暖色系・中性色・寒色系があり、色が空間に与える印象はそれぞれ異なります。
今回は、あなたが壁紙選びで失敗しないため、”部屋を広く見せる色”の選び方とその配色のコツについてご紹介します!
壁紙の色によって、どんな風に見え方が違ってくる?
暖色系は前に出っ張るような印象を与え、寒色系は物が下がって見えるような印象を与えます。
限られたスペースをより広く見せるためには、色の与える印象をうまく利用することがお部屋作りのポイントとなってくるんです。
暖色系は濃淡で部屋を広く見せる
黄色・オレンジ・赤などの暖色系は、明るい印象や暖かみを与えてくれますが、色の主張が強く、飛び出すように見えることがあります。
このため、暖色系は「進出色」ともいわれ、使う面積や場所によっては圧迫感を感じることがあります。
広く見せたいときにはあまりおすすめの色とは言えませんが、暖色系であっても色の濃淡で奥行き感を出すことはできます。
奥行き感を出したい一番奥の壁に濃い目の壁紙を使用し、その側面の壁にはワントーン明るい壁紙を貼ることで濃い色の壁面が後退しているような錯覚が生まれます。
下の画像の方が部屋に奥行があるように見えませんか?
進出色といわれる暖色系でも、視覚効果を上手に使うことで圧迫感を減らし、部屋を広く見せることができるのです。
また、ビビッドカラーなどの暖色系を取り入れたい場合には、限られたスペースにアクセントカラーとして取り入れると良いでしょう。
奥行き感や広さの邪魔をせず、個性のあるお部屋作りのポイントとなるのでおすすめですよ。
寒色系は奥の壁に使うと部屋が広く見える
青色・青緑・青紫のような青を中心とした寒色系は、クールな印象や涼しげな印象のほか、暖色系とは逆に後ろに下がって見えるような特徴があります。
この現象から寒色系は「後退色」といわれ、奥行き感を出すときにはおすすめですが、使用する面積や場所によっては圧迫感を生み出すことがあるので注意が必要です。
後退という特徴を生かし、奥行き感を出したい壁面に濃い色を使用することで広さを感じられる空間作りをすることができるでしょう。
さらに、濃い目の色を使用することで、クールでモダンな印象や重厚感、落ち着いた印象を与え、メリハリのあるお部屋作りにも効果的です。
一番奥の壁を寒色にするだけで、奥行感アップです!
部屋を広く見せるには、壁や天井はどんな色にしたらいい?
お部屋を広く見せるためには視覚効果を利用するのが一番!
広く見せるためには、色の選び方だけではなく、その色の配置の仕方も重要となります。
高さ、奥行き、広さを感じられる色の使い方について、詳しくご紹介します。
高さを出す色と配色
高さを感じるようにするには天井に向かって、壁紙の色を明るいトーンにしていくのがポイントとなります。
例えば、壁面に濃い目のグレー系壁紙を使い、天井には淡いグレー系や白系にすることで圧迫感のない開放的な空間を演出することができます。
反対に、天井に濃い色を使用すると、部屋全体が重たい印象となり高さや解放感を感じにくくなってしまいます。
上の画像の方が、天井が高く感じませんか?
寒色系の方が空間をより広く見せる効果がありますが、暖色系であっても彩度や明度を抑えた色を選ぶことで同様の効果を得ることができます。
奥行き感を出す色と配色
奥行き感を出すには寒色系の壁紙がおすすめです。
奥行き感を出したい壁面に寒色系の濃い色を配置することで、簡単に奥行き感を演出することができます。
さらに、濃い色の壁面以外の壁面を同系色の淡い色などにすると、色のグラデーション効果で奥行き感がさらにアップするのでおすすめ。
暖色系を使用する場合は、彩度と明度を抑えた色を使用し、濃淡をつけた配色にすることで空間の広さを邪魔せず、暖かみがプラスされたお部屋にすることができるでしょう。
広さを出す色と配色
広さを出したい場合におすすめの色は、白を中心とした淡い色合いです。
光の反射で空間全体が明るく解放感のある空間となり、寒色系・暖色系問わず淡い色合いであれば広く見せるのに効果的となります。
奥行きや高さを出す配色を参考に、お好みの壁紙レイアウトで自分だけの空間づくり楽しんでくださいね!
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