平屋の正解はL字でした。開放感とプライバシーを両立する理想の間取り。34坪L字型平屋の外観パースと笑顔の子供たち

平屋を建てたいけど、提案された30坪の間取りじゃ狭すぎる…
せっかくの注文住宅、憧れのアイランドキッチンや広いリビングは諦めたくない!

先日、他社で提案されたプランにしっくり来ていなかったS様から、そんなご相談をいただきました。

「家族4人でゆったり暮らしたい。でも、予算は抑えたい。そんな都合のいい話、ないですよね…?」

いいえ、あります。
その願いを叶えるために私が作成した、「廊下を削ってLDKを24畳まで広げた解決プラン」を、まずは最初にご覧ください!

ネイビーのガルバリウム外壁と片流れ屋根が特徴的な、モダンなL字型の平屋の外観パース

34坪3LDKのL字型平屋の間取り図。廊下をなくしてLDKを24畳確保し、収納で防音対策をしたプラン

▲L字型にすることで「広さ」と「家事動線」を同時に解決!

🏠 この家の基本スペック

  • 間取り:3LDK(L字型)
  • 延床面積:112.60㎡(33.99坪)
  • 家族構成:夫婦+子供2人(4人家族)
  • 特徴:24畳LDK、アイランドキッチン、回遊動線

これで延床面積は約34坪。
なぜ30坪の予算感でここまで広くできたのか? どうやってプライバシーを守っているのか?
ご依頼主様が抱えていた悩みと合わせて、その「設計の魔法」を解説していきます!

ご依頼主S様

ご依頼主 S様からのご相談

  • 予算:コストは抑えたいが、狭い家はイヤ。
  • 家族:夫婦+子供2人(4人家族)
  • 悩み①:30坪の提案ではLDKが18畳で狭く、子供部屋も4.5畳だった。もっと開放的なLDK(20畳以上)と広い子供部屋(6畳)が欲しい!
  • 悩み②:共働きなので家事を楽にしたい。雨の日でも洗濯物を干したまま仕事に行けるようにしたい。
  • 悩み③:平屋はバルコニーがないので、庭に干すと外から丸見えになるのが心配…。

💡 読む前にチェック!

「予算内で広いLDKは無理…」と諦めていませんか?
実は、廊下をなくすだけで部屋は劇的に広くなります。「自分の予算でどんな広さの平屋が建つのか?」を知りたい方は、私がオススメしている無料の間取り作成サービスでシミュレーションしてみるのが一番早いです。
(※記事の最後で、失敗しない使い方のコツを教えますね!)

【LDK】廊下を消して実現した「24畳の大空間」

S様の一番の願いは「開放的なLDKとアイランドキッチン」でした。
しかし、普通に廊下のある間取りを作ると、どうしても面積が増えて予算オーバーしてしまいます。

そこで私が提案したのが、「廊下を徹底的に削る」という手法です。

24畳の広々としたLDKとアイランドキッチンの内観パース。大きな窓から庭が見える開放的な空間
▲これが34坪の家のリビング!? 廊下をLDKに取り込むことで、この開放感が生まれます

玄関ホール以外に、この家には廊下がありません。
廊下をなくして浮いた面積をすべてLDKに回すことで、憧れの「アイランドキッチン」「24畳の大空間」(リビング10畳・ダイニング6畳・キッチン8畳)を実現しました。

カルタ

FPカルタの解説

家づくりで一番「お金を生み出さないスペース」は廊下です。
廊下を2坪(4畳)減らせば、その分LDKを4畳広くしても建築費は変わりません。
「同じ予算で広く住む」ための、最も効果的なテクニックですね!

【家事動線】天気なんて気にしない!「直線ルート」の魔法

「共働きで忙しいから、とにかく家事を楽にしたい!」
そんなS様のために、「洗う・干す・しまう」が一直線で完結する動線を作りました。

洗面所・脱衣所・クローゼットが一直線に並ぶ家事動線の解説図。赤矢印で移動のスムーズさを表現
▲赤矢印にご注目!これぞ「0歩」で切り替えられる最強動線
  • 晴れの日:脱衣所から勝手口を開けて、すぐ横のテラスへ(外干し)。
  • 雨の日:広めにとった洗面スペース(ランドリールーム兼用)へ(部屋干し)。

乾いた洗濯物は、そのまま突き当たりのファミリークローゼットへ。
天気に合わせて移動する必要がなく、「あっちこっち歩き回る」ストレスがゼロになります。

【防音】廊下がないのに静か?「収納壁」のテクニック

「廊下がないと、リビングのテレビの音が寝室に漏れませんか?」
これは、多くの方が心配されるポイントです。

そこで、この間取りでは「収納」を壁の代わりに配置しました。

リビングと各部屋の間に収納(クローゼット)を配置して防音壁として機能させている間取り図

リビングと個室(寝室・子供部屋)の間に、必ず「クローゼット」を挟んでいますよね?
洋服や布団が詰まった収納は、最高の「吸音材」になります。
これにより、廊下という無駄なスペースを使わずに、プライバシーと静けさを確保できるのです。

【外構】L字のくぼみ+目隠しで「プライベートテラス」に

最後に、平屋特有の悩みである「洗濯物の外干し問題」を解決します。
建物をL字型にして生まれた「くぼみ」をテラスにし、道路側におしゃれな目隠し塀を設置する提案です。

これなら、人目を気にせず洗濯物が干せますし、リビングからの眺めも最高になります。
好みに合わせて、3つのスタイルを作ってみました!

パターンA:風を通す「ルーバーフェンス」

L字型の平屋のテラス部分に木目のルーバーフェンスを設置した外観パース
▲風通し抜群!スタイリッシュな印象になります

パターンB:緑で優しく隠す「植栽の塀」

L字型の平屋のテラス部分に背の高い植栽(生垣)を設置したナチュラルな外観パース
▲ナチュラル派におすすめ。家の中から緑が見えるのも癒やしです

パターンC:リゾート感あふれる「透かしブロック」

L字型の平屋のテラス部分にデザイン性の高い透かしブロック(花ブロック)を設置した外観パース
▲沖縄の花ブロックのような、個性的でリゾートライクな雰囲気に

まとめ:34坪・L字型は「コスパ最強」の選択肢

「平屋=高い」「30坪=狭い」という常識は、間取りの工夫一つで覆せます。

今回のように、

  1. 廊下をLDKに変えて、同じコストで広く住む
  2. L字型+目隠しで、洗濯とプライバシーの問題を解決する
  3. 収納を壁にして、家族の距離感を保つ

この3つを取り入れれば、予算を抑えつつ、S様のように理想の暮らしを手に入れることは十分に可能です!

ぜひ、あなたの家づくりの参考にしてみてくださいね。

📌 この間取りを「Pinterest」に保存する

「家づくりのアイデアとして保存!」という方は、
この画像の上に出てくる「P(保存)」ボタンを押して、Pinterestのボードに保存しておくと便利です。

34坪L字型平屋の間取り図と外観パースまとめ。最強家事動線と3LDKの間取り

※画像をクリックすると保存ボタンが表示されます

不動産FPカルタが教える
失敗しない家づくりの鉄則

カルタ

私は元ハウスメーカーの営業マンで、今は不動産特化FPとして活動しています。

その経験から断言します。家づくりで失敗する人の9割は、「順番」を間違えています。

多くの人は、まず展示場へ行き、営業マンと何度も打ち合わせをして、「理想の間取り」が出来上がってから、最後に価格を知らされます。

これこそが、最も危険な落とし穴。
一度気に入った図面を前にすると、予算オーバーしていても「一生に一度だから…」と無理なローンを組んでしまうのです。FPとして、そんな悲劇をたくさん見てきました。

そうならないための唯一の自衛策は、最初に「予算内でどんな家が建つか」を把握すること。

私がこのブログでタウンライフだけを推奨するのは、間取りだけでなく「諸費用を含めた総額の資金計画書」を無料で作成してくれる唯一のサービスだからです。
営業トークに流される前に、まずはここで「現実的な予算のベース」を手に入れてください。

▼ 実際に届くプランはこんな感じです!

タウンライフ家づくりで実際に届いた手書きの間取り提案書。土地がなくてもOKというメモ書きあり

※土地がまだなくても作成OKです!

✍️ 失敗しない「備考欄」の書き方

相手もプロです。こちらの本気度を伝えると、出てくる提案の質が変わります。以下の赤枠のように具体的に入力しましょう。

タウンライフ家づくりの要望欄入力例

👇 以下の文章をコピーして使ってください

【土地の状況】
・検討中の土地(または希望エリア):〇〇市〇〇町付近
・土地の広さ:35~40坪くらい
(※土地が決まっていない場合は「30坪台で平屋が建つ土地を探してほしい」など)

【家族構成】
・夫婦+子供〇人

【希望する間取り】
・30坪台でL字型の平屋を希望
・できるだけ廊下をなくしてLDKを広くしたい
・テラスとリビングがつながるような開放的な空間にしたい

【予算・その他】
・FPに相談するため、建物本体だけでなく諸費用を含めた「総額」の資金計画書も必ずお願いします。
・コストを抑えつつ、おしゃれな外観にする提案も希望します。

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