木造住宅の防音対策

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カルタ


木造住宅って、やっぱり音が響きやすいの?

質感があって、自然の温かみがある木造住宅。
ただ、どうしても気になるのが音の問題で、木造アパートなど特に生活音が響きやすそうなイメージがありますよね?

耳を塞ぐ女性

確かに木造住宅は、音が響きやすい特徴を持っています。

ただ最近の木造住宅は、断熱材の進化や気密性の向上によって防音性能は格段に増していますし、対策次第で防音効果はさらに向上できます。

そこでこの記事では、新築するときにできる木造住宅の防音対策5選をお届けします!

あなたのマイホーム計画にお役立てください!

高気密高断熱のおかげで木造住宅の防音効果は向上

木造住宅は、鉄筋コンクリート造と比べて遮音性が低いのは否めません

これは、木材自体が音を伝えやすい性質を持っていることや、構造上どうしても隙間ができやすいから。

ただ最近の木造住宅は高気密・高断熱が主流で、隙間が減り、断熱材によって音が吸収されるので、以前よりも防音性能が格段に向上しています。

家と吹き出し

それでも、生活音や外部の騒音が気になる場合は、各所で防音対策を施すことで、より快適な住環境を実現できます。

家全体の防音性を高める対策を具体的に見ていきましょう。

新築時にできる防音対策5選

新築の木造住宅を建てる際には、壁・窓・床など、各所に防音対策を施すことで、防音効果がアップします。

1. 壁の防音対策

断熱材

 

壁は、家全体の防音性を左右する重要な箇所です。
以下の方法で壁の防音性を高めることができます。

  • 吸音材と遮音材の併用: グラスウールやロックウールなどの吸音材と、石膏ボードや遮音シートなどの遮音材を組み合わせることで、高い防音効果が期待できます。
  • 外壁の素材選び: コンクリートやサイディングなど、遮音効果の高い素材を外壁に使うことも有効です。
  • 二重壁にする: 防音効果を高めるため、石膏ボードを二重に貼る方法もあります。コストはかかりますが、室内にピアノを置くなど、とことん防音にこだわりたいときは検討してもいいでしょう。

ちなみに壁の防音対策は、音の侵入を防ぐだけでなく、室内の音の反響を抑える効果もあります。

2. 窓の防音対策

新築の窓

窓は、壁と比べて薄いため、音を通しやすい部分です。
窓の防音対策には、以下のような方法があります。

  • 窓のサイズを小さくする: 大きな窓は、それだけ音を通しやすくなります。採光とのバランスを考慮しながら、窓のサイズを調整しましょう。
  • 二重窓・二重サッシにする: 二重窓や二重サッシにすることで、空気層が生まれ、防音効果が大幅に向上します。
  • 防音ガラスにする: 複層ガラスや真空ガラスなど、防音効果の高いガラスを選ぶことも有効です。

窓の防音対策は、外部からの騒音の侵入を防ぐだけでなく、室内の音漏れを防ぐ効果もあります。

3. 床の防音対策

床に寝転ぶ子供

2階建て以上の住宅では、特に床の防音対策が重要です。
特にお子さんが走り回る音や物を落とした時の衝撃音は、想像以上に階下に響いてしまうもの。
そこで床には、以下のような防音対策をしましょう。

  • 遮音材を利用する: 床下に遮音材を敷き詰めることで、階下への音の伝わりを軽減できます。
  • 天井裏の断熱材を配置: 天井裏に断熱材を敷くことで、上階からの音を吸収できます。
  • 遮音フローリングにする: 遮音性能の高いフローリング材を選ぶことも効果的です。

床の防音対策は、足音や落下音などの生活音を軽減し、快適な生活環境を作るために欠かせません。

4. 間取りの工夫

間取りを考える夫婦

間取りの工夫は、防音対策では外せないポイントです。
以下のような方法で家の中の音の伝わり方をコントロールすると、静かで快適な空間を実現できます。

  • 水回りを生活空間から離す: キッチンやトイレ、お風呂などの水回りは、生活音が発生しやすい場所です。寝室やリビングから離れた場所に配置することで、騒音の影響を減らせます。
  • 収納スペースを道路側に配置する: 道路側にクローゼットを配置することで、外部からの騒音を遮ることができます。
  • 廊下を挟む:リビングと寝室の間で廊下を挟むことで、生活音の漏れを軽減することができます。

間取りを工夫することで、音の伝わり方をコントロールし、より静かな空間を作りましょう。

5. 玄関ドアの選択

玄関ドアとアプローチ

玄関ドアは、家の第一印象を左右する重要な要素であると同時に、外部からの騒音を遮るための最初の関門といえます。
玄関ドアにも以下のような工夫をしてみましょう。

  • 気密性の高いドアにする: 隙間が少ないドアを選ぶことで、音漏れを防ぎます。
  • 開き戸にする: 一般的に開き戸の方が引き戸よりも気密性が高く、防音性に優れています。

玄関ドアを選ぶときには、デザインだけでなく、防音性も考慮するようにしましょう。

新築後にも自分でできる防音対策

防音マット

ここまで、木造住宅の新築時にできる防音対策を伝えてきましたが、家を建てたあとでも、手軽にできる防音対策があります。
すでに暮らしているなら、以下の方法もオススメです。

  • 防音カーテン・防音シートを設置する: 窓や壁に設置することで、外部からの騒音や室内の音漏れを軽減できます。
  • 隙間テープを貼る: 窓やドアの隙間に貼ることで、音漏れを防ぎます。
  • 防音マット・カーペットを敷く: 床に敷くことで、足音や物を落とした時の音を吸収します。
  • 吸音パネルを設置する: 壁に設置することで、室内の音を吸収し、反響音を抑えます。

これらはコスト的にもお手軽なので、まずはできることから始めてみましょう。

まとめ

木造住宅でも、しっかり防音対策をすることで、快適な住環境にできます。

新築を検討するときは、建築段階で防音対策を盛り込むことが理想ですが、入居後でもできる対策はたくさんあります。

騒音の種類や気になる場所に合わせて、最適な防音対策をして、静かで心地よい暮らしを手に入れましょう!


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