玄関ドア交換を業者に依頼したときの費用

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こんにちは!
ハウスメーカー、今不動産特化FPカルタです!

カルタ

 

玄関がみすぼらしく見えてイヤ!
最近、玄関ドアの建て付けが悪い…。
断熱ドアにして、断熱効果を高めたい!



玄関ドアを交換したい理由にも様々あります。

なかでも多いのが、最後の「断熱ドアにしたい」というもの。

外に通じる玄関ドアを断熱ドアにすることは、 住宅の断熱性能を高めるのに大変効果的です。

玄関ドアの断熱

では玄関を交換するには、どんな工事が必要で、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

ここでは、玄関ドアの交換工事業者に依頼したときの費用について解説していきます!

玄関ドアの交換工事は2種類ある

玄関ドアの交換工事には、2つの種類があります。

  • 玄関ドアを枠ごと交換してしまう方法
  • 既存のドア枠に新たな枠をかぶせる方法

それぞれの違いを解説していきますね!

玄関ドアを枠ごと交換する方法

ドアを枠ごと交換する場合、外壁に埋まった枠の取外しや防水処理などが必要になります。

そのため工期は長くなり、1週間〜10日程度

具体的な工程は、次のようなものです。

  1. 既存外壁解体
  2. 新規玄関ドア寸法取
  3. 新規ドア枠下地工事
  4. 玄関ドア新設(枠、ドア、枠部防水処理)
  5. 解体部外壁新設または復旧
  6. 外壁取り合い防水処

枠ごと玄関ドアを交換するメリットは、開口部を広げたり玄関ドアの種類も自由に選べる点。

逆にデメリットは、工程が多いため工期も長くなり、それだけ費用が高くなってしまうところです。

ちなみに、この枠ごと交換する工事を「ハツリ工法」といっているホームページをよく見かけます。

ハツリとはコンクリートの構造物を部分的に破砕する方法であって、玄関ドアの交換工事をハツリ工法と呼ぶのは、あまり一般的ではありません。

「ウチはハツリ工法にします!」といっても、業者はたぶん「?」となるのでご注意を。

既存のドア枠に新たな枠をかぶせる方法

既存のドア枠に新たな枠をかぶせて、簡単にドアを交換できてしまう方法があり、これを一般にカバー工法といいます。

LIXILのカバー工法掲載元:LIXIL

ドア枠ごと交換するより簡単なので、工期はたったの1日

外壁を壊すこともなく、工期が短いだけに費用が抑えられるは、大きなメリットです。

なので、まずはカバー工法を検討し、それが無理なら壁ごと交換というイメージですね。

ただカバー工法は、既存の枠上に新たな枠をつけるため、開口寸法(ドアの大きさ)はどうしても小さくなるデメリットがあります。

また、玄関ドアは三方枠という上・右・左と枠が回っているのですが、カバー工法では下枠もつくようになって段差ができます

段差ができないようにするには、上図のように緩和材でつまづきにくくするか、土間を削って下枠を埋め込む工事(ハツリ)を追加でしないといけません。

ハツリの場合は、補修も含めプラス1日~2日工期が伸びます。

どちらの方法になるかは現状のドアしだい

玄関ドアを枠ごと換えるか、あるいはカバー工法にするかは、専門の業者に現状のドアを見てもらって判断してもらうのが一番いいです。

安くすませるならカバー工法ですが、それができないケースもあるので、玄関ドアを交換するなら、まずは現地調査をしてもらうことになります。

玄関ドア交換にかかる費用(本体+工事費用)

では続いて、玄関ドアの交換工事にはどんな費用がかかるのか、玄関ドア本体の価格と工事費用について解説していきますね!

玄関ドアの価格は依頼する業者によって違う!?

まずは、玄関ドア本体の価格です。

実は…玄関ドアの価格は、あなたがどの業者に依頼するかで変わってきます

たとえば有名な建材メーカーであるLIXILのホームページを見てみましょう。

LIXILの玄関ドア掲載元:LIXIL

上の画像がそうですが、玄関ドアの定価が記載されていますね?

定価もサイズ・デザイン・性能(断熱ドア・防火仕様等)で変わってくるので、安いものから高いものまで様々です。

ただ、ここに記載されている定価は、あなたがLIXILから直接買う場合の価格

実際は業者を通して買うので、これより安くなります

業界の裏話ですが、LIXILは3年ほど前に大きな方針変更をして、年間の発注量によって各業者への卸値を固定することになりました。

つまり、たくさん発注している業者であれば安く仕入れられるということ!

なので、単に玄関ドアを交換するだけとはいえ、複数の業者に見積もりを依頼して比較することをオススメします。

ちなみにLIXILのリフォームドアであれば、おそらく「リシェント」をすすめられると思います。

玄関ドアを枠ごと交換する場合は10〜20万円

では玄関ドアを交換するときの費用がどのくらいか説明しますね!

まず枠ごと交換する方法では、次のような費用がかかります。

  • 玄関ドア本体の価格
  • 既存外壁の解体・復旧費用:10万円
  • 下地調整費用:1.5万円〜3万円
  • 玄関ドア取り付け費用:4〜8万円

既存外壁の解体・復旧費用

既存外壁の解体・復旧は、ドア枠ごと交換する工事をするときに必要な費用です。
規模や既存外壁の種類(サイディング・モルタル・ALCなど)によって違ってきますが、およそ10万円前後をみておくといいでしょう。
また枠ごと交換する場合は、基本的に土間のハツリが発生します。
ただこれは、解体費用のなかに含まれていることがほとんど。
既存ドアの撤去費用も、解体費用のなかに含まれます。

下地調整費用

下地調整は、既存の下地だと枠を新設できない場合に、下地を追加・調整することです。
解体費用のなかに含まれてる場合がほとんどですが、仮に追加でかかったとすると1.5万円~3万円くらいになります。

玄関ドアの取り付け費用

玄関ドアの取り付け費は、玄関ドアの大きさ、種類によって変わります。
たとえばアルミドア・断熱ドア・防火ドアなど種類によって重量が違い、重量がある方が費用は高いです。
また鍵が電気錠であれば電気工事が増え、ティンプル錠(一般的なキータイプ)より高くなります。

既存枠に新しい枠をかぶせる場合は5〜10万円

既存枠に新しい枠をかぶせるカバー工法にかかる費用は、次のようになります。

  • 玄関ドア本体の価格
  • 玄関土間ハツリ・補修:1.5万円~3万円
  • 玄関ドア取り付け費用:4〜8万円

玄関土間ハツリ・補修費用

玄関土間ハツリ・補修は、既存枠を生かして行う工法の場合必要になる可能性がある工事で、これも規模によりますが1.5万円~3万円程度です。


2種類の方法についてそれぞれ費用を説明しましたが、これはあくまでも相場。

現状のドア次第で追加工事が必要になるかもしれないので、やはり専門の業者に現地調査をしてからでないと、詳しい費用はわかりません。

玄関ドアの交換を依頼するなら?

現地調査で正確な見積もりをだしてもらう

基本的によほど躯体に問題がなければ、玄関ドアは交換はできます。

ただ正確な費用を知るには現地調査が必要で、玄関ドアの交換だけなら、現地調査はだいたい30分程度でおわります。

現地調査

 

することといえば、現状のドア寸法・枠寸法・解体の有無・解体復旧に伴う寸法取くらい。

解体があったとしても、そこまで大きく壊したりしないので確認ヵ所も少ないです。

そして現地調査後に見積もりを作成するわけですが、おおよそ2日〜1週間ほどで詳細な金額がわかります。

現地調査の依頼は、直接リフォーム業者にするのがオススメ

では、その現地調査をどこに依頼するかです。

ひとまず、ホームセンターはあまりオススメしません。

理由は、リフォーム業者に直接依頼した方が、玄関ドア本体の価格が安くなるから。

またホームセンターは、販売のプロですが建築のプロではありません。
無理な施工指示を下請けのリフォーム業者にだして、その結果、追加費用がかかったりすることが実はよくあるからです。

電卓を持った女性

なので玄関ドア交換工事の依頼先は、基本的に建築のプロであるリフォーム業者に直接依頼するのがオススメ。

その場合も、少なくとも2社は比較するようにしましょう。

前に説明したとおり、玄関ドア本体の価格は、同じドアでも業者によって違うからですね。

価格だけでなく、施工内容に丁寧な説明があるか、信頼できる人柄かどうかも比べるようにしましょう。


リフォーム業者の探し方がわからない!というときは、タウンライフリフォームが便利です。

登録しているリフォーム業者が多いので、近隣の優良業者を探して、インターネット上で現地調査の依頼ができます。

新聞
リフォーム産業新聞でも紹介されています。

http://www.reform-online.jp/news/reform-shop/8194.php

さいごに

いかがだったでしょうか?

ここでは玄関ドアの交換工事と、その費用についてできるだけ詳しく説明しました。

玄関ドアを交換するなら、まずは専門の業者に現地調査をしてもらわないと、どんな工事をするか、どんな費用がかかるかわかりません。

まず第一に現地調査です。

玄関ドアひとつで家の表情も変わってくるので、素敵な玄関ドアになるといいですね!